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【UFC】無敗対決を制しアデサニヤが2度目の王座防衛! ブラホヴィッチがライトヘビー級新王者に。フライ級で新星ロイバルがカラフランスに一本勝ち!=UFC 253

2020/09/27 12:09

▼UFC世界ライトヘビー級王座決定戦 5分5R
〇ヤン・ブラホヴィッチ(ポーランド)
[2R 4分36秒 TKO]
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ドミニク・レイエス(米国)
※ブラホヴィッチが新王者に。

 ジョン・ジョーンズのタイトル返上を受けて、ライトヘビー級1位のドミニク・レイエスと、3位のヤン・ブラホヴィッチがライトヘビー級王座決定戦に臨む。

 MMA12勝1敗のレイエスは、2月の前戦でジョーンズの王座に挑戦し打撃で攻勢に立つも、レスリングでコントロールされて判定負け。MMA初黒星を喫した。

 対するブラホヴィッチはMMA26勝8敗。キックボクシングと柔術をバックボーンに持ち、2月の前戦では、コーリー・アンダーソンに1R KO勝ちで王座挑戦を決めた。

 1R、サウスポー構えから左ストレートを当てるレイエス! オーソドックス構えのブラホヴィッチはクラウチングで圧力をかける。左ハイ・前蹴りで牽制するレイエス。ブラホヴィッチの右ミドルに、左ミドルを蹴り返す。

 ワンツーから前進し左ミドルに繋ぐブラホヴィッチ。下がりながらブロッキングするレイエスはカウンターを狙う。ブラホヴィッチの強烈な左ミドルでレイエスは右脇腹を赤く腫らせる。

 2Rも先に詰めるのはブラホヴィッチ。左の蹴りを避けてか左回りのレイエス。しかし一転、右の外足を取るとワンツー。しかしブラホヴィッチはブロックの上に左右フック。レイエスの右ジャブ、左ハイをかわす。左ミドルを当てるレイエス。しかし大きな右を振って歩いて、左ミドルをまたも当てるブラホヴィッチ!

 詰めるブラホヴィッチは、右アッパーから返しの左フック! さらに前進して右ストレートを効かせると、打ち返しにきたレイエスにカウンターの左フック! 後方に倒れたレイエスにブラホヴィッチは中腰で3発パウンド、すぐにレフェリーが間に入った。

  UFC4連勝でポーランド男子選手として初のUFC世界王者に輝いた37歳ブラホヴィッチは、ケージの中でベルトを腰に巻くと、「ジョン・ジョーンズ、どこにいるんだ。ポーランドでこうして待っているからな。自分にとって何も新しいことは無い。大ごとじゃない。でもベルトを巻けたことはとても嬉しいよ」と王座を返上したJJに呼び掛けた。

 さらに「レイエス戦に向けてしっかり準備をしてきた。サウスポー構えだろうが、どんな構えでも対応できるようにやってきたんだ。皆さんありがとう。ポーランド、世界中のファン、みんな僕にエナジーを与えてくれてありがとう」とポーランド語、続けて英語で感謝の言葉を述べた。

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