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レポート

【UFC】ホジェリオがショーグン相手に引退試合で惜敗「若い世代に譲る時が来た」、ウィテカーはティルを下す

2020/07/26 00:07

▼女子ストロー級 5分3R
○カーラ・エスパルザ(116lbs/52.62kg)米国
[判定2-1] ※29-28, 28-29, 29-27

×マリナ・ロドリゲス(115.5lbs/52.39kg)ブラジル

 1R、ともにオーソドックス構え。シングルレッグでテイクダウンはエスパルザ。ロドリゲスは下からヒジでエスパルザが目尻をカット。スラムするエスパルザ。ロドリゲスは三角絞め狙い。エスパルザはアキレス腱固めを狙う。しかしこの際で上を取るロドリゲス。足を効かせて立つエスパルザはシングルレッグへ。切りながらロドリゲスはヒジを入れる。


 2R、エスパルザのダブルレッグを切るロドリゲス。エスパルザはなおもダブルレッグでテイクダウン。クローズドに入れて下からヒジを狙うロドリゲス。さらに蹴り上げで立とうとするがここはエスパルザもついていく。再び蹴り上げもついていくエスパルザ。下からの足をストレートフットロック(アキレス腱固め)にとらえるエスパルザ。しかしヒザを曲げ上体を折り曲げ、鉄槌はロドリゲス。エスパルザの左まぶたのカットから出血が激しくなる。


 3R、先に圧力をかけるロドリゲスは右のスーパーマンパンチ。エスパルザの組みを切って打撃を入れるが、エスパルザもシングルレッグでテイクダウン。その立ち際をアッパー、左フックをヒットさせる。金網で立つロドリゲスだが、すぐにダブルレッグテイクダウンはエスパルザ。ヒジを打ち落とす。フルガードのロドリゲスは下から長い手足を使ってコントロール。いったん体を離してパウンドで飛び込むエスパルザに三角絞めを狙うが、ここは察知して外すエスパルザ。

 足を解いたロドリゲスは片手を前に柔術立ちで立ち上がるもすぐにエスパルザはダブルレッグテイクダウン。マウント奪いブザー。前半の裂傷のダメージから取り戻した。

 判定は2-1のスプリット(29-28, 28-29, 29-27)でテイクダウンを奪い、アグレッシブに攻めたエスパルザが接戦を制した。エスパルザはヴィルナ・ジャンジローバ、アレクサ・クロッソ、ミッシェル・ウォーターソン、ロドリゲスを相手に4連勝。MMA17勝6敗とした。UFC2勝1分けだったロドリゲスは初黒星。MMA12勝1敗2分となった。

 試合後、エスパルザは、「作戦通りの試合運びができたと思う。相手はヒザ蹴りもエルボーも強いし、打たれ強さもある選手なのでテイクダウンで攻め続ける戦法を選んだ。自分の方がグラウンドでは勝っていたのは知っていたけど、何度か彼女の反撃を受けてしまう場面もあった。すごくタフな相手だったので、そう簡単にサブミッションを決められないだろうと思っていた。無敗の選手に勝つのは嬉しい。もう一度タイトルを手にしたいという思いが強い。必ずここからもう一度勝ち上がってタイトル戦を勝ち取りたい」と王座挑戦にたどりつきたいとした。

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