キックボクシング
レポート

【ジャパンキック】石川直樹が松崎公則を切り裂いてTKO葬、11試合中7試合がTKO決着

2020/01/05 22:01

▼セミファイナルVOL.2(第7試合)日泰国際戦 55.5kg契約 3分3R
〇馬渡亮太(治政館/チェンマイスタジアム認定バンタム級王者、前ジャパンキック認定バンタム級王者)
TKO 2R 1分32秒 ※レフェリーストップ
×チャモアペット ソー・ヴィラデット(タイ/元ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級4位)


 馬渡は昨年NJKFのS1ジャパントーナメントに出場したが、決勝で敗れ今回が再起戦。対するチャモアペットは元ルンピニーランカーで、資料によれば70勝18敗2分の戦績を持つ19歳。


 1R、馬渡は右ロー、右ミドルと右の蹴りを放っていき、サウスポーのチャモアペットは左ミドルを返す展開。パンチのやり取りの中、馬渡が放った左フックでチャモアペットがダウン。その後も馬渡の左フックにグラつくチャモアペット。


 2R、チャモアペットは右フック、左ストレートを強振してくるが、馬渡のパンチに転倒を繰り返す。最後は左フックのカウンターで馬渡がダウンを奪い、チャモアペットが立ち上がれず馬渡のKO圧勝となった。

▼セミファイナルVOL.1(第6試合)日泰国際戦 59kg契約 3分3R
×瀧澤博人(ビクトリー/元日本フェザー級王者、ジャパンキック認定フェザー級1位)
TKO 3R 1分43秒 ※レフェリーストップ
〇ペッワンチャイ・ラジャサクレックムエタイジム(タイ)


 現在3連勝と勢いに乗る瀧澤が、65勝16敗7分のペッワンチャイを迎え撃つ。


 1R、リーチに優る瀧澤が長いジャブと左右ローを前足に集中させる。ペッワンチャイは時折フックを放っていくが、瀧澤が左フックを命中させた。


 2Rもジャブとローで攻める瀧澤だが、ペッワンチャイは首相撲からのヒジと左フックでペースを取り戻す。警戒する瀧澤はジャブで突き放す。


 3R、ペッワンチャイの右フックでグラついた瀧澤にペッワンチャイがパンチの連打からアゴにヒザを突き上げてダウンを奪う。口から血を吐き出す瀧澤。しばらく試合続行されるも瀧澤は口を開けたまま。ドクターチェックが入り、ペッワンチャイのTKO勝ちとなった。

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