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レポート

【Krush】新型コロナの影響で試合ができなかった選手たちの想いが爆発「試合に飢えている選手たちの気持ちが見られてよかった」(中村プロデューサー)

2020/08/22 14:08

▼第4試合 Krushライト級 3分3R
〇羽鳥 仁(ポンムエタイジム)
KO 1R 2分39秒 ※右フック
×田勢ジャイル(パラエストラ栃木)


 1R序盤からパンチをフル回転させていく羽鳥。田勢は蹴りで対抗するが、羽鳥のパンチの回転が速い。田勢もパンチを返していくと羽鳥は強い右ローを蹴り、田勢が蹴り返すと今度はパンチを合わせる。


 打ち合いとなって右フックでダウンを奪った羽鳥はその後もパンチの連打で一気に攻め、反撃する田勢にバックスピンキック。これで動きが止まった田勢に右フックを叩き込み、羽鳥が豪快なKO勝ちを飾った。


 羽鳥はマイクを持ち、「自分は格闘技に人生を捧げて今日が初めての試合でした。これからもっと強くなってトップの選手を倒せるように頑張ります」と初陣の勝利を喜んだ。

▼第3試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R
〇川島康佑(HALEO TOP TEAM)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
×井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)


 1R、川島は両手を下げた独特の構えから左右の強打を顔面、ボディに放つ。井上はローを蹴っていくが、変則的な角度から飛んでくる川島のパンチにやりにくそうな印象。


 2Rになると川島は蹴りの数を増やしてサイドキックやヒザ蹴りを繰り出す。井上はパンチを警戒しつつローを蹴っていき、ハイキックでけん制。川島は1Rほどパンチにウェイトが乗らなくなってきた。


 3R、ここまでパンチ中心だった川島がローを多用するとこれが効果的にヒットし、井上はバランスを崩す。逆にここまで蹴り中心の戦いを見せていた井上がパンチの連打で攻め込み、川島の顔面を捉える。それでも川島が強いローからのパンチで優勢を保ち、判定勝ちした。

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