▼DEEPバンタム級 5分3R
×高野優樹(FIGHT FARM)61.65kg
[1R 0分42秒 ギロチンチョーク]
○笹 晋久(パラエストラ千葉)61.35kg
バンタム級で、高野優樹(FIGHT FARM)が、笹晋久(パラエストラ千葉)と対戦する。当初、高野は5月6日大会で注目の新鋭・米山千隼と対戦予定だったが、相手は笹に変更となった。
MMA8勝6敗の高野は、レスリング出身の29歳。2016年6月に釜谷真のギロチンで一本負けも、2016年11月に沼倉雄太に判定勝ち。2017年3月には若菜千明に腕十字で一本勝ちで連勝も、7月に窪田泰斗に判定負け。10月に城田和秀に1R TKO勝ちを収めて以来、2年間試合から遠ざかっていたが、和術慧舟會HEARTSからハワイのグレイシー・テクニッスク・ホノルルで武者修行を積み、心機一転、FIGHT FARMに移籍。
2019年12月、高野は2年ぶりの試合でいきなり元王者・大塚隆史と対戦するも判定0-3で敗れた。今回が再起戦となる。
対するプロ修斗4勝1敗の笹は、修斗で村田康大(ジェイクムラタ)、よしずみ、山城翔、一條貴洋に勝利も、2018年7月に加藤ケンジに判定0-2で敗れ、2020年3月にDEEPバンタム級で復帰。ハシャーンフヒトをドミネートし、判定3-0で勝利している。実力者同士の一戦は組み技でがっぷりとなるか、それともスタンド勝負となるか。
1R、左の蹴りから入る高野。笹は右オーバーハンドを打つ。高野はダブルレッグに入るが、すぐに右腕で差し上げた笹。構わずその腕を巻き込んで、右腕はヒザ裏を掴んでテイクダウンに行く高野。そこに笹はノーアームギロチンチョークをセット。クローズドガードに入れて絞め上げると、高野が失神。笹が見事、一本勝ちした。