MMA
レポート

【UFC】カルビーヨ、ヴェットーリが体重超過の相手を下す。フィリがジョーディンとの接戦制す

2020/06/14 03:06

▼バンタム級 5分3R
〇ジョーダン・エスピノーサ(米国)135.5lbs/61.46kg
[判定3-0] ※30-27×2、30-26
×マーク・デ・ラ・ロサ(米国)136lbs/61.69kg

▼女子フライ級 5分3R
〇マリヤ・アガポバ(カザフスタン)125.5lbs/56.93kg
[1R 2分42秒 リアネイキドチョーク]
×ハンナ・シファーズ(米国)125lbs/56.70kg

 カザフタンのアガポワは2019年7月の「Contender Series 2019」でトレイシー・コルテズに判定負けも、2019年9月の「Invicta FC: Phoenix Series 2」でアレクサ・コナーズに1R リアネイキドチョークで一本勝ち、続く10月の「Invicta FC 37」でもマリリア・サントスに1R パウンドでTKO勝ちし、UFCデビューを決めた。

 対するサイファースは、UFC2勝3敗。コロナ禍のなか、2020年はなんと今回で3試合目で、1月にアンジェラ・ヒルにTKO負け、5月30日にマッケンジー・ダーンのヒザ十字に一本負けしたばかり。

 1R、サウスポー構えのアガポワに、オーソドックス構えのサイファース。女子フライ級ながら173cmと身長以上に長い左ストレートをヒットさせるアガポワ。頭を振って中に出入りするサイファースをさばくと、打ち終わりに左も当てる。さらに左右ラッシュを浴びたサイファースは左で差して組み付いて金網に押し込むが、体を入かえヒジを打ち込むのはアガポワ。

 サイファースの組みを突き放しワンツーを連打で打ち込む。左を浴びたサイファースが金網に詰まると首相撲&ヒザ。両脇を差して体を入れ替えるサイファースだが、アガポワは突き放す。

 左ミドルを当てて左ストレートで前に出るアガポワは、再び首相撲&ヒザ! 両脇を差して頭をアゴ下につけてきたサイファースを小手に巻いてから離れる。左に下がるサイファースを追うアガポワは、左ハイ! 腰から崩れるサイファースに右を連打し、首相撲&ヒザで回してバックへ。スタンドで右手を首に巻き両足をフックして背後に引き込み、リアネイキドチョークでタップを奪った。

 一本勝ちしたアガポワは、「とても幸せ。また夢がかなった。ダナのコンテンダーシリーズで負けてから国(カザフタン)に帰らず米国にステイした。そしていまUFCにいる! シェイナ・ドブソン、戦いましょう!」と指名した。

▼140ポンド契約 5分3R
〇メラブ・ドバリシビリ(ジョージア)139lbs/63.05kg
[判定3-0] ※30-26×2、30-25
×グスタボ・ロペス(米国)140lbs/63.50kg
※レイ・ボーグは欠場

▼女子バンタム級 5分3R
〇ジュリア・アビラ(米国)135lbs/61.24kg
[1R 0分22秒 TKO] ※左右ラッシュ
×ジーナ・マザニー(米国)136lbs/61.69kg

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