キックボクシング
レポート

【新日本キック】緑川創が難敵ガムライペットを破り世界王座防衛、勝次は丹羽圭介との王者対決を接戦で制す、ぱんちゃん璃奈がプロ初のKO勝ちに大喜び

2019/12/08 22:12

▼第2試合 団体対決 スーパーバンタム級契約 3分3R
×炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
判定2-0 ※30-28、30-28、29-29
〇MITSURU(WSRフェアテックス三ノ輪)


 強豪輩出のクロスポイント吉祥寺の最古参、37歳の炎出丸。MITSURUとは6月のREBELSで一度対戦が組まれながら、MITSURUの怪我で流れた経緯がある。


 1R、サウスポーのMITSURUがパンチで先に、先に攻めていく。炎出丸は右ロー、三日月を返すが、MITSURUの勢いに受けに回る。


 2R、MITSURUは右フック、ワンツー、バックブローで攻める。炎出丸は三日月、右ボディストレート、ミドルとボディ攻めに集中。手数ではMITSURUが上回る。


 3R、MITSURUはスタンスを広く取り、リートを活かしてパンチ、近くなると首相撲からのヒザ。手数で上回ったMITSURUが判定勝ちした。

▼第1試合 REBELS64kg契約 3分3R
〇与座優貴(橋本道場/第6回世界ウエイト制軽量級優勝)
判定2-0 ※29-28、30-29、29-29
×稲石竜弥(team OJ/第2代Bigbangライト級王者、第19代MA日本ライト級王者、第13代APKFスーパーフェザー級王者)
 

 元極真空手軽量級世界王者の与座。「今年に入ってキックの練習を始め」デビューすると6戦全勝(3KO)。来年2月11日、大田区総合体育館「無法島プレゼンツKNOCK OUT 64kg グランプリ」にもエントリーしており、連勝して大一番を迎えたい。だが、対する稲石は「ザ・変則」。プロ41戦目の豊富な経験とどこから飛んでくるか分からない変幻自在の攻撃で新鋭撃破といきたい。
 

 1R、稲石が変則蹴りで先に攻める展開。与座の蹴りにパンチを合わす稲石。終盤、与座もミドルをヒットすると稲石は足を使って距離を取る。


 2R、与座が鋭い右ロー、左ミドルでダメージを与える。稲石はボディからパンチで反撃するが、与座は左フック、左ミドルで着実にダメージを与える。


 3R、与座は三日月と左ミドル、ハイキック。稲石はパンチで反撃。与座は左ミドル、左フックをヒット。稲石は居合パンチを披露。与座は足払いでコカすが、稲石もパンチで反撃。両者、ノーガードで打ち合う場面も。


 判定は2-0で与座。与座がポテンシャルの高さを、稲石は打たれ強さとハートの強さを見せた。

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