▼バンタム級 5分3R
〇カイラー・フィリップス(米国)136lbs/61.69kg
[2R 0分44秒 TKO] ※バックマウントからパウンド
×キャメロン・エルス(英国)136lbs/61.69kg
この日、ジャーメイン・デ・ランダミー、ドゥスコ・トドロヴィッチ、ルイージ・ヴェンドラミニと並んで「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」を受賞したカイラー・フィリップスは、公式のインタビューに、「自分の仕事が大好きなんだ。これ以上、自分に何ができるとも思わないし。もう1試合したい。ファイトアイランドは凄いところだ。気に入った。2020年は、環境がどうあれ、俺は恵まれていると思うし、それを最大に生かしたい。自分が一番だと思うから。だから俺はザ・マトリックスって呼ばれているのさ」と、バック宙を披露して豪語。
さらに、「もう一回、やろうぜ。もちろん、いろいろとレベルはあるし、フィニッシュできると予想していた。相手は試合に臨み、KOしようとしてくる。右の強打がすごい。それを乗り越えられたことを嬉しく思う。ハイキックでとらえられたと思ったんだけど、ちょっとためらってしまって、少し遅れたんだ。2Rはキックで相手を倒した。もっと自分のパンチに自信を持ちたかったし、終盤の蹴りももっと決めていきたかった。相手がダウンしたとき、俺にはギブアップし始めているように見えた。でも、すごい試合にできたのは彼のおかげでもあるけど、これにはレベルというものがある。毎日、一瞬一瞬がそれを生かすチャンスになる」と語った。