3月8日~17日の間、タイで行われたアマチュアムエタイ世界大会。日本チームは鴇稔之氏を代表に、立川KBA・伊藤浩之会長を総監督として大会に臨んだ。
世界50ヵ国が参加したこの大会で、新興ムエタイジム所属の小林亜維二(こばやし・あいじ)がU-13・57㎏以下級で金メダルを獲得。その他もチームジャパンはメダルラッシュとなり、所属・団体を超え交流を深めた。
大会にはNJKF理事長で新興ムエタイ会長である坂上顕二も同行。「これまで存在だけしか知らなかったアマムエタイ世界大会でしたが、今年はうちの選手を選んで頂けたことで初めて参加ができました」と坂上。
さらに「世界から50カ国が集まった華やかな会場に驚きましたし、各国のチームがそれぞれチームのユニフォームを着て自国の選手を応援をする様はムエタイのオリンピックといったイメージで、今後のアマチュア選手の目標になっていくだろう素晴らしい大会でした」と続け、アマチュア・一般選手の最高峰に出会えたことを感謝した。
また金メダルを獲得した小林(※写真上)は「自分がムエタイを始めた時はこういうチームに選ばれると思っていなかったので、選ばれた時はすごく嬉しかったです」と大会参加を振り返り、「金メダルを獲った時は嬉しいというより驚きました。応援してくれた友達やジムの仲間、でも1番は両親に伝えたかったです」と初々しくコメントした。
そして今回を励みに「今はまだアマチュアのベルトが一つしか獲れていないので、今の階級でまた日本でベルトを獲りたいです」と今後の意気込みを語った。