2025年2月1日(日)大阪・エディオンアリーナ大阪『Krush186』(夜大会)のメインイベントにて、Krushフェザー級3分3R延長1Rで松本海翔(TAD)と対戦する新美貴士(名古屋JKファクトリー)のインタビューが主催者を通じて届いた。
新美は2018年8月からK-1 GROUPに参戦し、2020年の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝して王座に就いた。同王座は2022年5月の4度目の防衛戦で玖村修平に敗れて失っている。2023年6月に無敗の寺田匠からダウンを奪って初黒星を付け、2025年2月にK-1フェザー級王者になった寺田と再戦したが判定負けで王座奪取ならず。9月の中国遠征でジャン・ヨンに敗れ3連敗中。戦績は18勝(8KO)13敗1分のサウスポー。
圧倒的に力の差を見せて勝つ
──昨年は2月に寺田匠戦、4月に関口功誠戦があって、9月に中国で試合。ただ勝ち星のない1年になってしまいましたが、ご自分ではどうでしたか?
「結果がついてこなかったのは仕方ないところもあるんですけど、自分の力不足だったってことを改めて思いました」
──ここまでキャリアも重ねてきた中では、この連敗は痛かったのでは?
「結果が悪かったというだけで、全部の内容が悪かったわけではないので。改善するところとか、伸ばしていくところはしっかり分かったので、そこを踏まえて、次に強くなれるようなステップになればいいかなと思っています」
──そして今回はKrush大阪大会への出場となりました。オファーを受けた時はどう思いましたか?
「試合をいっぱい重ねていきたいなと思ってたので、いいタイミングでオファーをもらえて、ちょっとうれしかったですね。それに大阪での試合も久しぶりだったので、大阪のファンの方にも楽しみにしてもらえればなと思ってます」
──相手の松本海翔選手が地元・大阪なので、アウェーになると思いますが、そこはどうですか?
「名古屋で戦う方が、応援団が多かったりして戦いやすいっていうのはあると思うんですけど、アウェーは中国とかでも何度も経験しているので、気にせず戦えるかなと思ってます。しっかり自分のペースで戦いたいです」
──その相手、松本海翔選手はタイトルマッチで初黒星の後、2連続KO中という、若くて波に乗っている選手です。どんな印象ですか?
「19歳っていう若さなのに強いし、まだ強くなると思ってます。しっかり倒せる力があるし、それに伴った勝率というか実績があって、総合的に強いですね」
──その中で特に警戒する部分というと?
「特にこれというのはないんですけど、サウスポー同士の試合なので、そこがどうなるかというところですかね。そこも含めて、すごく楽しみにしています」
──今回はどう戦って、どう勝ちたいと思っていますか?
「リング上で実際に向き合って、相手がどういう風に来るかとかあると思うので、それに対応しつつ、自分のペースで戦えるのが一番試合運び的にも戦いやすくなると思ってるので。自分のペースと、相手の動きに応じた戦いができればと思っています」
──最終的にはどう勝ちたいですか?
「やっぱりメインですし、しっかり倒して締めたいなとは思っています」
──今年一発目の試合ですし、再起戦という形にもなると思うんですが、ここで勝って、今年どうしたいというのはありますか?
「どうしたいとかはまだないですけど、オファーがあった試合にしっかり勝っていって、またK-1とか中国とかも含めて、ベルトに近づきたいなと思っています。でもまずは、この試合に全部注いで勝つことが一番大事ですね」
──寺田戦や関口戦もそうでしたが、状況的に追われる側というか、若い選手を受けて立つ側になってると思うんですが、そのあたりはどう考えていますか?
「自分は試合すること自体が楽しみですし、若い選手と戦うこともありますけど、そういう時にも圧倒的に力の差を見せて勝つというのが自分としては一番いい勝ち方だなと思っています。とにかく試合自体が、自分の中ではすごく楽しみなので」
──もう30戦を超えていますが、試合が楽しみという部分は変わらないですか?
「そうですね。若い頃よりも、今の方が楽しみです。若くて成績が浅かった時よりも、試合のモチベーションは今の方が高いので。だからどの試合でも、しっかり仕上げて挑みたいなと思っています」
──試合のモチベーションが高くなっているというのは、キャリアを重ねて目指すものが高くなっていってるからなんですか?
「いえ、デビューする前からベルトを巻くことを目指していたので、そこは変わらないんですけど、強くなるにつれてできることが増えたりとか、技の精度が上がったりしているのが楽しいですし、モチベーションの向上にもつながってるのかなと思ってます」
──その中でもこのところ、自分のここが伸びたなと実感するところはどんなところですか?
「毎日ハードなトレーニングをやっていて、少しずつ少しずつ全体的に伸びていると思うので、何かが特に伸びたっていうのは、言い表すのがちょっと難しいですね。全体的に伸びてるなと思います」
──今32歳で、選手によってはリングを離れる人もいる年齢だったりもしますが、年齢的なところを考えることはありますか?
「いえ、まだ全然戦える状態だし、戦えるとこまで行きたいなと思ってます。若くても引退していく選手もいますし、そういう危ない競技でもあるので。気持ちの面とかでちょっと落ちたり、ダメージが溜まって引退していったりというのが多いと思うんですけど、自分の場合はまだそういうところに至っていないし、もっと強くなれると思ってます」
──その中で、今回みたいに躍進してる若手との試合となると、ちょっとまた気持ち的に違うところはありますか?
「そこもいつも通りですね。相手の選手もけっこう強いなと思ってるので、ここで勝ってまた上に行きたいなというモチベーションです」
──では最後に、改めて今回の試合に向けての“決意”をいただけますか?
「メインイベントでしっかり倒して、圧倒的な強さを見せたいと思っています」