MMA
レポート

【UFC】女子バンタム級ホルムが完勝、ランダミーが初の一本勝ち! コンディットが5年5カ月ぶり勝利

2020/10/04 11:10

【セミメインイベント】

▼ヘビー級 5分3R
〇カルロス・フェリペ(ブラジル)263lbs/119.30kg
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28
×ヨルガン・デ・カストロ(カーボベルデ)261lbs/118.39kg

 カストロ、フェリペともにオーソドックス構え。圧力をかけるフェリペはワンツーで前へ。2R、右ローを当てるカストロにフェリペは右オーバーハンド、さらにボディ打ちを効かせて金網に詰めるが、体を入れ替えるカストロ。離れて巧みに左ボディを突くフェリペ。詰めると金網際で右ヒジも突く。カストロはオーソから左ミドルを当てるが、分厚い腹は効きづらいか。

 3R、ダブルレッグに入るカストロ。テイクダウンさせないフェリペ。押し込むカストロだがスタミナ厳しい。左の縦ヒジを突くフェリペに距離を潰すカストロ。下がりながら跳びヒザも打つフェリペだが、カストロはひたすら押し込んで細かい打撃を打つもブレーク。最後10秒はカストロが距離を取りブザー。

 判定は3-0で手数多く攻めたフェリペが勝利した。試合後、フェリペは公式インタビューに「この勝利は大きい。多くの人が自分の軌跡を分かってくれていると思うけど、2年前、UFCと契約したけど契約解除された。ものすごくイラついたよ。UFCにカットされたのと同じ月に祖母を亡くしたんだ。自分にとっては本当につらい時間だった。戦うこともすべてを辞めてしまおうかと思ったこともある。コーチや友達がそれを許してくれなかったけどね。だから、今回の勝利は祖母と、昨年に自殺した友人の2人に捧げたい」と悲痛な思いを経て獲得した勝利であることを語った。

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