飛躍の1年を勝利で締めくくれなかった朝倉海。これで1勝1敗となったケイプへのリベンジを誓う
2019年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.20』のメインイベント(第15試合)、RIZINバンタム級(61kg)王座決定戦でマネル・ケイプ(アンゴラ)に2R38秒、TKO負けを喫してタイトル獲得ならなかった朝倉海(トライフォース赤坂)が試合後のインタビューに答えた。
「とにかく勝つつもりで、勝てると思って試合に臨んだのでただただ悔しい思いでいっぱいです。パンチに対する反応も良くて想定外な部分もあって…自分の動きが悪いのもありました。思ったよりも動けなかったですね。ケイプ選手が強かったです」と悔しさをにじませる朝倉。
セコンドに就いた兄・未来は「リキんで大振りになっていた」と指摘したが、「試合を見返してみないと分かりませんが、リキんでいたのはありました。パワーがあったので倒さないといけないと思って」と倒そうとするあまりにリキんでしまったという。
「プラン通りには進められていたんですが、思ったより相手の反応がよかった。向こうの打撃がよかったですね。今年2試合ああいう勝ち方をして、油断したつもりはなかったですが多少は過信していたのかもしれない…」と、ケイプの一発をもらうまではプラン通りだったと振り返った。
「今回の試合で自分の弱い部分、課題も見つかったので、落ち込んでいてもしょうがないので映像を見返して反省するところは反省して」と、すでに前を向いていた朝倉。「もちろん負けたままでは終われないので、もっと強くなってリベンジしたい。必ずベルトを巻きたいと思います」と、2020年再びベルトへ向かって突き進むと語った。
12・31「RIZIN.20」の写真と全試合結果