2026年3月14日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT.62』の対戦カード発表記者会見が、1月20日(火)都内にて行われた。
KNOCK OUT-RED女子バンタム級3分3Rで、辻井和奏(BRING IT ON パラエストラAKK)がRUI JANJIRA(JANJIRA GYM)と対戦。
KNOCK OUT初参戦となる辻井は辻井三姉妹の長女。空手を経て2021年にキックボクシングでプロデビューし、タイでタイ国イサーン&ラーナー王座、KARALEボクシングスタジアム王座とローカルタイトルを2つ獲得。2023年10月22日には、和奏がスック・ワンキントーン女子フライ級王座決定戦、妹の和花がKROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級タイトルマッチにそれぞれ挑み、共に勝利して姉妹で同日にチャンピオンになったことが話題となった。
2024年2月には『RWS』に初出場、ペットジュンチャイに完璧な試合運びで判定3-0の勝利を収めた。6月のスックワンキントーンでもトゥン・セッペンを2RでKOし、7勝(2KO)1分と無敗記録を更新。しかし、11月に初参戦した『ONE Friday Fights』でタンタンに判定負け、プロ初黒星を喫した。2025年1月、鈴木咲耶を破りスック・ワンキントーン王座を初防衛後、王座を返上して新たなステージへ進むことを宣言。東洋大学に通うJDキックボクサーで、168cmの長身を誇る。戦績は9勝1敗1分。
今回の対戦相手RUIは4勝(1KO)7敗1分だが、ミネルヴァ アトム級王者Naoと接戦の熱闘を展開したことがあり、侮れない。
会見に出席した辻井は「初めてKNOCK OUTに参戦させていただきます。格闘技をやっていて、私の目標が天下を統一して世界一になることです。なので、まずはKNOCK OUTで皆さんに辻井和奏を知っていただけたらいいなと思っていて、ベルトを見据えてまずは初戦で強いところをお見せできるように頑張ります」と挨拶。
新たなステージにKNOCK OUTを選んだ理由を聞かれると「オープンフィンガーのムエタイがやりたくてREDルールがやりたかったので、KNOCK OUTを選ばせていただきました」と、オープンフィンガーグローブムエタイをやりたかったからだという。
試合については「多分ガツガツ前に来るタイプの強い選手だと思うので、そこでしっかり打ち勝てるようにしたいです。何もさせないで勝つくらいたくさん練習してるし、出来ると思っているので。まだ私のことを知らない人も、1試合見ただけで“やべぇヤツが来たな”と思われるような試合をしたいです」と意気込んだ。
タイトルについては「まだベルトも階級もないから(BLACKは現在ミニマム級のみ、REDはこれまでタイトルがなかった)今初めて言ったからなんですが。でもアツい試合をしていろいろな人に見ていただけたら作ってもらえると思うので、それは試合でアピール出来たらいいなと思います」と、自分の活躍によってタイトルが創設されるようにしたいとする。
2024年11月のONE FFでオープンフィンガーグローブムエタイに初挑戦し、プロ初黒星を喫したことからリベンジ的な意味合いもあるのか、と聞かれると「オープンフィンガーで初めてやって負けたんですけれど、試合中に初めて“めっちゃおもろい”と思っちゃって。それで、これやりたいなって思いました。今もOFGでめっちゃ練習しています。OFGの練習たくさんしています。見ててください」と、擦りむけた拳を披露した。
どこに面白さを感じたのか、と問われると「えっ、わかんない(笑)。わかんないけれど試合中おもろいと思ったことなくて。ずっといっぱいいっぱいじゃないけれど、楽しいみたいな感情はなかったけれど。負けてんのに、めっちゃ殴られてるのに、“おもろ!”と思って。ルンピニーで初めて。なんでかはわかんないです」と、笑いが止まらない様子で話す。
そして「今回初めてKNOCK OUTに参戦させていただいて、オープンフィンガーの試合を国内で見ていただけるのも初めてだし、皆さんに日本で見ていただけるのもすごい久しぶりなので、成長した私の姿をぜひ見ててください。目を離さないでください。応援よろしくお願いします」とファンへメッセージを送った。