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【UFC】ホジェリオがショーグン相手に引退試合で惜敗「若い世代に譲る時が来た」、ウィテカーはティルを下す

2020/07/26 00:07

▼ウェルター級 5分3R
○アレックス・オリベイラ(171lbs/77.56kg)ブラジル
[判定3-0] ※30-27×3

×ペーター・ゾボタ(171lbs/77.56kg)ドイツ

 1R オーソドックス構えのオリベイラは左手を前に。サウスポー構えのソボタ。オリベイラは右の前蹴りを効かせる。さらにゾボタの入りに右ミドルを当てる。さらに右ハイ、ミドルと上下に打ち分ける。

 2R、ダブルレッグで金網まで詰めるゾボタは右で差すが、頭を下げるとそこにオリベイラはヒジ連打! 体を入れ替えるとゾボタは離れる。ゾボタは頭頂部から出血。オリベイラの右前蹴りが金的に。中断後、再開。オリベイラの左前手の指がアイポークになり再び中断。再開。ゾボタの入りにオリベイラは右ストレートを当ててダウンを奪う。

 3R、左ミドルから先に入るゾボタ。しかしオリベイラは打点の高い右の前蹴り。ゾボタはダブルレッグに入るががぶり切るオリベイラ。右ミドルをヒットさせる。さらに右の二段蹴り! ブロックするゾボタ。左前手を前に前後の出入りのオリベイラ。右ジャブを伸ばすゾボタだが、オリベイラはその打ち終わりにワンツー。ゾボタは左ストレートを繰り出すが、右ミドルを巧みに当てるオリベイラ。フェイントを繰り出しブザー。

 判定は3者30-27でオリベイラが勝利。グンナー・ネルソン、マイク・ペリー、ニコラス・ダルビーには敗れたオリベイラだが、2020年3月のマックス・グリフィン戦のスプリット判定勝ちに続く判定勝利で2連勝となった。ソボタは2018年3月のレオン・エドワーズ戦のTKO負けに続く連敗。

 試合後、オリベイラは「今回の試合に勝つために必死にやってきた。戦略は見ての通り、相手が来るのを待って自分のストライキングを生かす。まったく違うファイターになったんだ。トレーニングキャンプでいろいろと変更した。トップ15を外れたけど、復活したいし、またトップの人たちと戦いたい。このスポーツは俺の人生を変えた。俺にとってはこれが一番大事なんだ」とあらためてMMA愛を語った。

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