▼第4試合 ライト級 3分3R
×ジョニー・オリベイラ(トーエルジム/日本ライト級)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
〇津橋雅祥(エスジム/蹴拳ムエタイ初代スーパーフェザー級王者)
新日本キックの鉄人、42歳のオリベイラ。コンスタントに試合をこなし、パンチのラッシシングパワーとハイキックの切れ味はまだまだ健在だ。対する津橋は2017年9月のピラオ・サンタナ戦でKO負けして以来、試合から遠ざかっていたものの、今年4月に復活。長い手足を活かしたムエタイ戦法で勝利を狙う。
1R、サウスポーの津橋が遠目からの蹴り、踏み込んでのヒザ。オリベイラは蹴りからパンチを打ち込むチャンスを狙う。
2R、津橋がヒザを突き刺し、首相撲からのヒザ。クリンチするオリベイラに津橋は上からヒジを打ち下ろす。
3R、組みつくオリベイラ、ヒザをヒットする津橋。組み合う展開が続く。判定で津橋の勝利となった。
▼第3試合 団体対決64kg契約 3分3R
〇バズーカ巧樹(菅原道場/MA日本キックボクシング連盟スーパーライト級王者)
判定2-0 ※29―28、30-29、29-29
×イ・ボムギュ(韓国/2019年KTK 64kg級王者)
菅原道場の倒し屋、バズーカ。来年2月11日、大田区総合体育館「無法島プレゼンツKNOCK OUT 64kgグランプリ」にもエントリーしており、この国際戦を制して弾みをつけたいところ。
1R、バズーカはスイッチしながら、タメ作って左ミドル、オーソで右ロー、ミドル。イも前進してパワフルなパンチを狙う。バズーカは左ミドル、飛び込んでくるイのパンチをかわして蹴りを返す。
2R、パンチで前進するイ。下がりながらパワフルな蹴り、ヒザを叩き込むバズーカ。中盤からはイがパンチで攻め込み、バズーカはヒザやミドルを返すもイの前進を止められない。
3R、イは前進してパンチ。バズーカが下がりながら蹴りを当てる展開。判定は的確に蹴りをヒットしたバズーカに凱歌が上がった。