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レポート

【UFC】女子バンタム級ホルムが完勝、ランダミーが初の一本勝ち! コンディットが5年5カ月ぶり勝利

2020/10/04 11:10

【プレリム】

▼ウェルター級 5分3R
〇カーロス・コンディット(米国)171lbs/77.56kg
[判定3-0] ※30-27×3

×コート・マッギー(米国)170.5lbs/77.34kg


repost via @UFC

 ウェルター級戦。2002年のプロデビューからMMA30勝13敗の元暫定王者コンディットは、2015年5月のチアゴ・アウベス戦での勝利以降、5連敗中で5年間勝ち星から遠ざかっている。前戦は2018年12月。ライト級からウェルターに上げてきたマイケル・キエサのキムラロックに敗れている。1年9カ月ぶりの復帰戦。

 対するマッギーは2005年プロデビューからMMA19勝10敗。2016年8月のドミニク・スティール戦の判定勝利後は、1勝4敗。前戦は2019年10月に12戦無敗のショーン・ブラディに判定負けを喫している。

 1R、サウスポー構えから入るコンディットの左ミドルに右ストレートを合わせるマッギー。左サイドキック、ボディストレートなど腹狙い。両足をスイッチするコンディットは左手を前に出して右アッパー! オーソから右を振っていたマッギーはカウンターでもらいダウン! しかし同時にブザー。マッギーは鼻骨骨折する。

 2R、サウスポー構えのコンディットは左ミドル! オーソに変えると後ろ廻し蹴りを打ってそのままスイッチし、左ミドルをヒット! 右ローを返すマッギー。

 3R、右ハイで牽制するマッギー。オーソからワンツーで前に出るコンディットはオーソから左ミドルをヒット。しかしマッギーも右ボディストレートを連打。しかしコンディットはマッギーの蹴り足を払いコカす。右を伸ばすマッギーだが、コンディットの距離は遠い。蹴りで足をひねったかコンディットが後退。しかし左ミドルを果敢に当てる。右を当てるマッギー。コンディットは顔をしかめながらも跳び蹴りのモーション。コンディットのフェイントに前進したマッギーは右をヒットもブザー。

 判定は3-0でコンディットが勝利。実に5年5カ月ぶりの勝利をオクタゴンで上げた。

“ナチュラルボーンキラー”コンディットは試合後、「長い時間がかかった。手術もしたし、随分と浮き沈みがあったものだ。マッギーは鼻を壊したのに超タフだったよ。次に待っていることが何であれ、自分のパフォーマンスを維持し続け、自分の獲得してきたことに集中していくよ」と淡々と語った。

 また、インタビュアーから、対戦を煽っているマット・ブラウン、ニック・ディアズとの再戦(※2012年2月にコンディットが判定勝ち)について問われたコンディットは、「そういう話は何度も上がってきたけど、次が誰であろうと構わない。いつでもやれるよ。年末か年明けに試合をしたい」と受けて立つとした。

◆コンディット「彼の鼻がブーメランみたいになっていたから、もっと攻めるようにした」

「このレベルで長く戦っていると、勝つこともあれば負けることもある。俺もまだそうだ。でもまだ俺の中にガッツはある。2020年の波乱にぴったりだな。久々の勝利だ。2年くらい戦っていなかったから、いい気分だ。俺はこれが大好きだからな。自分のやっていることが気に入っている。勝っても負けても。俺はコンペティターだ。試合に出て自分の腕を上げてもらうためにやっている。(ゲームプランの)一部がサウスポーと長く戦うことだった。理由はどうあれ、コートはあまり打ってこなかった。かなりいいレスリングゲームを仕掛けてきたけどね。ケージに対してプレッシャーをかけてくるのがうまいし、削ってくるのがうまい。そこはあいつのすごいところだ。でも、向こうはほとんど打てなかった。ペースを上げていきたい。彼の鼻がブーメランみたいになっていたから、もっと攻めるようにした。コートは立ち上がったけど、実際に何が起きたのかは分かっていなかったと思う。試合が終わったと思ったんじゃないかな。手を上げてもらうのが久々だったから、気分は最高さ」

▼フェザー級 5分3R
△シャルル・ジョーデイン(カナダ)145lbs/65.77kg
[判定1-1] ※30-27, 28-29, 28-28

△ジョシュア・クリバオ(豪州)145.5lbs/66.00kg

▼ミドル級 5分3R
〇ナッソーディン・イマボフ(フランス)185.5lbs/84.14kg
[判定3-0] ※29-27×2, 29-28

×ジョーダン・ウィリアムズ(米国)182lbs/82.55kg

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