サイボーグがコリンズに一本勝ち、ディチェバとバンタム級戦か
▼PFL世界女子フェザー級選手権試合 5分5R
〇クリス・サイボーグ(ブラジル)
[3R 2分55秒 リアネイキドチョーク]
×サラ・コリンズ(豪州)
※サイボーグがPFL女子フェザー級初防衛成功
1R、サウスポー構えのコリンズにオーソのサイボーグ。コリンズが左インロー。左ローを返したサイボーグ。右オーバーハンドをガード上に打ち込む。サイボーグの右インローに右ダブルを合わせたコリンズ! サイボーグはバランスを崩す。
詰め直したサイボーグは右ボディをヒット。さらに左ジャブにコリンズは右で押し返す。アイポークを主張するコリンズ。再開。
喧嘩四つから互いにジャブの刺し合い。コリンズの左前蹴りとサイボーグの右前蹴りが交錯。コリンズは左ミドルハイ。サイボーグの右ローに右ストレート、左前蹴りを腹に突く。サイボーグは右を振ってケージに詰めて右をヒット。サークリングのコリンズに右インローを当てる。
左ローを打ち返すコリンズに右ローのサイボーグ。さらに右ミドルも。左前手を触角のように出して間合いを測るサイボーグは。コリンズの左に合わせてボディロックテイクダウン。亀から立とうとするコリンズの背後からパンチを連打。立つコリンズを詰めて右の連打。一瞬背中を見せたコリンズだが向き合うと、サイボーグはさらに圧力。
右ローでコリンズのバランスを崩すサイボーグは、さらにボディストレート。右で飛び込むと、コリンズは左にサークリング。サイボーグは左で外足を獲る。
右ストレートを打ち込むサイボーグはコリンズの左前蹴りを掴んで押し込み、最後にホーン後に後頭部に右を打ち込み、ブーイングを浴びる。
📹フェザー級レジェンドのクリス・サイボーグがタイトルマッチ(5R)で新星サラ・コリンズを相手に3RリアネイキドチョークでPFL女子フェザー級王座戴冠👑
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2R、コリンズが左前蹴り。詰めるサイボーグの右ローの打ち終わりに組むコリンズだが、突き放すサイボーグ。サイボーグの右に右のカウンターを合わせようとするコリンズだが、サイボーグは右ボディ打ち、さらに右ミドルで腹狙い。
左に回されるコリンズは左ミドルハイ。ガードのサイボーグは右ミドルをヒット。そこに右を狙うコリンズ。続くサイボーグの右ミドルを掴んでテイクダウンのコリンズ!
インサイドガードからコリンズはパウンド。クローズドガードのサイボーグの下からの細かいパンチ、蹴り上げにコリンズは中腰から立ち上がり。スタンドに戻してしまう。
サイボーグの右ストレートに、右ジャブを打ち返すコリンズ。サイボーグは右ミドルヒをガード上に当てて左腕を殺していく。さらに左ローと対角線の打撃。コリンズの右の蹴りを掴んで組んだサイボーグは左で差して押し込み、ヒザ、右のパウンド。
離れたコリンズが左ストレート。頭をかすめたサイボーグは右から左の連打から首相撲ヒザ、ボディロックに切り替え、コリンズは右小手巻きで凌ぐと、サイボーグは組んだまま右ハイを突く。
#ANDSTILL
— PFL (@PFLMMA) December 13, 2025
Cris Cyborg gets it done with a rear naked submission as she defends her PFL Women's Featherweight World Title! 🐍🏆#PFLLyon | LDLC Arena, Lyon | 📺LIVE NOW on the ESPN app pic.twitter.com/c571rRJGbV
3R、右インローのサイボーグ。さらに右ストレート。コリンズは右を返すが、サイボーグの圧力にケージ背に。右から右ミドルを打ち込むサイボーグ。コリンズの右ローに左右をまとめる。
右のダブルから左で差して組んだサイボーグはヒザ蹴りも、コリンズは右手で首を巻いて右足を外に、払い腰テイクダウン! 袈裟固めで抑えるコリンズが左のパウンド。サイボーグは腰を引いて、ケージを蹴ってサイドバックについてから頭を抜いてバックに!
両足をフックして、パームトゥパームでリアネイキドチョーク。さらに後ろ頭で組んでタップを奪った!
PFL世界女子フェザー級王座の初防衛に成功したサイボーグは「サラは本当に優れたグラップラーだった。柔道も得意だ。だから我々は全てを創り上げた。つまり12週間のハードトレーニングだ。全ての対戦相手を尊重する。彼らがここに来る時は準備万端だと分かっている。本当に幸せだ。他の全てにも全力で取り組む。そして敬意を。
(フィニッシュは袈裟固めを抜けてのRNCだったが)2~3年前からずっと、サイドコントロールの防御、柔道のサイドコントロールの防御を練習してきたんだ。本当に一生懸命練習した。簡単じゃない。粘り強く続けなきゃいけない。私のキャリアは決して楽じゃなかったけど、彼らは一生懸命働き続けて、この防御を本当に気に入ってくれている。コーチ、本当にありがとう。全てに感謝している。

(MMAで勝ち得るものは全て勝ち獲るったが、次に何を目指す?)まず、来てくれた皆に感謝したい。PFLに参加し、チームの皆も頑張ってくれた。私の命だ。皆がボクシングを頑張ったことは、私にとって全てだった。そのことに感謝したい。だって私は一人じゃない。周りにチームがいる。計画を立て、トレーニングを。次の全てのために。戦いたい。
また戦うつもりだ。来年、これが私の最後のMMAの試合になる。そして引退前にボクシングの試合をいくつかやりたい。だってボクシングが大好きだから。レオとここで戦えるかもしれないけど、次の相手はリー・マーコート。彼女はBellatorで活躍した。もし彼女が無理なら、ダコタ・ディチェバと折衷案で誰戦うこともできる。135ポンド(バンタム級)で誰にも負けません。何をすべきか考え中ですが、きっと良い結果になると信じています」と語った。
21日のPFCアフリカはホセ・トーレスと2勝1敗のンデベレと6戦無敗ヘニエネが決勝
PFL Africa Finals Card:
Sofitel Dome, Cotonou, Benin
5 pm WAT | 4 pm GMT | 11 am EST | Saturday 20 December

PFL Africa Bantamweight Finals: Nkosi Ndebele (10-3) v. Karim Henniene (6-0)
PFL Africa Welterweight Finals: Shido Boris Esperança (11-1) v. Yabna N’Tchala (13-2-1)
Lightweight Showcase Bout: Jean Do Santos (9-1) v. Cornel Thompson (10-3)
PFL Africa Heavyweight Finals: Justin Clarke (4-0) v. Abraham Bably (7-2)
PFL Africa Featherweight Finals: Alain Majorique (6-0) v. Wasi Adeshina (9-3)
Women’s Strawweight Showcase Bout: Juliet Ukah (7-0) v. Maryam Gaber (3-0)
Light Heavyweight Showcase Bout: Styve Ngono (6-1) v. Mélèdje Yedoh (1-0)
Heavyweight Showcase Bout: Abdoulaye Kane (4-1) v. Jashell Ticha Awa (3-2)
Welterweight Showcase Bout: Mouhamed Ba (3-1) v. British Boloyoang (3-2)
Bantamweight Alternate Bout: Boule Godogo (4-1) v. Thimna Mhlauli (5-0)
Women’s Strawweight Showcase Bout: Shelda Chipito (0-0) v. Miracle Andrew (1-1)
日本時間12月21日(日)の『PFL Africa』(U-NEXT配信)では、バンタム級とウェルター級の決勝が行われる。バンタム級のンコシ・ウデベレ(南アフリカ)は、BRAVE CFでホセ・トーレスに2勝1敗の元王者。対するカリム・ヘニエネ(カナダ)は10月大会で跳びヒザ蹴りでKO勝ちした6勝無敗の30歳。






