▼フライ級 5分3R
〇ブランドン・ロイバル(米国)
[2R 0分48秒 ギロチンチョーク]
×カイ・カラ・フランス(ニュージーランド)
フライ級7位のカラフランス、9位のロイヴァル。カラフランスはMMA21勝8敗。2016年12月にRIZINで現ONEファイターに和田竜光と対戦。和田にカーフキックを効かされ判定負け。UFCでは4勝1敗で、2位のブランドン・モレノにしか敗れていない。フライ級ながら21勝中9KOを誇る。
LFAからUFC入りしたロイヴァルはMMA11勝4敗。5月の緊急参戦でUFC初参戦。強豪ティム・エリオットを肩固めで極める衝撃デビューを果たした。
1R、フライ級で175cmの長身のロイバルはサウスポー構え。オーソドックス構えのカラフランス。ロイバルの左ハイに右ローを合わせ、尻餅をつかせるカラフランス。さらに右ストレート! しかし詰めたカラフランスにロイバルはバックヒジを当ててダウンを奪う。
しかし、スクランブルで上になるカラフランス。下のロバルはフットチョーク、オモプラッタでスイープし上を取ると、ハーフからパスガード。亀になるカラフランスのバックを取ろうとするが、足をかけさせないカラフランスが立って離れる。
ロイバルの左ハイをかわすカラフランス。テイクダウン狙いのカラフランスにロイバルはギロチンチョーク、三角絞めからの草刈りで立ち上がる。
カラフランスの頭を下げたパンチにヒザを打つロイバル。右で差して体を入れ替えるカラフランス。
2R、ロイバルの圧力にダブルレッグに入るカラフランス。首を外に出してあげるが、そこにギロチンチョークはロイバル。カラフランスはテイクダウンにはいかず持ち上げるが、引き込むロイバルはアームインギロチンをクローズドガードに入れて極めた。
2️⃣-0️⃣! @BrandonRoyval is running through the flyweight ranks.
— UFC (@ufc) September 27, 2020
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LFA出身のロイバルはこれで12勝中8つの一本勝ち。フライ級でマネル・ケイプはこの男に果たして勝てるのか?
ロイバルは試合後、「もっといい流れで出来ればよかったけど、最後は1Rの失敗を払拭できた。もっとパンチを出したかったけど、カラフランスのパンチが強かった。今日は自分の強さを証明できたと思う。年内でできればトップ5と戦いたい」と語った。
また、バックステージでは、「今日の見せ場をここで作ることができた。もっと大きなショー、もっと良い試合、もっと多くのファイトマネー。大きければ大きいほどいいんだ。ここにいるのは夢のようだ。今までで最高の経験だよ」と今後のビッグマッチに意欲を見せた。