K-1K-1
K-1
レポート

【Krush】K-Jeeが初回KOで加藤久輝にリベンジ&初V、近藤魁成はダウン奪い再起戦に勝利、吉岡ビギンは晃貴を4度ダウンさせる圧勝

2020/03/28 18:03

▼プレリミナリーファイト第3試合 Kush女子アトム級 2分3R
〇チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
判定3-0 ※30-28×3
×森川侑凜(サポートスクールグレス)


 チャン・リーのプロ戦績は2勝4敗1分で、Krushはこれが3戦目。2018年9月以来の勝利を目指して「今回からK-1ジム五反田に移籍して新しい環境で今回の試合に臨む。


 対する森川は第8回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス 女子-45kg優勝の実績を持ち、2月に行われたK-1 JAPAN GROUPの年間表彰式『K-1 AWARDS 2019』ではアマチュア最優秀選手賞を受賞している。2019年12月のプロデビュー戦はドローに終わり、今回の試合で初勝利を目指す。


 1Rから前に出るのは森川。ワンツーとローで攻め込んだが、2Rになるとリーは前蹴りで森川の全市を止めてワンツー、左フックを打つ。リーのパンチが当たり始め、森川の顔が赤くなる。さらにリーは手数を増やし、右ハイキックも。森川はパンチをまともに顔面にもらった。


 3R開始早々、リーの右ストレートからの右ハイがヒット。森川はパンチを出して前へ出るがリーは両手を伸ばして防ぎ、逆にワンツーを当てていく。さらに前蹴りで距離を取られ、森川のパンチは空を切る。最後までリーがパンチを放ってヒットを奪い、嬉しいプロ3勝目、Krushでは初の勝利を飾った。

▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushフェザー級 3分3R
〇水津空良(優弥道場)
判定3-0 ※29-28、29-27、30-28
×立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)


 1R、水津はサウスポーから左三日月蹴りを命中させ、パンチでもレバーを狙う。左三日月蹴りからの左ストレート、さらに右フックと強い攻撃を放っていく水津。


 2Rになると立基もワンツーで前へ出ていく。左で迎え撃つ水津だが、立基の勢いに下がり気味。立基もボディを攻めていく。


 3R、打ち合いに行く両者だが近付きすぎる立基は度重なるホールディング。試合終了直前に減点1を取られ、水津の勝利となった。

▼プレリミナリーファイト第1試合 Krush女子アトム級 3分3R
×谷田美穂(K-1ジム大宮チームレオン)
判定0-3 27-30×3
〇加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)


 プロ戦績3戦3敗で白星が欲しいサウスポーの谷田と第30回K-1アマチュア チャレンジBクラス 女子-45kg優勝の実績を持ち、今回がプロデビュー戦となるサウスポーの加藤が対戦。


 1R開始から勢いよく突進するのは谷田。パンチを放ってどんどん前へ出たが、突っ込むところに加藤に左フックを合わせられてダウンを奪われる。


 2Rもパンチで突進する谷田に加藤は左ミドル、前蹴りで対抗。加藤の左フックがまたもヒットするが、谷田は左右のパンチを繰り出しての突進を止めない。谷田の顔は赤く腫れ、鼻血も出す。


 3R、谷田の突進にホールディングしてしまう加藤に警告が与えられるが、左ストレートをクリーンヒット。谷田は最後まで手出しながら前進を続けたが、ダウンを奪った加藤がプロデビュー戦を勝利で飾った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント