▼第5試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ 3分3R
×ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)
判定0-3
〇バンルーロック・シットワチャラチャイ(タイ)

バンルーロックは2023年3月の『ONE Friday Fights 8』でONE初出場。3試合を行い、いずれもKO・TKO(1Rが2回、3Rが1回)勝ちしていたが、2025年6月にONE FF初出場となった吉成名高と対戦し、判定負けした。2026年3月には初めてのキックボクシングルールで元K-1バンタム級王者の黒田斗真に勝利。
ソンチャイノーイはS1ジュニアバンタム級王者の肩書きを引っ提げて2022年9月のNJKFに初来日すると、塚本望夢を1RでKO。2023年4月には『BOM OUROBOROS 2023』で名高に3RでKO負けを喫したが、強烈な攻撃の数々で名高を苦しめた。2023年7月の『BOM』にも来日し、重い左右ローキックで場内をどよめかせ、5Rには首相撲からのヒザ蹴りでジュライ・ウォーワンチャイ(=石井寿来)に判定2-0で勝利している。
ONEには2023年1月の『ONE Friday Fights 2』から出場し、9戦全勝(4KO)の快進撃。名高とONEアトム級世界タイトルを争う最右翼と目されていたが、2025年8月にヌンスリンに敗れた。2026年4月の日本大会で名高とタイトルマッチで念願の再戦も返り討ちに遭い、2026年6月、名高と対戦した後のヌンスリンとの再戦でも判定負け。ONE戦績を10勝3敗とした。所属するゲッソンリットジムは、K-1など日本で大活躍したチャンプアを輩出したジムだ(※チャンプアは現在同ジムのトレーナー)。
1R、両者のミドルが激突。サウスポーのバンルーロックはインローから左ハイ、ソンチャイノーイも右フックを振る。ソンチャイノーイは右インローを蹴ってからのワンツーも、バンルーロックはスウェーでかわす。左ハイを当てるバンルーロック、ソンチャイノーイのワンツーはかわされる。左右の強打で前に出るソンチャイノーイだが、バンルーロックは見事にかわす。
左ミドルハイを蹴り、ソンチャイノーイが打ち返してくるとかわすバンルーロック。どんどん前に出てパンチを出したソンチャイノーイだが、このラウンドはバンルーロックが取ったか。
2Rも前に出て右を強引に当てに行くソンチャイノーイ。バンルーロックはワンツー、左ミドルハイ。近付いてくるソンチャイノーイには左ミドル。何とかして右ストレートを当てようと繰り出していくソンチャイノーイを翻弄する。組み付くとソンチャイノーイはヒザもバンルーロックに組まれてブレイクに。
ワンツー、左ミドルを当てて離れるバンルーロック。ソンチャイノーイはミドルの蹴り足をキャッチしてパンチを打とうとするが、バンルーロックが上手く逃れる。ソンチャイノーイの強打を徹底的にかわしていくバンルーロック。
3R、バンルーロックの蹴り足をキャッチしてそのまま左右フック連打に持ち込むソンチャイノーイ。かなり距離を詰めてきたが、バンルーロックも回り込む。左フック、右ストレートで追い詰め、組んでのヒザに持ち込むソンチャイノーイ。空振りしたソンチャイノーイは勢いで転倒する。
左ミドルを蹴られてもソンチャイノーイは前に出て前に出て左フックを振る。バンルーロックは左ミドルハイ。圧倒的に攻めるソンチャイノーイだが、なかなかヒットが奪えない。逆にバンルーロックは左ストレートを当てる。ロープ際に追い詰め、ボディとアッパーを打つソンチャイノーイ。バンルーロックは左ミドルハイを蹴ってソンチャイノーイの胴を抱え込んでしまう。
判定はテクニックを駆使して巧みに戦ったバンルーロックの勝利。ソンチャイノーイはまさかの3連敗となった。
バンルーロックは勝利者インタビューで「とても嬉しい。厳しい練習を乗り越えて来た甲斐がありました。名高とのリマッチが目標です。今までの3倍厳しい練習をして準備してタイトルを獲得したいです」と、吉成名高との再戦を実現させたいと語った。






