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【修斗】徳本望愛が杉本恵にスプリット判定勝ち、藤野恵実がアラミに競り勝つ、IL高本千代がerikaにTKO勝ちで村上と3月決戦、CKC林美菜が優勝、前澤が村上に一本勝ち、青野ひかるが修斗初勝利、翠川百華がデビューTKO勝ち

2026/01/18 12:01
 2026年1月18日(日)東京・ニューピアホールにて、プロフェッショナル修斗2026 開幕戦の第1部『COLORS Produce by SHOOTO Vol.6』が行われた(※夜大会『プロ修斗公式戦 2026 Vol.1』の速報はこちら)。同大会は、ツイキャスプレミアにてLIVE配信。 プロ修斗公式戦 COLORS Produce by SHOOTO Vol.6 速報 2026年1月18日(日)ニューピアホール[開場]12:00[開始]12:30 ▼第13試合 アトム級 5分3R×杉本 恵(AACC)[判定1-2] ※28-29×2, 29-28〇徳本望愛(THE BLACKBELT JAPAN)  古賀アイラの返上により空位となったアトム級の王座を巡り、杉本恵(AACC)と徳本望愛(THE BLACKBELT JAPAN)がり重要な大一番を迎える。勝者は中村未来との王座決定戦に臨むことになるか。  倒す打撃が冴える注目の徳本は、24年4月の修斗で高田双葉に判定勝ちでプロデビュー。8月に片山智絵ドローも、25年6月にヒヤマ NFCを2R 腕十字に極めると、25年9月の前戦Lemino修斗で安田詠美を1R 32秒、右ハイキックでKO。プロ戦績を3勝1分としている。今回は、アトム級への参戦を決めたCOLORSトップの杉本の牙城に挑む。  杉本は、24年5月に藤野との再戦「世界女子ストロー級王座決定戦」で3R TKO負けで戴冠ならず。12月に高本千代とドロー。25年6月に米国『Combate Global』に参戦し、メリッサ・アマヤに1R TKO負け。10月に香港『Lionrock Championship』で「初代アトム級王座決定戦」に出場。ガオ・ファンジュンを3R リアネイキドチョークで極めてベルトを巻いている。  1R、両者オーソドックス。インローを蹴る杉本に徳本もインローを返す。杉本がシングルレッグで飛び込んだが、徳本は下から三角クラッチ。杉本が体を起こして持ち上げるとクラッチが外れたが、なおも三角を狙っていく徳本。三角を狙いながら杉本の顔面に鉄槌を入れる。一旦腕十字に移行し、再び三角でクラッチした徳本。杉本は腕を流されないようにディフェンスしているが、下からヒジを入れる徳本。再び腕十字に切り替えたが、腕が抜けて外れた。猪木アリ状態からパウンドを落とそうとする杉本を蹴り上げで防ぐ徳本。残りわずかで立ち上がった徳本に杉本がタックルに入ったところで1R終了。  2R、牽制の蹴りを出す杉本。徳本が右ハイを出したが空振り。杉本のバックブローは徳本の腕に当たる。徳本がインローから関節蹴り、スーパーマンパンチを見せると、杉本がタックルへ。テイクダウンしたが、すぐにガードを取る徳本。密着したまま細かいパンチを入れる徳本だが、杉本が体を起こして強いパウンドを入れる。スペースが出来たところで下から蹴って距離を取り、立ち上がった徳本。スタンドに。間合いを詰める徳本に杉本がタックルへ。ケージ際でヒザをついてこらえる徳本。杉本の背中にヒジを落とした。2R終了。  3R、徳本が間合いを詰めて左を放つ。右ハイを出したが、かわした杉本がタックルに入りテイクダウン。ガードを取る徳本。杉本が体を起こしたところでtガチ上がった。すぐにまたタックルに入る杉本。シングルレッグに。足を引き抜いて切った徳本。杉本がさらにタックルに入りテイクダウン。  徳本はガードを取ると腕十字へ。クラッチして外した杉本だが、際で上を取った徳本。立ち上がってスタンドになるが、杉本がすぐにタックルへ。ハーフにして押さえ込んだ杉本。残り1分。ハーフの足を抜いてパスする杉本。ヒジを入れる。肩固めを狙う杉本。外れたが、杉本は袈裟固めで固めてパンチを入れる。タイムアップ。  29-28杉本、29-28徳本、29-28徳本。2-1のスプリットで徳本が勝利。19歳、プロデビュー3戦目でベテランの杉本を破った徳本は、試合後にマイクを取ると、「杉本選手、まだ2戦しかしていない私と対戦してくれてありがとうございました。いつも試合で緊張しないんですけど、初めて緊張して、仲間が支えてくれて勝つことが出来ました。事前の見どころ配信で、タイトルマッチがあるかもと言っていたんですが、まだまだですか? させてもらえると嬉しいです」とコメントした。 [nextpage] ▼第12試合 女子53kg契約 5分3R〇藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)[判定3-0] ※30-27×3×アラミ(X-TREME EBINA)※パク・ボヒョン(韓国/暫定王者/mob)は負傷欠場  アラミはDEEP JEWELS、ROAD FC等で活躍。国内外様々なプロモーションで戦い続けるベテランは、25年6月の前戦『YFU』で24年の『ROAD TO UFC』出場のドン・フアシャン(中国)と対戦。  2年7カ月ぶりの復帰戦で判定負けとなっている。今回約3年振りに日本で試合を行うこととなった。  女王・藤野は2019年12月にクィーン・オブ・パンクラスにつくと、2024年5月に初代修斗女子ストロー級世界王座も戴冠、2団体目のタイトルを獲得した。  さらに藤野は修斗とPANCRASEの同時戴冠を目指し、24年9月に現PANCRASE女王・ソルトに挑戦。5Rに渡り一進一退の死闘を繰り広げるもユナニマス判定で敗戦。2025年3月にはPANCRASEで本野美樹との一戦にも惜敗し、現在2連敗中。  藤野は当初、25年7月にパク・ボヒョンと対戦予定も、練習中の右眼眼内レンズ脱臼で緊急手術となり、パクは代役の宝珠山桃花に4R TKO勝ちで暫定王座を獲得。12月14日新宿FACE大会から1月に日程変更となった今回のニューピア大会で、藤野はパクとの王座統一戦を迎える予定だったが、今度はパクが負傷欠場となった。 “最恐女王”藤野恵実との“死合い”に挑むアラミは修斗デビュー戦に向け SNSに「久しぶりの国内戦が決まりました。対戦相手はレジェンドの藤野さんです!! 代役ですが、そんなこと忘れさせるような試合をします!! リスペクトしている方と試合ができてとても嬉しいです!! せっかくこんなチャンスをいただきましたので、皆様も楽しめるような試合をするので是非会場にお越しください」と意気込みを記している。  女子53kg契約5分3R。  1R、オーソの藤野にアラミはサウスポー。左を打ち込むアラミ。藤野は間合いを詰めると、アラミのパンチを被弾しながら左右のパンチを打ち込む。アラミが指を相手の目に向けているとのことでレフェリーから注意が入る。再開後、すぐにパンチ連打で飛び込んだ藤野。ケージに押し込む。入れ替えて離れたアラミ。詰めていく藤野に対し、アラミはサークリングで距離を取る。藤野がタックルで飛び込んでケージに押し込む。入れ替えて離れるアラミ。パンチで飛び込んだ藤野が首相撲ヒザを顔面に打ち込んだ。残り1分。右のパンチを入れた藤野。アラミも飛び込んでワンツーをヒットさせる。間合いを詰めて左右のパンチを入れた藤野。1R終了。  2R、藤野がじわじわと間合いを詰めると、ケージ際で組み付いて押し込んだ。アラミは入れ替えて離れる。間合いを詰める藤野にバックブローを狙ったアラミだが不発。サイドステップで距離を取るアラミを追っていく藤野だが、アラミが飛び込んだ際に頭が当たりタイムストップが取られる。バッティングで鼻血を出した藤野にドクターチェックが入る。アラミに警告が入り続行。藤野が左右のパンチで距離を詰める。四つに組んだ藤野。ボディロックからスタンドバックに回ると、アラミは前転して足関節を狙っていく。足を四の字に組んで膝十字をディフェンスしながらパンチをボディに入れる藤野。アラミは外ヒールに切り替えるが、逆足で肩口に踵蹴りを落とす藤野。2R終了。  3R、圧を強めてきた藤野。アラミはサイドステップで距離を取る。四つに組みに来た藤野の首に腕を回してギロチンを狙ったアラミだが、藤野はケージに押し込む。ギロチンを解除して離れるアラミ。左右のパンチで突進する藤野。アラミはサイドキックをボディに入れる。ケージに詰めた藤野だが、アラミがシングルレッグでテイクダウン。下から蹴り上げる藤野。距離ができたところで立ち上がった。残り1分。アラミがまたシングルレッグに。しかしアームロック狙いでこらえた藤野。パンチで出ていく藤野にアラミもパンチを返す。タイムアップ。  ジャッジ三者30-27の3-0で藤野勝利。勝った藤野はマイクを取ると、「今回、試合できて嬉しいです。目が限界で、医者からも止められているので、一旦、修斗のベルトは返上させていただこうと思います。ただ、格闘技が好きで、今回49試合目なので、あと1試合やりたいです」と、王座返上を示唆した。 [nextpage] ▼第11試合 インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2R〇高本千代(勝ち点8/高本道場)[2R 0分32秒 TKO]erika(勝ち点3/THE BLACKBELT JAPAN)  強豪柔術家・高本裕和を父に持つ高本千代は、PANCRASEで活躍後、宝珠山桃花、杉本恵といった実力者を相手にドロー後、25年6月のインフィニティリーグ初戦で嶋屋澪に判定勝ち。9月に片山智絵とドロー。  THE BLACKBELT JAPANのericaは、元RISE QUEEN王者“三児のヒロイン”。全日本アマチュア選手権を圧巻の打撃で制すと、2024年12月の『COLORS vol.4』でプロデビュー。  抜群の打撃センスと勝負度胸で吉成はるかに判定勝ち後、2025年5月の初戦で村上彩に判定2-0で勝利しインフィニティリーグを白星スタート。7月に嶋屋澪を相手にドローとなっている。  インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級5分2R。  1R、両者サウスポー。すぐに間合いを詰めた高本が組むと両脇を差した。投げを狙うとバックについてテイクダウン。両足をフックしてバックマウントに。背負って立ったerika。ケージに寄りかかるerika。バックから殴る高本。足のロックを解除して降りるとすぐにタックルに入るが、正対したerika。左を顔面にヒット!  しかし高本はすぐにダブルレッグに入りテイクダウン。ボディロックパスでサイドに出ると再びバックにつく。残り1分。バックから殴る高本。erikaが正対しマウントになると、高本は腕十字へ。クラッチは外れたが、極めるには至らず1R終了のホーンが鳴った。  2R、組んだ高本がケージに押し込むとスタンドバックに。スープレックスで投げた高本。バックからパンチを打ち込むとerika動けずレフェリーストップ!  2R0分32秒、高本TKO勝ち。  erikaはバックからのスープレックスで投げられた際に頭を打って意識が飛んだのか、セコンドの肩を借りて退場した。高本はインフィニティリーグで勝ち点8となり、現時点でトップに。最終戦で勝ち点7の村上彩と対戦する。 [nextpage] ▼第10試合 CKC女子-49kgトーナメント 決勝戦 キックルール 3分3R延長1R〇林 美菜(FORWARD GYM)[判定3-0] ※30-27×2, 30-26×愛結菜(東北AVANTI)※林がCKC王者に  CKC女子-49kgトーナメント決勝戦。キックルール3分3R延長1R。  1R、サウスポーの林に愛結菜はオーソドックス。右ミドルを入れた愛結菜。さらに右ストレート。林は左ストレートを返す。左ストレートが愛結菜の顔面にヒット。愛結菜のパンチはバックステップで距離を取ってかわす。右ハイを出した愛結菜だが、林はスウェーでかわした。1R終了。  2R、詰める愛結菜に対し、林が左ストレートをヒットさせると左右の連打につなげる。首相撲で凌ぐ愛結菜。林の左ストレートが入り膝をマットについた愛結菜。ダウンがコールされる。立ち上がりパンチで出る愛結菜だが、林の左が顔面を捕らえる。首相撲を狙う愛結菜を引き剥がす。左を顔面にヒットさせると、組みに来た愛結菜に返しの右を打ち込む。2R終了。  3R、右ミドルを入れた愛結菜。林は距離を詰めて左を打ち込む。インローを蹴る愛結菜だが、林の左ストレートを顔面にもらう。首相撲を狙う愛結菜を引き剥がすと顔面にヒザをヒットさせた。残りわずかで距離を詰めていく愛結菜だが、そこに林の左をもらう。最後に再び左を打ち込んだ林。タイムアップ。  判定30-27、30-27、30-26の3-0で林が勝利。トーナメントを制した。優勝した林は「このような素晴らしい大会でCKCの初代王者を決めるトーナメントにオファーをいただきありがとうございました。これからも女子格闘技を引っ張っていきたいと思いますので、修斗ファンの皆様も応援していただけたら幸いです」とマイクで語った。 [nextpage] ▼第9試合 グラップリングマッチ 女子49kg契約 8分1R〇前澤 智(リバーサルジム東京スタンドアウト)[4分32秒 リアネイキドチョーク]×村上 彩(修斗GYM東京) “コスプレ柔術ファイター”村上彩と、前澤智(リバーサルジム東京スタンドアウト)のグラップリングマッチが決定。  前澤はCOLORSの旗揚げ戦から出場を続け、前戦は“最恐女王”藤野恵実とグラップリングマッチでドロー。一方の村上は、現在インフィニティリーグにエントリーしており、勝ち点7と単独トップを走る。女子史上最速の6年でBJJ黒帯を取得しており、グラップリングの試合は望むところだろう。  そして、前澤はCOLORSグラップリングタイトル設立を目標に掲げており、実現に弾みをつけたいところ。共に柔術黒帯の国内トップグラップラーの共演。楽しみなマッチアップが実現した。  グラップリングマッチ女子49kg契約8分1R。  手首を取った村上が引きこむ。前澤がパスを狙うが、クローズドガードに入れる。前澤が持ち上げるとクローズドを解除した村上。立ち上がりスタンドへ。村上が再び引き込む。足関狙いから上になろうとするが、潰した前澤が上を取りハーフで固める。  左腕で枕を取りながら、ハーフの足を抜きにかかるが、村上が再びガードに戻す。50/50ガードから足関を狙う村上。前澤は足を引き抜いてまた上になるとパスを狙う。ハーフから肩固めを狙う前澤。マウントからバックに回りリアネイキドチョーク!タップアウト!  4分32秒、リアネイキドチョークで前澤一本勝ち。  村上は試合中に左肩を痛めたのか、肩を押さえて退場した。 [nextpage] ▼第8試合 スーパーアトム級 5分2R〇青野ひかる(FIGHT LYNK)[1R 3分42秒 キムラロック]×深井志保(N★TRUST)  青野ひかる(FIGHT LYNK)が9月のニューピアホール大会に続き参戦。6.14 COLORS vol.5でのトライアウトで勝利した深井志保(N★TRUST)とスーパーアトム級で対戦する。青野のセコンドには夫の渡部修斗。  青野は前回の修斗初参戦でアトム級で“北のストライカー”中村未来に腕十字による一本負けを喫し、悔しい敗戦からの復帰戦となる。今回スーパーアトム級での試合となるが巻き返しなるか。  スーパーアトム級5分2R。  1R、両者オーソドックス。青野がタックルに入りテイクダウン。ガードを取る深井。ハーフにした青野は肩固めをセットアップしながらサイドに出る。マット・ヒューズポジションにすると左のパンチを深井の顔面に落とす。  身動きが取れず打たれていた深井だが、ハーフで足を絡めて凌いだ。しかし今度は足を抜いた青野がマウントに。左右のパウンドを連打。背中を向けた深井。体を起こすが、青野は後方に引き倒すと頭をまたいで深井の左腕にアームロック。タップアウト!  1R3分42秒、アームロックで青野一本勝ち。修斗2戦目にして初勝利を挙げた。 [nextpage] ▼第7試合 女子フライ級 5分2R〇ホ・ジュギョン(韓国・TEAM J)[判定3-0] ※20-18×3×te-a(AACC)  2023年の初来日から2度目の参戦となるホ・ジュギョン(韓国・TEAM J)が参戦。前回は当時クィーン・オブ・パンクラシストだったソルトを相手に奮闘を見せるも敗戦。今回は成長した姿を見せたいところだ。対するte-a(AACC)もCOLORS初戦で鈴木舞に判定0-2の敗戦を喫しており、今回は失地回復の国際戦となる。  女子フライ級5分2R。  1R、両者オーソドックス。ジャブ、ローで牽制する両者。右ボディストレートを入れるジュギョン。左ミドル。詰めて右を入れるジュギョンにte-aも右を合わせる。詰めてワンツーを入れるジュギョン。te-aはジュギョンの右オーバーハンドをかいくぐってタックルに入る。両脇を差してクラッチしたte-a。ジュギョンはケージを背負ってテイクダウンを防ぐと差し返した。入れ替えて押し込むジュギョン。te-aがさらに入れ替えるが、動きがなくブレイク。パンチで出たジュギョンにte-aはシングルレッグを仕掛ける。ケージに押し込む。また入れ替えたジュギョン。両者ともにヒザを打ち合って1R終了。  2R、te-aがすぐにタックルに入るとケージに押し込む。入れ替えて押し込むジュギョン。押し込みながらヒザを入れる。レフェリーはブレイク。パンチで出て組み付き、ケージに押し込んだジュギョン。テイクダウンを狙うが膠着となり、またブレイクがかかる。  打撃戦からte-aがタックルに入りケージに押し込むが、押し返したジュギョンがヒザを入れて離れる。ジュギョンがパンチからケージに押し込んだが、te-aが両脇を差すことに成功。外掛けでテイクダウンを狙う。ジュギョンはケージでこらえると差し返した。離れ際にケージを背負ったte-aに左右のパンチを打ち込む。四つに組んだte-aをケージに押し込む。レフェリーブレイク。ジュギョンが左右のパンチをヒットさせて出ると、組んでケージに押し込む。押し込みながらヒザを入れるジュギョン。タイムアップ。  判定3-0(20-18×3)でジュギョンが勝利。 [nextpage] ▼第6試合 アトム級 5分2R×ヒヤマNFC(NFC)[1R 3分41秒 TKO]〇翠川百華(TRIBE TOKYO MMA)※プロデビュー戦  女子アトム級5分2R。  1R、両者オーソドックス。ジャブ、インローで牽制する翠川。さらにカーフキック。ケージまで詰めたところでダブルレッグに入りテイクダウンすると、すぐにサイド。マウントに移行すると押さえ込むのではなく左のパウンドを打ち込んでいく。ガードに戻したヒヤマだが、翠川はすぐにパスしてまたマウントに。顔面にヒジを落とす翠川。  ガードに戻そうとするヒヤマに鉄槌連打。顔を背けて半身になったヒヤマ。さらに顔面にヒジを入れる。ガードに戻すヒヤマから、すぐにマウントを奪った翠川。  背中を向けたヒヤマからリアネイキドチョーク。正対して外したヒヤマだが、翠川が左右のパウンドをラッシュ。打たれたままのヒヤマを見てレフェリーが止めた。  1R3分41秒、グラウンドパンチでのKOで翠川がKO勝ち。 [nextpage] ▼第5試合 グラップリングルール 52.2kg契約 8分1R〇奥田愛加(N★TRUST)[判定3-0] ※10-9×3×井上愛羅(ストライプル茨城)  前回25年6月大会のグラップリングマッチでキムラで一本勝ちを修めた奥田愛加(N★TRUST)と、COLORS旗揚げ戦のグラップリングマッチでNOELとドロー以来の参戦となる井上愛羅(ストライプル茨城)のグラップリング戦が決定。  グラップリングルール女子52.2kg契約8分1R。  低く構える井上。お互い手首を掴もうとする。リストを取った井上が引き込むが、奥田は付き合わずスタンドに。今度は奥田が自ら腰を下ろしシッティングガードへ。パスを狙う井上に足に絡んだ奥田。立ち上がると再び井上が引き込む。奥田がパスガードから井上の頭をまたいでアームロックを狙っていく。ガードに戻した井上。奥田がガードを割ってハーフで固めると、左腕で井上の枕を取り固める。頭を井上の左脇の下に突っ込むと肩固めをセットしながらマウントに。外してガードに戻す井上。再びパスを狙う奥田。井上も立ち上がりスタンドに戻る。  残り3分。再び奥田がシッティングガード。パスを狙う井上に対し、奥田は足を利かせてディフェンスしながら下から井上の足首を取って仕掛けていく。ガードを飛び越えてパスを狙う井上に、足を利かせて防ぐ奥田。残りわずかで奥田の頭側に回る井上だが、奥田の足に攻めを阻まれる。タイムアップ。  ジャッジは三者とも10-9で奥田を支持し、3-0で奥田の判定勝ち。 [nextpage] ▼第4試合 CKC女子-49kgトーナメント 一回戦② キックルール 3分3R延長1R〇愛結菜(東北AVANTI)[判定3-0]×TSUMIKI(fplus)  CKC女子-49kgトーナメント 一回戦・キックルール3分3R延長1R。  1R、オーソドックスの愛結菜にTSUMIKIはサウスポー。TSUMIKIが間合いを詰めて左右のパンチを打ち込む。愛結菜は距離を取りながら右ストレートを入れるが、TSUMIKIの左を顔面にもらって一瞬動きが止まる。TSUMIKIの詰めてのワンツーに対し、愛結菜は右ミドル、組んでのボディへのヒザを出していく。距離を詰めるTSUMIKIを前蹴りで突き放した愛結菜が左右のパンチをヒット。組み際にヒザを入れる。1R終了。  2R、愛結菜が左右のパンチで距離を詰め、間合いを詰めると組んでヒザを入れる。TSUMIKIもインローからパンチにつなげていくが、リーチで勝る愛結菜が自分の間合いでパンチをヒットさせていく。間合いを詰めるTSUMIKIに対し愛結菜は首相撲からヒザ。TSUMIKIは距離を詰めて左右のパンチ・インロー。圧に押されて下がり気味になる愛結菜。休まずに詰め続けるTSUMIKI。2R終了。  3R、開始と同時に間合いを詰めたTSUMIKI。左右のパンチとインローを打ち込む。愛結菜も左右のパンチをヒットさせるが、TSUMIKIがすぐに間合いを詰めて、自分のパンチが当たる間合いに持ち込む。愛結菜は前蹴り・ハイキックを放ち間合いを離そうとするが、手が止まるとすぐにTSUMIKIが間合いに入り左右のパンチを打ち込む。残り1分。   ややTSUMIKIの前に出る圧が弱くなったところで、前蹴り・ヒザを入れる愛結菜。残りわずかで再び距離を詰めたTSUMIKIが左右のパンチをヒットさせたところでタイムアップ。  判定は29-28、30-29、30-27の3-0で愛結菜。第10試合で行われるトーナメント決勝戦に進出した。 [nextpage] ▼第3試合 CKC女子-49kgトーナメント 一回戦① キックルール 3分3R延長1R〇林 美菜(FORWARD GYM)[判定3-0] ※29-28×3×岩永唯伽(OISHI GYM)  全日本新空手道連盟協力の下。女子版CKCワンデイトーナメントの開催が決定した。  サステイン主催の大阪大会では恒例となっているが、今回は全国各地からムエタイ、フルコンタクト空手などジャンルの違う立技女子4名がCOLORSに集結。  注目は今回選ばれた選手の中で唯一のタイトルホルダーAJKN日本Girlsミニマム級王者の林美菜(FORWARD GYM)。林は4勝のうち2KOと軽量級の女子の中では高いKO率誇っており、ダントツの優勝候補と言って差し支えないだろう。  それならばやる事は単純明快! 本命の林を倒す事が優勝への近道となる。その林の首を狙うメンバーはRISEのアマチュアトーナメントで優勝を果たし、MVPにも輝いている愛結菜(東北AVANTI)。  全日本ジュニア空手道選手権で優勝している岩永唯伽(OISHI GYM)。そして、勝ち星はないが、TSUMIKI(fplus)も下剋上を狙い参戦する。  優勝者のその後の飛躍からキック関係者の間では“超青田買いトーナメント”と言われており、初代CKC女王を決める女子版CKCトーナメントも熱い戦いが繰り広げられるか。  CKC女子-49kgトーナメント 一回戦・キックルール3分3R延長1R。  1R、林はサウスポー、岩永はオーソドックスに構える。岩永がローで攻めるが、間合いがつまり両者がパンチを打ち込む。詰めた林が左を連続でヒット。前蹴りで距離を取ろうとする岩永に林が飛び込み左を打ち込む。鼻血を出す岩永。右のパンチで出る岩永に林がワンツー。再び左がヒットしたところで1R終了。  2R。詰めた林がパンチを打ち込むと、組みからヒザを入れる。岩永は顔面にサイドキックを打ち込みヒット。パンチで出る林に岩永が左右のパンチから左ハイ。さらに右ハイを打ち込む。首相撲からヒザを入れる岩永。手数が減った林はバックステップしながら左を入れるが、岩永の右ストレートで首がのけぞる。2R終了。  3R、開始前に岩永の鼻血にドクターチェックが入る。続行。サイドキックを顔面に入れた岩永。バランスを崩し倒れた林。スリップと判断されノーダウン。蹴りから右ストレートを入れる岩永。右ミドルがヒット。岩永の右ストレートが連続で入る。   林も左をヒットさせる。さらに腹にヒザを打ち込んだ。パンチに圧されてケージまで下がった岩永。パンチ・ボディへのヒザでラッシュする林。残りわずかで林が左を打ち込んで出ると、追撃で左ストレートを顔面に入れケージまで下がらせる。タイムアップ。  判定は三者29-28で林が勝利。決勝へと駒を進めた。 [nextpage] ▼第2試合 ジュニア修斗 女子55kg以下契約 4分1R×高本珠緒(高本道場)[判定0-3] ※9-10×3〇阿部みこと(CROW FOREST)  COLORSでは毎回、未来のジャパニーズMMAを担うキッズ、ジュニアの公式戦を実施。最注目は同大会でインフィニティリーグを戦う高本千代の妹の高本珠緒(高本道場)。柔術では世界の舞台でも輝かしい戦績を誇る高本。対する阿部みこと(CROW FOREST) も14歳ながら10年を超える驚きの格闘キャリアを持っている。  ジュニア修斗 女子55kg以下契約4分1R。  1R、高本はオーソドックス、阿部はサウスポー。スタンドでは顔面への打撃は蹴りのみが認められているジュニアルールで、阿部はミドルを蹴っていく。高本がシングルレッグでテイクダウン。阿部の両足を束ねてサイドについた高本。上半身を起こした阿部は、上から高本の頭を押して距離を作ろうとする。  ケージを使って立ち上がった阿部だが、高本がシングルレッグを狙う。阿部がカウンターでアームロックの体勢に入ると、後方に倒れ込み極めに行く。外れたが上になった阿部。高本の足をキャッチしてストレートフットロックを狙う。極まらないと見て解除し上を取った阿部。阿部が上の体勢でタイムアップ。  判定は三者10-9の3-0で阿部勝利。 [nextpage] ▼第1試合 ジュニア修斗 女子53kg以下契約 4分1R〇遠藤ジュリアン桜(リバーサルジム立川alpha)[判定2-1] ※10-9×2, 9-10×佐藤いろは(GOAT)  3度目の出場となる遠藤ジュリアン桜。アマチュア修斗だけではなく様々なアマチュアMMA大会でキャリアを積む佐藤いろは(GOAT)と対戦する。  1R、両者オーソドックス構え。佐藤が蹴りを放っていく。遠藤がタックルに。ダブルレッグでテイクダウンを奪う。下になった佐藤はクローズドガード。下から三角を狙ったが、遠藤がディフェンスしてパスを狙う。ジュニアルールのため、パウンドによる攻撃は認められておらず、上の遠藤はパスガードを狙っていく。  佐藤の足をかついでパスを仕掛けた遠藤。左足を超えてハーフにした遠藤だが、佐藤が足を抜いて立ち上がった。四つから投げを狙った遠藤だが、潰して佐藤が上を取る。遠藤がもぐって足を掴むとタックルで起き上がる。残りわずかで投げを狙う遠藤。投げをこらえた佐藤がバックからチョークを狙うが、遠藤が反転して上の体勢で倒れ込んだところでタイムアップ。  ジャッジ10-9佐藤、10-9遠藤、10-9遠藤。2-1のスプリットで遠藤が勝利。
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