▼第3試合 引退エキシビションマッチ 2分2R
―白岩昭人(GRABS)
勝敗なし
―瀬戸良平(GRABS)

高身長から繰り出す右ストレートを武器に会場を湧かせた白岩昭人が同門の瀬戸良平を相手に引退エキシビション2分2Rを行った。
佐藤会長からの「バチバチに」という指示通り、試合開始からフレンドリーのフの字も感じさせないほど激しくやり合う。瀬戸は右で早くも先輩の白岩からダウンを奪うが、試合形式はエキシビションのためか、レフェリーは「ノーダウン」の裁定を下す。
瀬戸は得意の右を武器に白岩から何度もダウンを奪い、引退する先輩に現役の強さを見せつけた。

その後は引退セレモニー。白岩は涙ながらに現役生活を振り返った。
「思い起こせばアマチュア4年、プロ10年というキックボクシング人生でした。アマチュアの時も、プロになってからも、上手くなりたい、強くなりたいっていう一心で頑張ってきました。面白いことに。プロでもアマでも自分は(国内で)イタリア、カンボジア、中国、ドイツと外国人と戦う機会も多かった。そのたびに妻にも子供にも心配をかけてきました」

惜別の10カウント後には家族をリング上に呼び寄せ、記念写真に収まっていた。
今後はGRABSで選手育成に励む傍ら、この日も前座で行われたアマチュア大会「G-ROUND」の運営に携わっていくという。




