キックボクシング
レポート

【REBELS】まだまだ燃える炎出丸が大川一貴に勝利、工藤“red”玲央が熱戦の末KO勝ち

2020/10/03 22:10

▼原島 モルモット 佑治引退式


 原島はいつも通り、モルモット帽を着用してリングに向かい、浦林幹とのエキシビジョンマッチを行った。体格で勝る浦林に、原島はロー、ミドル、ハイと積極的に攻撃を繰り出していく。終盤にはコーナーに詰めて、パンチの連打から右のハイキックで会場を沸かせた。


 エキシビションのスパーリングを終えて、原島は「試合の時は、3分3Rやってたけれど、2分でも凄い疲れました。最近は頑張ってたんですけれど、現役の人は凄いなと思いました」と語る。


 そして、「最後にどうしてもやりたい、最後にチャレンジしたいことがあります」というと、彼女をリングに上げて「去年の試合をきっかけに付き合い出して、俺なんかじゃ足りないかもしれないけれど、2人で一緒に幸せになれるように頑張るから結婚してください。モルモット帽を被ってください」とプロポーズ。彼女からは「宜しくお願いします」との返事を貰い、見事公開プロポーズを成功させて引退の10カウントゴングを聞いた。 

▼第4試合 61.5kg契約 3分3R BLACKルール
×小野幹晃(IGGY HAND'S GYM)
TKO 3R 2分54秒 ※レフェリーストップ
◯岩郷泰成(HIGHSPEEDジム)


 序盤から小野が左ジャブを伸ばしていくと、岩郷は左ミドルで迎え撃つ。2Rになると、小野がバックスピンキックをボディに突き刺し、岩郷も左ミドルを返していく。


 3R、左ミドルで攻める小野に、岩郷が近距離で左右のフック、ヒザ蹴りをまとめて、小野が膝をついたところでレフェリーはダウンを宣告。立ち上がった小野だが、岩郷はヒザを蹴り込み、小野は何度もバランスを崩されるとダメージが明らかになり、レフェリーが試合を止めた。


 勝利した岩郷は「納得出来てなくて。しょっぱい試合だったけれどまだこんなもんじゃないし、もっと上に行きたい。こんな試合じゃ全然駄目なので、リングに戻ってきてもっと強いところを見せられるように頑張ります」とアピールした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント