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【DWCS】宮口龍鳳がブラジルのソアレスに63秒KO負け。Lemino修斗で藤田大和を下したコンセイソンが9勝無敗のチャベスに三角絞め! エヴェレットが鮮烈KO、ラグレンジが元柔道フランス代表アリアノを1R TKO

2026/10/07 00:10
 2026年10月6日(日本時間7日)米国ネヴァダ州ラスベガスのMETA APEXにて、UFCとの契約を賭けた『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 9』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。  第9週の2試合目には、日本からMMA7勝(6KO)1敗の宮口龍鳳(総合格闘技道場コブラ会)が出場。ブラジルの強豪マテウス・ソアレスと対戦した。初回から間合いを詰めるソアレスは、宮口のジャブに左右連打で宮口をマットに沈めている。  全試合後に、ダナ・ホワイト代表がUFCとの契約選手を発表。 「(アリビア・ビアリーvs.サマー・オンリー)まずは第1試合からいこう。あの試合で気になったのは、3Rに入る時点で1対1のイーブンだったことだ。  どちらの選手も本気で前に出て、自分の意志を相手に押し付け、勝利への執念を見せようとする姿勢が感じられなかった。3Rにそれが見られなかったこと、それが私の決断の決め手となった。だから、残念ながら……今夜は(契約には至らない)。 (マテウス・ソアレスvs.宮口龍鳳)さて、彼こそまさに私が探していた選手だ。今夜見たかったのはこういう試合だった。22歳にして、とてつもない強さを持っている。UFCでの君のキャリアを見るのが楽しみだ。おめでとう。UFCへようこそ。 (ホキ・コンセイソンvs.アレクサンデル・チャベス)素晴らしい試合だった。二人とも猛者で強烈なキック、見事な攻防、そしてスラムからそのまま三角絞めへ。君の試合のすべてが気に入った。すべてが最高だ。打撃やキック、攻撃を受け止めるタフさ、そして見事な一本勝ちと、あらゆる局面での実力を見せてくれた。UFCへようこそ。 (サル・エヴェレットvs.オジー・マーティン)ここではタイトルマッチも行われるが、今夜ほど会場が沸いたことはなかったかもしれない。素晴らしい試合だった。UFCの誰もがあなたを気に入っているよ。君は素晴らしい若者だ。だが……。契約をめぐる争いごとは一旦忘れてくれ。君は素晴らしい人間だ。こういうことは、もっと出来た人間にだって起こりうることだ。君はどん底から這い上がってきたんだから。言っておくけど、今夜、ボストンの連中から俺の携帯にひっきりなしに連絡が来てたんだ。『お前のところの若手が大変なことになってるぞ。こいつは本物だ』ってね。 (※エヴェレットは、UFCのセキュリティ(警備員)の面接を受けた際、5年後の計画を問われて『UFCファイターになりたい』と答えたため、危うく不採用になりかけたという裏話を試合前に明かしていた。ダナ・ホワイト代表は試合前、自分の熱心な部下であるサルを『どうしても感情的に応援してしまう』と公言していた。これにより、周囲のファイターとの関係や、試合そのものへの特別なプレッシャーが報道されていた)  そして君は、これ以上ないほどアグレッシブに勝ってみせた。ちょっと不思議な感じもするよ。だって、君はもうUFCの一員なんだから。サル、UFCへようこそ。(UFCのロースターへようこそ。……ちょっと聞きたいんですが、彼は警備員をクビになるの?)  ああ。だって、こんなケースは今までなかったからな。どうなるか分からない。まあ、正直なところ……彼もそのあたりは考えるだろうね。これは彼にとって人生を変えるような契約なんだ。だから、毎日UFCの本部に顔を出す必要があるとは思えないな。PI(パフォーマンス・インスティチュート)でトレーニングする場合を除いてはね。 (プレストン・ラグレンジvs.ネル・アリアノ)プレストン、君の試合の前にバックステージにいた時、俺は言ったんだ。『プレストンが気の毒だな』って。だって、サルがあんな凄いことをやってのけた後に出てこなくちゃいけないんだから。でも、とんでもないアンダードッグの快挙だったよ。それしか言いようがない。おめでとう、UFCへようこそ」。  9週目は4選手が契約で、シーズン10はここまで42選手がUFCとの契約をかわしている。最終第10週では、第8週で中止となっていた元K-1イリアス・ブライド(MMA9勝0敗)とLFA王者エリック・ヴィスコンデ(MMA17勝3敗)のフェザー級戦を予定。  また、元UFC世界ライトヘビー&ミドル級王者アレックス・ペレイラの実妹で初代Karate Combat女子フライ級王者、GLORYコンテンダーのアリーニ・ペレイラ(MMA3勝2敗)が出場。ONE史上最年少の17歳でONEムエタイ女子ストロー級世界王者となったスミラ・サンデル(MMA2勝0敗)との女子バンタム級戦も組まれている。 【DWCS Week8】ステインズが61秒スラムKOで11勝無敗に! インカMMA王者エスクザが8戦全1Rフィニッシュ勝利。IMMAF優勝からLFA王者のベルトソが圧巻の一本勝ち 【DWCS Week7】オールフィニッシュのダスエフが初の判定勝ちで10勝無敗に。デグリがワンアームチョーク! 11勝無敗対決はグアイルポがコナーに最高有効打数で判定勝ち 【DWCS Week6】戦慄の19秒失神KO! キルギスのシェイドゥラエフの盟友アブドゥラエフが14戦無敗・全フィニッシュでUFCと契約 【DWCS Week5】『ジョン・ジョーンズの再来』か。ペイズリーが衝撃ヒジKO! 【DWCS Week4】K-1南米予選準優勝のホドリゲスが15秒TKO勝ち! 【DWCS Week3】UFC史上最大のアップセット! フランク・ミアの娘ベラ・ミア、敗れる。 【DWCS Week2】ブリトーがファジルを逆転の右フックKO! ミラーがロドリゲスをヴァンフルーで極める 【DWCS Week1】フライ級 Cage Fury王座3度防衛インドネシアのハサンが45秒TKOで勝利のムーンウォーク! 元NFLヘビー級ウィントが34秒TKO勝ち [nextpage] 『Dana White's Contender Series 2026: Season10 Week 9』速報 ▼ライトヘビー級 5分3R〇プレストン・ラグレンジ(米国)7勝1敗[1R 2分24秒 TKO]×ネル・アリアノ(フランス)6勝1敗  1R、いきなり左右で詰めるラグレンジ。アリアノは右オーバーフックでクリンチ。柔道フランス代表入りしていたアリアノは、ケージに押しこみ右で差すと足払い。払い腰狙い。ケージ背にするラグレンジに、右で差して払い腰テイクダウン! 鉄槌に立つラグレンジは右ヒジ!  下がったアリアノに右オーバーハンド、アリアノも左右フックを打ち返すが、アリアノは回転の速い左右フック、右フックを打ち抜くと、アリアノが頭からマットに崩れ落ちた。ラグレンジのパウンド連打にレフェリーが間に入った。  ショートノーティス&1階級上で戦ったラグレンジは「俺のパンチは強烈だ。ずっとそう言ってきただろ。サブミッションで4勝しているのも事実だし、それも俺の武器の一つだ。でも、あの右を食らわせれば、相手は間違いなく意識を失うことになる。最初は組み合うつもりだったし、サブミッションを狙っていたんだ。以前は下の階級で戦ったけど、今回は205ポンド(93kg)級だった。試合当日の彼の体重は正確には分からないけど、おそらく230ポンド台(約104〜109kg)にはなっていたはずだ。だからこそ、あの右ストレートで彼を沈められたのは最高の気分だよ。本当に大きな意味があるよ。UFCとの契約についてダナ・ホワイトがどう判断するかは分からないけど、MMAを始めた頃からずっとそれを追い求めてきたんだ。チームのみんなが助けてくれた。コーチのキオニは、俺から報酬を一度も受け取っていない。母さんも毎試合サポートしてくれて、遠征費を出してくれたりもした。今の自分にとって、それは本当に大きなことなんだ。 (相手はハイレベルな柔道家だった。君はクリンチは避けると言っていたのに、実際には真っ向からクリンチに応じたよね。危険な状況に飛び込んで、それでも勝利を掴み取った) ああ、クリンチを恐れてはいなかったよ。彼に決定的な投げ技を決められることはないと思っていたからね。それに、グラップリングでは俺の方が圧倒的に有利だと分かっていた。もしグラウンドの展開になれば勝てる、とね。すぐにそれを実感できたよ。勝てる、とね。キムラを仕掛けられた。彼はあの状況を望んでいないように感じた。それで、なんとか立ち上がることができた。そして最初の攻防で感じたのは……彼は私と打撃でやり合う気はなく、むしろクリンチを仕掛けてきたということです。皆さん、ありがとう。アイオワからの応援には本当に感謝しています。もうすぐ帰るから、みんなでお祝いしよう」と語った。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇サル・エヴェレット(米国)5勝0敗[1R 1分57秒 KO]×オジー・マーティン(米国)4勝1敗  1R、ともにオーソドックス構え。右ローの打ち合いからエヴェレットは右から左で前に。マーティンもサウスポー構えになり左ミドルを返す。  オーソに戻し、左右から右アッパーを突くマーティン。さらにオーソから左ミドル。  エヴェレットは長いジャブ! 回るマーティンに右も。鼻血のマーティンはシングルレッグも切るエヴェレット。左ヒジ、マーティンをケージに詰めると、左ジャブから右フック、左フック、最後に右でマーティンはヒザから崩れ落ちた。失神KO。  キャリアを通じた合計の試合時間は約9分というエヴェレット。 「本当に恵まれていると思います。僕は……本当に恵まれています。こうして続けられること、これをやれること。みんなのおかげです。そして、僕のチーム……。Freestyle MMの仲間、妻、父、チーム全員。みんながいなかったら、ここまで来られませんでした。それに、この勢いはここで止まりませんよ。 一瞬一瞬に集中することだけを考えました。コーチや父の作戦を信じて。ジャブを出しながら、次の攻撃のチャンスをうかがう。自然と体が動くんです。 (相手をケージ際に追い込んで、コンビネーションを叩き込んでいましたね。あの見事なジャブ、左フック、右フックの連打)ええ、いい感触でした。自分でも気持ちよかった。思い切りパンチを繰り出せましたし、拳には爆弾を込めていましたから。バンテージを巻いてもらった瞬間から、そう思っていたんです。 (「このチャンスを得る資格がない」なんて言う人たちもいましたが、今夜、多くの人たちを黙らせたと思います。でも、あなたの戦績はまだ4勝0敗。プロとしてのキャリアは、まだ9分間程度といったところでしょう)。その通りですね。ボス、俺はUFCに入る準備ができている。階級全体に言っておくが、俺の名はサル・エヴェレットだ。俺が行くぞ。誰のことも恐れないし、どんな挑戦からも逃げない。俺がここにいるのには理由がある。このシリーズは、俺の旅の第一歩に過ぎないんだ」と語った。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇ホキ・コンセイソン(ブラジル)12勝3敗[1R 3分37秒 三角絞め]×アレクサンデル・チャベス(ペルー)9勝1敗  第3試合では、3月のLemino修斗で藤田大和を1R TKOで下したルケ・コンセイソンがDWCS2度目の出場。9勝無敗のアレクサンドル・チャベスと対戦。  DWCS2025でイマノル・ロドリゲスに敗れたコンセイソンだが、そのロドリゲスは4日のUFC332でアルデン・コリアを三日月蹴りKOで100%フィニッシュを更新したばかり。その強さはフライ級トップクラスであることを示しており、ロドリゲスからダウンを奪っているコンセイソンもUFCクラスであることは間違いない。   今回、Inka MMAで9勝(6KO・TKO)無敗のチャベスとの試合は激闘必至の注目カードだ。  1R、ともにオーソドックス構え。細かいステップで詰めるコンセイソンはワンツー。さらに左前手フックで飛び込み。近づけば首相撲からヒザを打ち込む。チャベスは右カーフ。  圧力をかけるコンセイソン。左前蹴りで押し戻すチャベスに、右ロー。サウスポー構えになるチャベス。オーソに戻す。オーソから強い左ミドルのコンセイソン!  前蹴りのチャベスの左前足にカーフのコンセイソンは右オーバーハンド! さらに左右で前に出るとチャベスはダブルレッグ。そこにギロチンを合わせるコンセイソンは下からキムラスイープを狙い、さらに三角絞め!  持ち上げスラムしたチャベスに、コンセイソンは持ち上げられたときに三角を深く引き寄せ、受け身。タップを奪った。DWCS2度目の挑戦で勝利。  試合後、コンセイソンは「何よりもまず、神様に感謝します。神様は常に私の人生と共にありました。そして、この道のりのあらゆる段階で支えてくれた私のチーム、特にマスター・リベラに感謝を伝えたいです。以前ここに来て成功できなかった時も、自分に失望したりはしませんでした。諦めず、戻ってくる必要があると分かっていました。だからこそ、今夜こうしてここにいるのです。ボストンでの戦いなど、この先もさらなる試練が待ち受けていることは分かっていますが、結局のところ重要なのは規律と努力です。ここまで勝ち抜くために戦い抜き、それが実を結んだのですから。 (今夜のあなたは、強い決意を秘めた男として登場し、非常にアグレッシブでしたね。あのフィニッシュの場面について教えてください。三角絞めを極めていましたが、相手に持ち上げられて叩きつけられそうになりました。あの状況は、どちらに転ぶか分からないものでした。ノックアウトされる可能性もあったわけですが、あのスラムが、かえって相手をより深くチョークに追い込むことになると分かっていたのですか?)  ジムでいつも練習しているあのトライアングルですが、面白いことに、最近左側を痛めていたんです。まさにまた怪我を悪化させかねない体勢でした。“これは厳しい戦いになるぞ”と思いましたが、技が完璧に決まった瞬間、“もうここからは逃げられないぞ”と確信しました。“ここからは出られない、お前を仕留める”と。私はこの競技が大好きなんです。今夜これをやる必要がありました。これこそが私の愛することであり、死ぬまで続けていきたいことなんです」と語った。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇マテウス・ソアレス(ブラジル)12勝2敗[1R 1分03秒 KO] ※右ストレート×宮口龍鳳(日本)7勝2敗 ※インタビュー  宮口は、2025年度修斗新人王。フルコンタクト空手をベースに7勝1敗、6KO・TKOの打撃力を誇る。25年5月に野尻定由を1R KOに下すと、11月大会で石原“夜叉坊”暉仁からダウンを奪い合う激闘の末に判定勝ち。  26年5月に『ROAD TO UFC』バンタム級トーナメントに出場。1回戦でもともと宮口の対戦相手だったシン・ユミン(韓国)が欠場し、試合2週間前にチュングレング・コレン(インド)が代替選手となったが、そのコレンが計量で139.5lbs(63.28kg)と規定より3.5ポンド(1.58kg)の大幅体重超過に。試合はキャッチウェイトでそのまま1回戦として行われた。序盤は打撃で攻勢だった宮口に、コレンが組みで削ってペースを握り、2Rに右アッパーから左フックでダウンを奪い、最後はリアネイキドチョークを極めている。  RTUでの初の海外試合、初の国際戦、さらに直前の対戦変更に、相手の体重超過と不運が続いた宮口に、DWCSのオファーが舞い込んだ。  対戦相手のマテウス・ソアレス(ブラジル)は、ペドロ・ヒーゾ門下生。MMA11勝2敗でLFA3勝1敗。DWCS2025に出場のマクソム・リー(10勝1敗)に24年8月のLFAで一本負けもその後は4連勝中。身長165cmで宮口より13cm低いが、リーチは169cmで5cm差。オーソから鋭い踏み込みの右オーバーハンド、右カーフ、跳びヒザと回転技と強打で11勝中6のKO・TKO勝ちを誇る。  ペースが速いDWCSでの戦いで、圧力あるソアレスを相手にいかに宮口は自身の蹴りも含めた間合いで戦えるか。  1R、ともにオーソドックス構え。先に中央に出て圧力はソアレス。宮口は左ジャブ。素早いワンツーのソアレスは右カーフ、さらに鋭いワンツーも宮口も右を狙い、左ボディも。ヒジを返すソアレス。ワンツーで前に出る宮口に右を当てる。   宮口の右前蹴りにソアレスは右を胸元に突く。さらに宮口の左ジャブをかわして左フックから右ストレート! ダウンした宮口にパウンド連打でレフェリーが間に入った。  凄まじい圧力で宮口をマットに沈めたソアレスは、退場際にダナ・ホワイト代表と握手。 「(キャリア通算10回目のKO勝利です)本当に信じられません。まずは何よりも神に感謝したいです。神がいなければ、私はここにいなかったでしょう。すべての栄光を神に捧げます。言葉もありません。信じられない、自分がここにいるなんて。7歳の頃からずっと夢見てきたことなんです。今は22歳になり、世界最高の舞台に立っています。信じられません。 (いつものようにローキックで攻め始めましたが、最後は右のパンチで仕留めましたね。あの右のパンチで決着がつくと思っていましたか?)  そうですね。相手は強敵でしたから。まさにヴァーリ・トゥードですよね。それが私たちのスタイルです。まずは足元から攻めて、チャンスが来るのを待つ。激しい打ち合いになることも分かっていました。ストライカー同士の対決ですから。自分のパンチが通用すると信じていましたし、実際にうまくいきました。 (試合前に、これまでのキャリアで懸命に戦い続けてきた原動力やモチベーションについて話していましたね。ご両親の存在について。ご両親に恩返しをし、今夜の勝利で自分の人生だけでなく、ご両親の人生も変えられるということは、あなたにとってどんな意味を持つのでしょうか?)  まずは、父と母、そして会場に来てくれている祖母にキスを送りたいと思います。彼女のおかげで今の自分があります。これは二人で勝ち取った勝利です。そして、世界へと広がるラカリ(Lakari)のコミュニティの皆さん、やりました」と語った。 [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3R〇アリビア・ビアリー(米国)6勝1敗[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×サマー・オンリー(英国)6勝1敗  1R、ともにオーソドックス構え。ビアリーが中央を取り圧力も、オンリーも左前手で触り、右ロー。もう1発。そこにビアリーは右を狙う。詰めるビアリーになおも右カーフをこつこつ突くオンリーは左ジャブも。詰めて後ろ廻し蹴りを届かせるビアリー。その打ち終わりに右を打ち込むオンリー。右回りのオンリーはカーフキック。  右を伸ばすとその打ち終わりにビアリーもワンツー、右ロー。ワンツーの右で前に出るビアリーに右前蹴りを腹に突くオンリー。右ハイも。  右ストレートを突くビアリーは右ボディストレートも。ビアリーのバックフィストの打ち終わりに組んだオンリーはバッククリンチからヘンゾロックで崩し。バックから左足をかけるもブザー。  2R、サウスポー構えから左ミドルのビアリー。さらに右スーパーマンパンチも見せる。さばくオンリーはジャブ、右ハイ。ブロッキングのビアリーも右ローを返す。圧力かけるビアリー。オンリーの右に少しバランスを崩したビアリー。  オンリーは右ハイ。右目尻から出血のビアリーも右で押し戻す。ビアリーは右前蹴りもかわしたオンリー。ビアリーは右ロー。オンリーも右の蹴りのフェイントから右ストレート。かわしたビアリーはサウスポー構えになり左ハイでスリップもすぐに立つ。  ワンツースリーの連打で詰めるオンリー。ビアリーは打撃の圧力からダブルレッグテイクダウン! オンリーのスクランブルにすぐにバックに。ニアマウントからパウンド。リアネイキドチョークへ。  仰向けになって外したオンリーにパウンド連打! サイドを奪いパウンド。亀になって立とうとするオンリーにサイドバックからパウンド! ブザー。明確なビアリーのラウンド。  3R、笑顔を見せたオンリーが前に。右を突くと右カーフ。サウスポー構えで右ローのビアリー。オンリーは右で差して組んで押し込み。頭を抱えたオンリーにシングルレッグも差し上げたオンリーが突き放す。  前に出るオンリー。右を突くと左ハイ。右の打ち合い。ビアリーのシングルレッグを切ったオンリー。ビアリーはなおもサウスポー構えで左を突くとそこに前蹴りを合わせたオンリーが右で前に。右瞼を切っているビアリーは右ミドル。  オンリーは右を突くと、ビアリーはダブルレッグテイクダウン! ハーフガードのオンリーを左枕で寝かせてパス! 茶帯のオンリーは右で差して体を入れ替え。しかし、青帯王者のビアリーも首投げで足をかけている。  下に寝かせたオンリーはパウンドも時間が足りない。足を手繰るビアリーがオンリーを前方に送りブザー。オンリーのラウンド。両者ハグ。判定へ。  判定3-0(30-27, 29-28×2)でビアリーが勝利。  試合後、「(廊下で涙ぐんでいるのを見かけました。6連勝という快挙ですが今の心境は?)まずは神に感謝したいです。本来なら、私は今ここにいないはずでしたから。本当に、ここにいること自体が奇跡のようで、深く感謝しています。神は私にすべてを与えてくれました。私の頑固さも、決して諦めない心も。MMAがどんなものかも知らずに、2021年にジムの門を叩いたんです。そして1年も経たないうちに、高額な給与が得られる仕事を辞めました。自分自身を信じ、神を信じたからです。これが私の天職であり、使命だと信じていました。そして今、正しい方向へ一歩踏み出せたように感じています。 (間違いありませんね。では、試合について聞かせてください。序盤はお互いに様子を見合っていましたが、激しい打撃の応酬もありました。でも、グラップリングの展開になった途端、あなたのペースになりましたね。彼女は茶帯で、あなたは青帯でしたが、組みの展開で圧倒できると確信していたのですか?)  私は、どんな相手でも、どんな場所でも圧倒できると信じています。必ずしも美しい戦い方ではないかもしれませんが、泥臭い展開に持ち込むのが好きなんです。そして、決して諦めません。どれだけ強く打たれようと、何度倒されようと……。私は必ず立ち上がります。グラウンドの展開になれば、自分が圧倒的に強いことは分かっていました。普段、世界レベルの黒帯が多数在籍するハイレベルな柔術ジムで練習していますから。彼女や彼女の茶帯という実力には敬意を払っていますが、私は毎日、体重80〜90キロ(180〜200ポンド)の黒帯の男性たちに揉まれています。だから、自分なら十分に対処できると確信していました。実際にグラウンドの展開になると、自分が明らかに力で勝っているのが分かりましたし、彼女もその状況を望んでいないことも感じ取れました。 もし打撃戦になれば、レベルチェンジ(タックルなど)を織り交ぜることで、私の打撃も活きてくるはずです。いずれにせよ、何としても勝ち切るつもりでした。(故郷のケンタッキーにも素晴らしいサポート体制がありますね)。みんな、愛してるわ。グレッグ、シサ、私の兄弟たち、本当に大好き。ダナ・ホワイト、私はここにいる必要なんてなかった。でも、自ら望んでここにいるの。私の魂には燃えるような情熱がある。私が次のチャンピオンになるわ」とUFC契約をアピールした。
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