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【修斗】2年ぶり復帰の渡辺彩華が高本を極めて王座防衛! 岩﨑が荒井をTKOで世界ミドル級王者に。関口が中池に競り勝つ、ジェイクムラタが判定勝ち、中村未来がテクニカル一本勝ち

2026/07/21 08:07
 2026年7月20日(月・祝)東京・後楽園ホールにて『プロ修斗 公式戦 2026 Vol.5』(ツイキャス配信)が開催された(※写真追加あり)。 ▼世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップ 5分5R〇渡辺彩華(王者・初防衛戦/AACC/IDEA ASAKUSA)[3R 2分41秒 リアネイキドチョーク]×高本千代(挑戦者・同級1位/高本道場)※渡辺が王座防衛  世界女子スーパーアトム級女王“ナベアヤ”こと渡辺彩華(AACC/IDEA ASAKUSA)が約2年ぶりの復帰戦にして初防衛戦。  2024年8月のパク・ボヒョン戦以来の戦線復帰となるナベアヤ。この期間はケガの療養に費やし、万全な状態を作り上げ、満を持しての復帰戦を迎える。対戦相手は25年に開催されたインフィニティリーグ2025を制した高本千代(同級1位/高本道場)。  圧巻だったのは優勝候補との呼び声が高かったerika(THE BLACKBELT JAPAN)と村上彩(修斗GYM東京)というチャンピオン経験者の二人に競り勝ち、土をつけた2試合。チャンピオンシップ発表の際にナベアヤから「社会も格闘技も知らない良い子ちゃんに現実を教える」というメッセージに対し、高本は「良い子ちゃんだなんて褒めて頂き、ありがとうございます! 試合ではしっかり殴ったり、極めたり、絞めたりして勝ちます!」と女王からの挑発を受けてもしっかりとした返しのコメントを披露している。  2年の期間を経て万全の状態を作った女王“ナベアヤ”か、ショートノーティスで経験と自信を築き上げブレイクスルーした“JDチャレンジャー”高本千代か。注目のタイトルショットだ。  1R、オーソの渡辺に高本はサウスポー。すぐに詰める高本。渡辺は右を打ち込む。高本の左ハイは腕でブロックした。圧を掛ける渡辺。高本がダブルレッグで飛び込んだ。テイクダウン。高本は両足で渡辺の足をホールドする。寝かせようとしたが、立ち上がった渡辺。  高本はクラッチを放さずテイクダウンを狙う。バッククリンチから投げてテイクダウン。バックマウントを狙う高本。前に落とそうとする渡辺。高本は腕十字に切り替えたが、ヒジが抜けている。  放した高本。すぐに起き上がりタックルに入る。ケージでこらえた渡辺。離れた。高本の左ミドルがヒット。渡辺もハイを返す。残り1分。右ストレートを打ち込んだ渡辺。もう一発顔面に入れる。1R終了。  2R、左右のローで詰めていく高本。左ミドル。渡辺が右ストレートをヒット。ケージに追い込まれた高本がタックルへ。シングルレッグ。こらえてヒジを入れた渡辺。切って離れた。  渡辺の右ストレートがヒットし、首がのけぞる高本。高本がタックルに入るが、切ってパンチを入れた渡辺。また右ストレートがヒット。高本もワンツーから左ミドルを入れる。タックルに入った高本。切られたが、足にしがみつく。  渡辺がパンチを入れると引き込んだ。ブレイクがかかり、スタンドで再開。左ミドルを連打して出る高本。シングルレッグに入るが、切った渡辺がバックからパウンドを連打する。マウント!    ヒジを入れる。高本がブリッジ返しで上を取り返した。上からパウンドを入れる高本。渡辺は下からホールド。  残りわずかで立ち上がってパウンドを入れる高本だが、渡辺は蹴り放して立ち上がった。パンチ・ヒザで出る高本。2R終了。  3R、右を入れた渡辺が高本の足を取ってテイクダウンするが、グラウンドに付き合わず離れる。高本がシングルレッグで飛び込む。渡辺の左足を抱えるが、切った渡辺がパウンドを連打する。バックに回る渡辺。  脇腹にヒザを入れるとリアネイキドチョークを狙う。足をフックさせずに耐えている高本だが、両足をフックした渡辺がパウンド。体を起こそうとした高本にリアネイキドチョーク!高本タップ!  3R2分41秒、リアネイキドチョークで渡辺が一本勝ち。王座防衛に成功した。客席にいた前RIZINスーパーアトム級王者・伊澤星花に勝利の報告に行く渡辺。  試合後にマイクを向けられた渡辺は、「しばらくずっと勝てない時期が続いて、自分のことを信用できなくなった時期もあったんですけど、みなさんの支えのおかげで戻ってくることができました。本当にありがとうございます。」と涙ぐみながらコメント。  さらに、「今日、RIZINチャンピオンの伊澤選手が来ているんですけど、伊澤選手、今日は何点でしょうか」と、客席にいた伊澤星花に問いかけると、伊澤は笑いながら「30点!」と答える。それを聞いた渡辺は「もっと頑張ります。」と答えると、「これからも上を目指して頑張るんで、応援よろしくお願いします。」とコメントを締めた。 [nextpage] ▼世界ミドル級チャンピオン決定戦 5分5R〇岩﨑大河(同級1位/大道塾・パラエストラ東京・NAUGHTY HOUSE)[2R 0分28秒 KO]×荒井 勇二(同級3位/暁道場)※岩﨑が第7代世界ミドル級王者に “世界のサンダー”岡見勇信のタイトル返上に伴い、新王者を決める4MENトーナメントを3月29日後楽園ホール大会からスタート。  GFC王者で米兵のHENRYを下した“北斗旗スリータイル覇者”岩﨑大河(同級1位/大道塾・パラエストラ東京・NAUGHTY HOUSE)と新人王・沙門を下した荒井勇ニ(同級3位/暁道場)が激突。『世界ミドル級チャンピオン決定トーナメント 1stラウンド』を勝ち上がった両者がいよいよベルトを懸けた決勝戦に挑む。 “止まる事なく動き続ける”と宣言をする荒井と、結婚式で使用したというタキシード姿というダンディな出立ちで登場した岩﨑は「恋焦がれたベルト、俺と結ばれてくれ!」とベルトへの想いを声高らかにラブコールを送った。岩﨑が伝統ある北斗旗に続き修斗の世界王者となるのか、それとも元修斗環太平洋ウェルター級王者・村山暁洋を師にもつ荒井勇ニ(暁道場)がベルトを持ち帰り師弟での王座戴冠となるか。  果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか? 歴史に名を刻むのは岩﨑か、荒井か。中重量級の迫力とスピードに注目の王座決定戦だ。  1R、両者オーソドックス。右を打ち込んだ岩﨑。荒井は蹴りのフェイントから、飛び込んできた岩﨑に胴タックルで組みつく。ケージに押し込みながらヒザを入れる荒井。引き剥がそうとする岩﨑だが、荒井は離れずに追いかけてヒザを入れる。   差し返した岩﨑が入れ替えてケージに押し込む。ヒザを一発入れた岩﨑に対し、押し込まれた体勢から細かいパンチを入れる荒井。レフェリーがブレイクを掛ける。岩﨑が右ハイ。腕でブロックした荒井。ケージまで下がった荒井。岩﨑が左右のパンチを入れる。   荒井が組みに行くが、投げで崩した岩﨑。荒井の立ち際に右を打ち下ろすとバックを取る。残り1分。亀になった荒井にパウンドを入れる。亀のまま打たれている荒井。立ち上がろうとするが、体重をかけて立たせない岩﨑。左右のパンチを連打した岩﨑。動きが止まっている荒井だが、1R終了のホーン。  2R、岩﨑のジャブでバランスを崩した荒井。岩﨑の右が入り、崩れるように下になった荒井。岩﨑はマウント!そのまま左右のパウンドラッシュ!顔を背けた荒井にパウンド・鉄槌を打ち込むとレフェリーがストップ!  2R0分28秒、岩﨑がTKO勝ちでミドル級王者に。  新王者となった岩﨑は、マイクを渡されると「俺を愛してくれてありがとう!まずここにいるノーティーハウスの人たち、本当にありがとう。彼らと会えたことで、僕は、MMAがより強くなりました。  そして、僕は所属が3つあるんですけど(大道塾・パラエストラ東京・ノーティーハウス)、特に今日来てくださっている大道塾の皆様、本当にありがとう。修斗と大道塾は昔からつながりがあって、その縁から坂本さんが声をかけてくれて、そこから修斗の旅が始まりました。チャンピオンという結果で、一つ区切りができたと思います。  僕を愛してくれる修斗、本当にありがとう。修斗のおかげで、王者にもなれて、いろいろな経験ができました。ただ、これで僕のMMAは終わりじゃないです。これからも続く旅を応援してください。」とコメントすると、最後にもう一度「俺を愛してくれてありがとう!」と叫んだ。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇関口祐冬(修斗GYM東京)17勝11敗7分判定 2-1×中池武寛(パラエストラ小岩)7勝1敗 [ジャッジ]片岡 誠人28-29 (1R 9-10/2R 10-9/3R 9-10)福田 正人29-28 (1R 9-10/2R 10-9/3R 10-9)渡辺 明伸29-28 (1R 9-10/2R 10-9/3R 10-9)  19歳の中池は、アマチュア修斗で全日本を制した時からその若さとビックマウスで注目を集め、プロデビュー後も、獰猛且つ凶暴なファイトスタイルに磨きがかかり、全ての勝ち星がフィニッシュ勝利というフライ級のトッププロスペクトとなった。  23年のプロデビューから4連勝も、2024年11月にシモン・スズキに1R TKO負けで初黒星。しかし、その後は3連勝中で、下田洋介、岡田嵐士、26年3月の前戦ザヒド・アフメドフといずれも1Rで下している。  一方の関口は、23年7月に内藤頌貴に判定勝ち後、ヤックル真吾に判定勝ち。石井逸人を2R TKOに下すと、25年1月に安芸柊斗に一本勝ちで世界フライ級王座を戴冠。しかし、25年11月に亮我との初防衛で3R RNCで敗れ、王座陥落。26年3月の復帰戦では長年フライ級のトップを走り続ける“浪速の爆弾小僧”中村優作と対戦し、互いに一歩も退かない一進一退の攻防を繰り広げドローに。世界王座は手放したがフライ級のトップ戦線に居ることを実力で証明してみせた。28歳。  今回、野望満ち溢れる新時代の旗手・中池と元世界王者の関口。圧倒的な破壊力を持つ二人が激突する。  1R、両者オーソドックス。すぐに間合いを詰める中池。右フック。さらに左フックを入れると、距離を取る関口を追って飛びヒザ!組みに来た関口を小手投げで投げて上を取る。ハーフからヒジを入れる中池。関口は下からホールドしてディフェンスする。パウンドを打ち込んでいく中池。足を抜いてサイドに出る。腕十字を狙ったが、その瞬間に立ち上がり離れた関口。ケージに詰めた中池がパンチを打ち込むとまた飛びヒザ。ガードを下げた構えの関口。中池のパンチをかわして右フックをヒットさせる。ノーガードで見合ったところからタックルで飛び込んだ関口。ケージ際で尻餅をつかせた体勢に。1R終了。  2R、間合いを詰めた中池。ワンツーがヒット。さらに飛びヒザ。距離を取る関口だが、すぐに詰める中池。パンチに合わせて関口がタックル。テイクダウン。パウンドを入れる関口。中池はガードから関口の首を抱えてギロチン。しかしサイドに出た関口がヴァンフルーチョークを狙う。すぐにガードの中に入れてディフェンスした中池。またガードからギロチンを仕掛ける。ローリングして絞めるが、上を取って外した関口。インサイドガードからパウンドを入れる関口。密着して中池の首をケージに押し込みながらヒジを連打する。残り1分。体を起こして強いパウンドを入れる関口。中池は腕十字を狙い、関口が体を起こした瞬間に蹴って立ち上がった。すぐにダブルレッグで飛び込む関口。ギロチンに抱えた中池。そのままスイープしてマウント!パウンドを連打する。背中を向けた関口に左右のパウンドをヒット。2R終了。  3R、中池にとっては初の3R目。間合いを詰めた中池だが、関口がタックルでテイクダウン。中池はKガードから足関を狙ったが、関口はハーフからパウンドを打ち込む。またガードに戻した中池。関口がフルスイングのパウンドを打ち込んだが、かわして立ち上がった中池。関口はすぐにタックルへ。中池はがぶるとダースチョークを狙う。解除してバックに回った中池。シングルバックから両足をフックしてバックマウント。リアネイキドチョーク。しかし外れた。残り1分。関口が反転して上を取った。ハーフから肩固めを狙う。外れた。肩パンチを連打した関口。立ち上がってヒザから飛び込む関口だが、中池が足でブロックして立ち上がる。打ち合いでタイムアップ。  ジャッジは29-28中池、29-28関口、29-28関口。2-1のスプリットで関口が勝利。  腕を上げられた関口だが、納得行かない表情を浮かべる。試合後にマイクを向けられた関口は、「中池くん、俺がまだ続けていたらもう一回やろう。ごめんなさい」とコメントしてケージを後にした。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R×チョウ・スソン(NAUGHTY HOUSE) ※スソンより改名[判定 0-3]〇ジェイクムラタ(ZEEK GYM) 片岡 誠人27-30 (1R 9-10/2R 9-10/3R 9-10)渡辺 明伸28-29 (1R 9-10/2R 9-10/3R 10-9)植松 直哉27-30 (1R 9-10/2R 9-10/3R 9-10)  26年5月に約3年ぶりに修斗復帰を果たしたスソンがチョウ・スソンと改名して参戦。コクエイ・マックス率いるNAUGHTY HOUSEから参戦のスソンは、テコンドーで全日本選手権を制した打撃を武器とするストライカー。  2023年7月に加藤ケンジに3R KO勝ち。24年7月に『UAE Warriors 51』で現UAEWバンタム級王者のアサフ・チョプロフ(10勝無敗)に3R リアネイキドチョークで敗れた後、25年9月の前戦では『ONE Friday Fights 125』でキム・ギョンジュンに1R TKO負け。26年5月の修斗復帰戦では藤井伸樹との大熱戦を判定勝ち。今回は連続参戦となる。  その対戦相手となるのがバンタム級の実力者ジェイク・ムラタ。ムラタは、24年8月にNEXUSで神部篤哉に組み勝負も評価されずに判定負けも、24年11月のTORAOで野尻定由にスプリット判定勝ち。25年3月には新井拓巳を1R キムラロックで極めて2連勝をマーク。しかし、25年10月の前戦では、TRIBEの川北晏生に判定負け。今回は負傷明けの一戦となり、復帰に懸ける思いも強い。 “最激戦区”バンタム級に新風を吹き込む2人の対戦で、勝ち残るのは?  1R、オーソドックスのムラタに、スソンはスイッチを繰り返す。ケージに詰めたムラタがタックルに入る。自ら下になると、ハーフからスイープして上を取った。スソンは下から三角を狙う。パスを狙うムラタ。スソンの足を畳んでパスガードし、サイドで押さえ込んだ。押さえ込みながら側頭部にヒジを入れるムラタ。スソンの右腕にアームロックを狙う。自らの足で腕を挟んでディフェンスするムラタ。残り1分。反転して上を狙うスソン。アームロックを解除して上を取ったが、ムラタは下からギロチンに抱えてスイープを仕掛ける。外れたが、下からホールドしてしのぐムラタ。1R終了。  2R、スソンがハイで牽制する。ムラタが間合いを詰めるが、パンチのフェイントで近寄らせないスソン。詰めたムラタがタックル。スソンはニンジャチョークで引き込んだが、外して上を取ったムラタ。ガードから三角を狙うスソン。クラッチしたが、ガードの中に両腕を入れてディフェンスするムラタ。  外れた瞬間に立ったスソンだが、ムラタがすぐに組みつくとがぶってネルソンの体勢に。自ら膝を着いてしゃがみ込んだスソン。寝かせたムラタが羽折固めの体勢になったが、クラッチが外れた。サイドで押さえ込むムラタ。背中を向けて立ち上がったスソンだが、ムラタはボディロックでテイクダウン。残りわずかで、また背中を向けて立ち上がったスソン。正対したところで2R終了。  3R、右オーバーハンドを振るスソン。ムラタは距離を取る。ケージを背負ったムラタ。スソンはミドルを入れる。ムラタがタックルに入るとディープハーフからスイープを仕掛ける。ボディロックからバックに回ったムラタ。スソンは立ち上がるが、ケージ際で正対したところでムラタがテイクダウン。  再び背中を向けて立つスソン。ダブルレッグでテイクダウンに行くムラタ。両足を束ねてテイクダウン。すぐに背中を向けて立ち上がるスソン。ムラタはクラッチを放さず、スタンドに戻るとすぐにテイクダウンを狙う。ヒジを入れて抵抗するスソンだが、尻餅をつかせたムラタ。  ケージを使って立ったスソン。側頭部にヒジを入れたが、またテイクダウンされて尻餅をつく。残り1分。立ち上がろうとしたスソンに上から体重をかけて押さえ込む。立ち上がりヒジを入れるスソンだが、放さないムラタ。タイムアップと同時に大の字で倒れ込んだムラタ。  ジャッジは30-27ムラタ、29-28ムラタ、30-27ムラタ。判定3-0でジェイクムラタの勝利。 [nextpage] ▼女子アトム級 5分3R〇中村未来(マルスジム)[2R 4分00秒 アームロック]×嶋屋 澪(SISU)  “北のストライカー”中村未来の再起戦が早くも決定。中村は一度勝利している青野ひかると2025年9月に「世界女子アトム級王座決定戦」で対戦。青野のタックルにカウンターのヒザ蹴りを狙ったが不発。王座獲りを逃すこととなった。  対するは、関西で最大規模のトレーニング面積を誇るSISU所属の嶋屋澪。嶋屋は空手をベースとするストライカーで5月31日の大阪大会の深井志保戦から正式にアトム級に落として参戦。1Rはテイクダウンに苦戦するも、2Rにはしっかりとアジャストし得意の打撃を駆使して戦況を盛り返し判定1-0のドローに。  打ち勝つのは北の中村か、浪速の嶋屋か。女子ストライカー対決に注目だ。  1R、両者ともにサウスポーに構える。パンチから組みついた中村。ケージに押し込むとボディにヒザを入れる。離れた嶋屋。胴タックルで組みついた中村。両脇を差してケージに押し込む。押し込みながら足を踏む中村だが、レフェリーはブレイクを掛ける。   すぐに詰めて組んだ中村が、またケージに押し込んだ。押し込んでヒジを入れる中村。シングルレッグに切り替えるとテイクダウン。ガードを取る嶋屋にパウンドを入れる。ハーフにした中村は、左の膝で嶋屋の右足を踏んで固定すると、ヒジ・パウンドを打ち込む。1R終了。  2R、嶋屋が距離を取りながらロー、ハイを蹴る。ダブルレッグに入った中村。テイクダウンするとマウントに。ヒジを打ち込むと、自らサイドに移行した。背中を向けて立ち上がった嶋屋。前に落とそうとした嶋屋だが、中村は両足をフックして仰向けの状態でバックマウントに。   ハーフに移行した中村。足を抜いてパスガードすると、嶋屋の左腕にアームロック。頭をまたいで極めに行く。腕が逆向きに曲がったが、スッポ抜けて外れた。しかし嶋屋のコーナーからバトンが投じられており、テクニカル一本。嶋屋はまだ余裕があったのか、納得がいかない表情を見せる。  2R4分00秒、コーナーストップにより中村がテクニカル一本勝ち。 [nextpage] ▼インフィニティリーグ2026 バンタム級 5分2R〇武田勇輝(MASTER JAPAN TOKYO)[2R 1分35秒 KO]×上杉隼哉(ブレイブハート)  バンタム級で開幕したインフィニティリーグ2026では、共に初戦となる武田勇樹と上杉隼哉の超攻撃型ストライカー対決が決定。  空手ベースの武田は、26年2月に御前昂史に判定勝ち後、4月の前戦でアジア大会レスリング準優勝の吉村拓海に判定負け。  上杉は25年5月に彬大とドロー後、26年4月の前戦・風神祭りで藤木龍一郎を1R 20秒でTKOに下している。  1R、オーソドックスの武田と、サウスポーの上杉。蹴りで牽制する武田。右ボディを入れた上杉が左右のパンチで出るが、武田は左ミドルを返す。上杉が組むと首投げで投げた。マウントを狙う。立ち上がろうとした武田のバックに回ると四の字ロックに捕らえた。リアネイキドチョーク。   腕が喉元に入ったが、両手で剥がして防いだ武田。腰を浮かせて前に落とそうとする。下になった上杉。逆にバックにまわった武田がパウンドを入れる。上杉は立つが、立ち際にヒザを入れる武田。スタンドバックの体勢に。上杉はバックを取られた体勢からアームロックを狙ったが、武田は上杉の体をまたいでディフェンス。パンチを入れる武田。1R終了。  2R、武田がパンチで出る。ケージを背負った上杉。サークリングして距離を取ったが、武田は再びケージに追い込む。右ボディを入れた武田。インロー。ふたたび右ボディ。さらに三日月蹴りを入れると効いた! 崩れ落ちる上杉にヒザを入れるとパウンド! レフェリーストップ!  2R1分35秒、武田TKO勝ち。2Rフィニッシュにより、インフィニティリーグのポイントは4ポイントを獲得。 [nextpage] ▼バンタム級 5分2R〇人見礼王(修斗GYM東京)[判定3-0] ※20-18×3×ライダーHIRO(シューティング宇留野道場)  そのバンタム級で開催されている「インフィニティリーグ2026」にエントリー中の人見礼王(修斗GYM東京)の緊急参戦が決定した。  リーグ初戦となった5.17ニューピアホール大会で人見は、関根累(ROOTS)から2R終了間際にアナコンダチョークを極めて勝ち点4を獲得。リーグ2戦目は11月になるため、本人からの再三に渡る出場志願があり参戦が決定した。約1年振りの復帰戦となった2月から4月、5月と連戦で、半年で4試合と怪我で戦えなかった苛立ちを払拭するかの如く超ハイペースで試合をこなしている。  その対戦相手が久々の修斗参戦となるライダーHIRO(シューティング宇留野道場)。人見とライダーは少なからず因縁があり、人見はライダーの弟の清水俊一と2025年1月に対戦しドロー。人見はこの試合での負傷が原因で1年間の欠場を余儀なくされている。  ライダーは、25年5月に堀内佑馬に判定負け後、26年5月に保持していたWARDOGバンタム級タイトルマッチでしゅんすけと大熱戦の末、判定負けで王座陥落。今回が再起戦となる。プロボクシングでの試合も経験しているライダーとハードパンチャーの人見の一戦はスタンド勝負となるか。  因縁、復帰戦とそれぞれの感情が絡み合うバンタム級戦が加わった。   バンタム級5分2R。  1R、サウスポーの人見、オーソドックスのHIRO。人見が蹴りでプレッシャーを掛ける。ケージ際まで下がったHIRO。サークリングするHIRO。飛び込んで左ボディを入れた人見。さらに飛び込み左ストレートが顔面にヒット!後方にダウンしたHIROだが、人見は追い打ちに行かず立たせる。再び詰めた人見。左フック。HIROはタックルを狙ったが、触らせずに切った人見。圧を掛けて左フックを入れた人見。HIROはタックルを仕掛けるが、足に触れることができず。残り2分。またタックルに入ったHIRO。人見の左足を両腕でクラッチしたが、人見は右足をHIROにフックしてバックを取る。股下を抜けて離れたHIRO。プレッシャーを掛けてケージを背負わせる。HIROのタックルにカウンターのヒザをヒットさせる人見。残りわずかでHIROがシングルレッグで人見の足にしがみついたが、人見はバックを取ってヒジを入れる。1R終了。  2R、ジャブで牽制する人見。HIROはタックルに入るが切られる。詰めて左フックを入れた人見。左のダブルがヒット。さらに左ミドルを入れた人見。左ハイ。左ストレートが入り、一瞬膝をついたHIRO。間合いを詰めようとするが、人見にパンチを打たれて詰められない。人見が左右の連打を入れる。引き込んだHIROだが、人見は付き合わずに離れる。スタンドに戻る。左ボディを入れた人見。  HIROがシングルレッグで人見の右足をクラッチ。バックを狙った人見だが、HIROは上になることに成功。アームロックを狙う。残り10秒で腕十字に。クラッチして耐える人見。その体勢のままタイムアップ。 ジャッジ3者ともに20-18の判定3-0で人見が勝利。 [nextpage] ▼バンタム級 5分2R〇松下祐介(パラエストラTB)[判定 3-0] ※20-18×3×伊集リュオン(パラエストラ小岩)  バンタム級でベテランの松下祐介と伊集リュオンが対戦。松下は25年10月に菊西拓馬を肩固めに極めると、26年2月のLemino修斗で宮城友一とドロー。  伊集は、関根累、青井心ニ、藤田ムネノリ、健太エスペランサを相手に4連続一本勝ちも、26年4月の前戦Lemino修斗で強豪・吉野光を相手に寝技に引き込むも判定負けを喫している。  1R、サウスポーの松下とオーソドックスの伊集。ミドルを入れる伊集。左右のハイキック、ミドルキックで詰めていく。右ハイを連打。オーソドックスにスイッチした松下にカーフキック。カーフキックの連発から左ハイを入れた伊集。松下がタックルに入ると伊集は引き込んでクローズドガードを取る。密着したままパンチを入れる松下。伊集は下から松下の腕を押して三角絞めのセットに入れようとするが、密着して下から足を掛けさせない松下。腕十字に入った伊集だが、腕を抜いて外す松下。パウンドを入れる。松下は伊集の顔面にヒジをヒット。残りわずかで左右のパウンドを連打した松下。1R終了。  2R、前蹴りを顔面に入れた伊集。一瞬、腰を落とした松下。伊集は組みつくが、また引き込んだ。松下はまた密着したままパウンドを入れていく。伊集は腰をずらして距離を作りながら、下から松下の頭部にヒジ・パンチを入れる。松下も上からパウンドを入れ続ける。伊集のクローズドガードの体勢で、上下で両者が打ち合いを続ける。伊集がハイガードを狙うとディフェンスする松下。残りわずかで体を起こした松下。強いパウンドを打ち込みタイムアップ。  ジャッジ20-18松下、20-18松下、20-18松下。判定3-0で松下が勝利。 [nextpage] ▼フェザー級 5分2R△澤江優侍(フリー)[判定0-1]△塩沼諒太(パラエストラ小岩) [ジャッジ]渡辺 明伸18-20(1R 9-10/2R 9-10)福田 正人19-19(1R 9-10/2R 10-9)植松 直哉19-19(1R 9-10/2R 10-9)  富山出身の“熱男”澤江は、越後風神祭りで活躍し、25年10月に修斗新宿FACE大会に参戦。  井口雅仁に2R TKO勝ちで東京デビューを飾ったが、26年2月に体重超過の上原平に3R リアネイキドチョークで一本負けすると、4月の前戦で齋藤優との大激闘で判定負けで2連敗中。  対するパラエストラ小岩の塩沼諒太は、26年5月の前戦でプロ修斗デビュー。小川龍斗との四つ組みの攻防でヒザ蹴りがローブローとなり反則負け。  1R、両者オーソドックス。間合いを詰める澤江に、塩沼は下がって距離を取りながらローで牽制する。タックルに入った塩沼。ケージに押し込むと足を掛けてテイクダウン。ケージを使って立ち上がった澤江だが、塩沼は放さずに再びテイクダウン。押さえ込むと右腕の前腕を喉元に押し当てながらヒジを入れる。澤江は下から塩沼の左足をホールドするとヒールホールド。ストレートフットロックに切り替えた。   塩沼は立ち上がるとパウンドを入れて抵抗する。顔面にパンチが入り、澤江の足のロックが緩むが、澤江は下から塩沼の顔面を蹴り上げる。足のロックを放した澤江。猪木アリ状態からガードの中に入った塩沼。澤江は塩沼の頭が顔面に入ったとアピールする。1R終了。パウンドをもらった右目付近が腫れている澤江。  2R、ジャブを突いて出る澤江。ケージを背負った塩沼がタックルに入る。切ってパンチを入れた澤江だが、ケージまで下がったところで塩沼が再びタックルでテイクダウン。ガードを取った澤江が下から蹴り上げを放ったが、塩沼が膝をマットについていてグラウンド状態で顔面にヒットしたため、反則でインターバルが取られる。澤江に警告が入り、澤江のガードポジションで再開。   体を起こしてパウンドを入れる塩沼。さらにヒジを顔面に入れる。澤江は腰を引いて距離を作るが、中腰から立とうとしたところで塩沼がパンチを打ち込む。背中を向けたところでバックを取ろうとした塩沼。前に落ちたが、すぐにタックルで上を取る。澤江はケージを使って立ち上がるが、塩沼が外掛けでテイクダウン。   背中をつけずに立ち上がってリカバリーした澤江。塩沼はなおもクラッチを外さずに足を掛けてテイクダウン。すぐに立ち上がる澤江。残り1分。離れた塩沼だが、澤江がパンチ連打で出る。顔面にもらって後退する塩沼。塩沼がタックル。切ってバックに回った澤江。リアネイキドチョーク。腕が喉元に入るが外した塩沼。澤江は残り10秒でマウントに移行するとパウンド連打!タイムアップ。  ジャッジは20-18塩沼、19-19イーブン、19-19イーブン。ジャッジ2者が終盤の澤江の攻めを評価し、判定1-0のマジョリティドロー。 [nextpage] ▼トライアウト フェザー級 3分2R〇田中永遠(暁道場)[判定 3-0] ※20-18×3×加藤岡 善(THE BLACKBELT JAPAN)  トライアウト・フェザー級3分2R。  1R、加藤岡はオーソドックス、田中はサウスポー。田中がタックルからテイクダウン。加藤岡はスイープするとマウント。田中が反転するタイミングで腕十字を仕掛ける。田中が体を起こすが、加藤岡は三角絞めに移行。浅いと見て腕十字に切り替えた加藤岡だが、外れて田中がパスガード。マウント!パウンドを連打すると背中を向けた加藤岡。四の字ロックで捕らえた田中。腕を喉元に入れるが、加藤岡は逆の腕を掴んでディフェンス。残りわずかでパームトゥパームで絞めたが、1R終了のホーン。  2R、加藤岡がパンチをヒットさせるとケージに詰めて左右のパンチを連打。打たれた田中だが、タックルでテイクダウン。寝かされずにパンチを入れる加藤岡。田中が背中をつけて押さえ込む。ケージを使って体を起こした加藤岡がボディロックから上になる。パウンドを入れるが、田中が再び起き上がり上を取る。ハーフからパウンド連打。残り20秒でマウントを奪いパウンドラッシュ!背中を向けた加藤岡からチョークを狙ったところでタイムアップ。  ジャッジは20-18田中、20-18田中、20-18田中。判定3-0で田中勝利。
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