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2026年8月22日(日本時間23日6時15分~)米国フロリダ州タンパのベンチマーク・インターナショナル・アリーナにて『PFL Tampa: Cyborg vs. Vieira』(U-NEXT配信)が開催された。
メインイベントで女子フェザー級王者クリス・サイボーグ(ブラジル)と対戦するケトレン・ヴィエラ(ブラジル)が、7.2ポンド(約3.26kg)の大幅体重超過。試合は153ポンドのキャッチウェイト戦にサイボーグが同意、サイボーグが勝てば王座防衛、負ければ王座は空位となる変則王座戦として実施されることとなった。
『PFL Tampa: Cyborg vs Vieira』速報
▼PFL女子フェザー級→153ポンドキャッチウェイト 変則王座戦 5分5R
〇クリス・サイボーグ(ブラジル)30勝2敗 145.0lbs(65.77kg)
[判定3-0] ※49-46×2, 49-47
×ケトレン・ヴィエラ(ブラジル)16勝6敗 152.2lbs(69.03kg)※7.2ポンド(3.26kg)体重超過
※サイボーグが王座防衛
MMA史上屈指の女子ファイターであるサイボーグは、MMA29勝で79%のフィニッシュ率を誇る。MMAでの2つの黒星は、MMAデビュー戦とその後、20連勝で迎えた2018年12月のUFC世界女子フェザー級タイトルマッチ・アマンダ・ヌネス戦でのもの。
以降、UFCでフェリシア・スペンサーに勝利し、再起を飾るとBellatorに移籍。24年からのPFLも含め9連勝中だった。プロボクシング6勝無敗、キック2勝1敗。MMAでの前戦は25年12月のPFLでサラ・コリンズに3R リアネイキドチョークで一本勝ち。その後、ボクシングで26年3月に3R KO勝ちしている。
このメインイベントは「サイボーグの引退試合」としてアナウンスされているが、41歳のブラジル人ファイターは「引退するかどうかはまだ分からない」と投稿している。
PFL初参戦となるケトレン・ヴィエラは、柔道・柔術がバックボーンでUFC10勝5敗。ホリー・ホルムやミーシャ・テイトといった強豪選手を破っている。26年5月の前戦では、UFC5連勝中だったジャケリン・カヴァウカンにバンタム級で判定勝ちで初黒星をつけさせている。オクタゴン勝ち越しでPFLに初参戦。フェザー級に階級を上げて王座に挑む予定だったが、計量ミスで変則王座戦となった。
One of the greatest to ever do it. One last dance.
— PFL (@PFLMMA) August 23, 2026
The legendary Cris Cyborg makes her way to the SmartCage for the Main Event 👊#PFLTampa presented by @visitspc | 📺LIVE NOW on ESPN pic.twitter.com/jqZpyjetBd
1R、ともにオーソドックス構え。先に中央に出るヴィエラ。左右にサークリングのサイボーグは左ボディストレートを見せる。
ヴィエラは圧力かけて右。顔をずらすサイボーグ。ヴィエラは右カーフ。チェックするサイボーグは右ストレートから左インロー。中央を取るヴィエラに左を振ってニータップも動かないヴィエラ。サイボーグは首相撲ヒザ。ヴィエラはサイボーグの組みを跳ね返す。
右オーバーハンドを突くサイボーグ。左インロー。右ボディストレート。ヴィエラは右を振ると、打ち終わりに右を狙うサイボーグ。ヴィエラのダブルレッグを切る。左フックの打ち合いはサイボーグ。ヴィエラは右ロー。
Things are heating up between Cris Cyborg and Ketlen Vieira 🔥🔥#PFLTampa presented by @visitspc | 📺LIVE NOW on ESPN pic.twitter.com/DJFKGjkM4a
— PFL (@PFLMMA) August 23, 2026
2R、右ボディストレートから入るサイボーグは左ボディストレートも。ヴィエラのワンツーをかわして右を打つ。かわしたヴィエラ。左ジャブを腹に突くサイボーグ。左インローも。ヴィエラは徐々に詰めると、サイボーグは左から右を踏み込んでスイング。かわしたヴィエラ。
中央を取り圧力かけるヴィエラに右オーバーハンドのサイボーグ、首筋に当たる。左ボディジャブ、右オーバーハンドのサイボーグ。しかしヴィエラの右もかすめる。
右前蹴りのサイボーグ。右カーフ! 左インローも。詰めて右から左を振るヴィエラに右ロー、左ジャブが入るがヴィエラが右をヒット! 一瞬足が止まったサイボーグだが打ち合いからヴィエラが組んだことでゴング。ヴィエラの右をどう評価するか。
3R、中央に出るサイボーグ。左インロー、右ハイ。ヴィエラが前に出たところにダブルレッグテイクダウン! 中央で下になったヴィエラ。下から腕を狙うが、パウンドで離れたサイボーグは中腰からパウンドで飛び込む。さらにマット際までスラムしてパウンドも、ヴィエラは蹴り上げで立ち上がり!
前に出るヴィエラ。右を当てる! 頭を振るサイボーグは組みに行くが切るヴィエラ。サイボーグは右オーバーハンド! 下がるヴィエラを右の連打で押し込むとヒザもローブローに。中断。
ヴィエラは顔をゆがめながらも再開、左ボディストレートのサイボーグ。右ローも。ジャブで押し戻すヴィエラは前に。サイボーグは左インロー、首相撲ヒザから左を大振りもかわしたヴィエラ。右で差して組んだサイボーグは右ヒザ。
突き放したヴィエラの右の打ち終わりに右を返したサイボーグ左ボディを突いてゴング。
It's a game of leverage! 💪#PFLTampa presented by @visitspc | 📺LIVE NOW on ESPN pic.twitter.com/XCmA254K0f
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4R、ジャブから右を打ち込むヴィエラ。かわすサイボーグだがケージ背にサークリングして右ロー。サイボーグは左ボディジャブをダブル。右から左の蹴りのサイボーグ。ヴィエラの右をかい潜ってテイクダウンの動きも深追いせず。
右オーバーハンドのサイボーグ。圧力かけるヴィエラにニータップの動き。切るヴィエラはワンツー。左ボディ、右ストレート、左インローのサイボーグはさらに右カーフをダブルで当てる。
ベタ足で前に詰めるヴィエラ。サイボーグは回りながら右カーフ。右を振って組んだサイボーグを右小手で投げたヴィエラが上に!
クローズドガードにサイボーギグに鉄槌でサイボーグは右目尻をカット。出血したサイボーグをインサイドガードから細かいパウンド。サイボーグは抱き寄せる。ヴィエラのラウンドに。
Listen in on Cris Cyborg's corner heading into the final round of the night 🔊👀#PFLTampa presented by @visitspc | 📺LIVE NOW on ESPN pic.twitter.com/T6XnsC7Ylk
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5R、先に右で圧力かけるヴィエラに最終ラウンドでダブルレッグテイクダウンを決めたサイボーグ! 立つヴィエラにパウンドもヴィエラは向き直る。
右で差して左ヒザのサイボーグに四つから小外でテイクダウンしたヴィエラ! 下から蹴り上げのサイボーグ。中に入って行くヴィエラにサイボーグはクローズドガードで下からも叩く。
間に足を入れて立ち上がりの動きのサイボーグにパスを狙うヴィエラ。抱き寄せるサイボーグに鉄槌狙うヴィエラ。サイボーグは頭を動かす。ヒザを間に入れて立ち上がったサイボーグ。
Cris Cyborg making one last push 😤#PFLTampa presented by @visitspc | 📺LIVE NOW on ESPN pic.twitter.com/JPKpdv2Sa2
— PFL (@PFLMMA) August 23, 2026
右を突いて左、さらに右を強振。ガードのヴィエラに左ボディストレート。しかし、ヴィエラも右を返す。右を突いたサイボーグは組んで押し込み。前回と同じように小手を巻いて投げようとしたヴィエラに残したサイボーグは右をヒットし、さらに右をスイング。出血しながらも右を振ってゴング。
両者ともにセコンドに肩車される。判定49-46×2, 49-47の3-0でサイボーグが勝利。ベルトを腰に戻した。
「私にとっては大きな一歩です。みんな、大好きだよ。ここに来てくれてありがとう。全力を尽くしたいし、すべての対戦相手を尊敬しています。ありがとう。チーム全員が素晴らしい戦いを見せてくれました。
試合後、ケージの中でインタビューを受けたサイボーグは「対戦相手が計量を7.2ポンド(約3.26kgと大幅に失敗し、それでもこの試合を5ラウンドフルに戦うと決めた。負けたらタイトルを返上する覚悟もできていたそうですね。そのチャンピオンとしての心構えについて教えてください」と問われ、「まあ、そういうことは時々あるものですが、でも、私は戦いたかったんです。神に『今日、彼女と戦ってもいい?』って聞いたら、『いいよ』って。試合は実現した。みんなも満足している。正直、来てくれたみんなに感謝したい。そしてイエス様に感謝したい。彼は私の人生を救ってくれた」とコメント。
さらに「クリス・サイボーグの次は?」と問われ、「次は、娘が家に戻ってきて、孫を産んでくれるんです。私たち、すごく楽しみにしています。それに、もう次のステップも決まっています。私はディナー(契約選手)ですから、フリーエージェントではありません。みんな、本当にワクワクしています。8年間、私は無敗を誇り、いつでも、どんな相手でも、どんな体重でも戦ってきました」と引退はしないことを明かした。
また、ダン・ハーディーから「クリス、あなたの成し遂げたことは本当に素晴らしい。もしこれがMMAでのあなたの最後の試合になるなら、あなたの試合の実況を担当できたことは、この上ない光栄でした。長年にわたりインスピレーションを与え、決して諦めないという姿勢を示してきた、世の中の若いファイターたちへのメッセージは?」と聞かれ「続けてください。努力を続けてください。神を第一に考えてください。謙虚であり続けてください。そして、このメッセージをクラレッサ(シールズ)に向けて伝えたい。彼女も、私と戦うには体重が重すぎるんだ。君は怖いよ。あの子は私を倒そうと本気で挑んできた。私はボクシングで8試合を戦った、あなたは100戦以上戦っているでしょう? 160ポンドで挑戦してくるだろう」と語った。
さらに、「サイボーグはまだ戦いたいと思っている」のアナウンスに「ケイラ(ハリソン)、ケイラ、聞いてくれ。こっちへ来て。あなたはずっと逃げ回っている。PFLの大会のために逃げ回っている。今、私の試合を見に来ている。あなたのことは分かっているよ。首の怪我が治ってアマンダと戦えることを願っている。私はここにいるから」と現UFC世界女子バンタム級王者に呼びかけた。
続けて試合後インタビューでは、「21年間もこの世界にとどまり、その勢いは衰えることを知りません。またしてもチャンピオンシップの舞台で勝利を収めました」と聞かれ、「そうですね、41歳というのは誰にとっても“新しい”年齢だと言えるでしょう。今回の試合については、私を慎重に扱ってくれたこと、そして素晴らしい挑戦の機会を与えてくれたことに感謝します。今日の私は、以前よりも優れたファイターになっています。
(いくつか挑戦状を叩きつけましたね。次にどこへ行くのか、何をするのかについて多くの噂が飛び交っています。クラレッサ・シールズに挑みましたね。ケイラ・ハリソンもあなたの試合を見に来ていました。彼女にも挑戦状を叩きつけました。どうやら、キャリアの中でまだ達成したいことがいくつかあるようですね?)だから現実的には、これから何をするにせよ、家に帰るつもりよ。孫の誕生を心待ちにしているの。娘もね。今はフライト情報をチェックし続けなきゃいけないけど。
(地球上で一番クールなおばあちゃんですね。試合で体重超過のヴィエラが、5ラウンドでもあれほど強かったことに驚きは?)いや、彼女がタフなのは分かっていたよ。だって、この試合は本当に厳しい戦いだったからね。彼女は普段より大きな相手だったし、自分にとって大変な試練になることは分かっていたよ。
(ボディへのジャブを当て、相手もカーフキックを蹴ってきた)うーん、まあ、武器がどこにあるかは分かってるし、動き回って、試合を終わらせるチャンスを見極めて安全を確保する、って感じで。彼女、気難しいのは分かってるし。私は柔術の黒帯だからね。だから、そこに留まって、安全を確保するんだ。
(立ち技だけでは耐えられない時が来る。ゲームプランを変更したのか、それとも彼女が今日こんなに重いと分かった時?)基本的な戦略は変えなかったけど、彼女が重いことは分かっていた。彼女はたぶん、1ラウンド目はもっと強く反撃してくるだろう。だから、彼女が体重調整にどれほど苦労したのか、あるいは苦労しなかったのかは分からない。 だから、この展開になるんだ。たぶん、ラウンドの終盤には疲れてくるはずだった。
(コーナーからの指示を聞いていたら、彼らは『2対2になるかもしれない』と言っていた。残り2分くらい君は下になっていけど。ヴィエラがハンマーフィストを数発叩き込んできた。君はキックで跳ね返して立ち上がり、ラウンド終盤に形勢を逆転させたと思うが?)だから、私はそれを練習したりスパーリングしたりしてきたんだ。時々そういうことが起こる。そして私は言ったんだ。『キープスタンドアップ、時間を確認して』って。だから、ジムでこれを練習してきた。グラウンドの感触を確かめて反撃する。チームメイトは真っ直ぐに打ってきて私は上に。これはかなり通用すると思い、実際にうまくいった。
(クリス・サイボーグは勝利を祝う時、何をするの? 君は長年にわたり、とても規律正しいアスリートに見えるけど。ご褒美の食事やチートデーは?)ブラウニーが好きなんだ。アイスクリームと一緒に食べるが好きだよ。
(あれは本当に美味しいよね。誰かがこの女性に、アイスクリームを添えたブラウニーをあげたから、またしてもチャンピオンにふさわしいパフォーマンスだった。それに、『これが最後のMMAの試合になるんじゃないか』という憶測もあった。ケイラへの挑戦状と、クラレッサ・シールドへの挑戦状が出された。少し休んで、孫を迎えるつもりなのはわかったけど、少なくとも何らかの格闘技の場でまた君の姿が見られると、自信を持って言える?)
いやあ、これが本当に大好き。だから参戦するんだ。経験を重ねるほど今、より大きな喜びを感じてる。すべてが見渡せる。自分のコーナーの声も、相手のコーナーの声も聞こえる。すべてを感じ取れるんだ。だから、キャリアの初期の頃よりも、今はもっと多くのものを手に入れている。本当に感謝している。なんて素晴らしいキャリアだったんだろう。神様、すべてに感謝します。神様はいつも私に最高の時間、素晴らしい時間を与えてくれている。そして、彼が私をこのリングに連れて行ってくれた。
(19回も。それはチャンピオンシップでの勝利のキャリアそのものだ。中には、本当に優秀なMMAファイターでさえ、プロとして19回も戦わない人もいる。これは、5ラウンドの試合に21回、22回も出場したようなものだ。とんでもないことだね?)多くのハードワークとトレーニングの賜物だ。チーム全員にとって、私はとても大きな存在だった。みんなが私を信じてくれて、今も信じ続けてくれている。そして、彼らもそうせざるを得なくなるだろう。まずは、クリスが引退する時期が近づいているということだ。でも、どうなるか様子を見よう。みんな、今こそ理解してほしいんだ。
(MVPとPFL。未来は明るい。MMAとボクシング。そして、このレジェンドは、その両方に挑戦したいと思っているのかもしれない。それでも前進し続ける?)さあ、やろう!」























