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レポート

【ZST】 IGLOO米倉が八田をヒールで極める! イゴールもレダにヒール一本勝ち=8.30「BH07」

2020/08/30 05:08

▼第4試合 GTルール ストロー級 7分1R
△杉内由紀(ポゴナクラブジムさいたま支部)
[時間切れドロー]

△伊澤星花(高本道場)

 杉内は2019年4月の「QUINTET FIGHT NIGHT 3 in TOKYO─Female Open Team Championship 2019─」で、池本美憂、杉本恵、長野美香を相手に3人抜きの一本勝ちを極めている実力者。

 対する伊澤星花はデビュー戦。2012年のレスリング全国中学生選手権女子57㎏級で優勝するなど、中学時代から柔道とレスリングの二足の草鞋を履いてきた。現在は高本道場所属で、出稽古では渡辺華奈、青野ひかるらとも練習を積んでいる。

 女子のGTFルール戦に勝村プロデュサーは「この試合が盛り上がれば女子にも力を入れていきたい」と語っている。

 シッティングガードの杉内は下から外掛けヒール、足関節狙い。ロールして足を抜く伊澤は、かつぎパスから腕十字狙いも杉内はすぐに体を起こす。最後は伊澤のアンクルと杉内の内ヒールのかけあいで時間切れドローに。

 試合後、杉内は「伊澤選手が思ったよりも強くて、デビュー戦とは思えなかったです。女子トーナメントをやってくれたら絶対勝ちます。目標はちょっと強みのおばちゃんになることです」とコメント。

 伊澤は、「十字で極めきれたかったけど(杉内は)エスケープがすごくうまかった。応援ありがとうございます。ほんとうは毎日毎日、勝利者インタビューの練習をしてたんですけど(笑)。目標は総合格闘技で世界一になることです」と挨拶した。リング上で両者にインタビューした勝村プロデューサーは女子GTFトーナメント開催に向け前向きに動いていくことを語った。

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