2025年2月11日(火/祝) 12時から『PANCRASE BLOOD.5』(U-NEXT配信)東京・品川インターシティホール大会にて「第31回ネオブラッドトーナメント」が開催された。
全33試合、ネオブラ史上最多の参戦選手が揃うなか、前日計量でタカリンダマン、前川慧、今井洋希が体重超過で前川の試合は中止に。タカリンダマンと今井の試合はキャッチウェイトでワンマッチとして行われた。
各階級の1回戦が行われたが、2選手参加のミドル級では平田旭、ウェルター級で森昴星が優勝を決めている。(※下記は歴代PANCRASEネオブラ優勝者たち)
【ミドル級】※選手名から前戦
▼第33試合 ミドル級 決勝戦 5分3R〇平田 旭 (move)[1R 2分20秒 KO]×岡村寿紀 (リバーサルジム川口リディプス)※平田がミドル級優勝
1R、ともにオーソドックス構え。平田は右前蹴り。岡村は左右ロー、平田は右関節蹴りを連続して前足に突く。
右ローの岡村に、平田は右ストレートを2発当てると、歩くように詰めて、最後は左ストレート! 岡村が後方に倒れて、レフェリーが間に入った。
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【ウェルター級】
▼第32試合 ウェルター級 決勝戦 5分3R×渡邉ショーン(暁道場)[判定0-3] ※27-30×3]〇森 昴星(THE BLACKBELT JAPAN)※森がウェルター級優勝
1R、森のテイクダウンに渡邉はハーフからキムラクラッチ。外した渡邉は背中を着いて右オーバーフック。右足をまたごうとする森に、ガードに戻す渡邉は蹴り上げから立ち上がりもその際で左足をかける森はバッククリンチ。
クラッチを剥がそうとする渡邉をバックから足をかけて崩してリアネイキドチョークの森。左右で腕を入れ替えるたびに後ろ手を掴む渡邉。正対するところでホーン。3者10-9で森を支持。
2R、サウスポー構えの森はが知り込んでシングルレッグでケージまでドライブ。右足を持ち上げてテイクダウン。そこに三角絞めを合わせに行く渡邉だが、かつぎパスの森。亀から立つ渡邉のバックから4の字バックで渡邉の正対際にまたいでマウントに。
片腕で枕の森に片足を戻してハーフの渡邉。左で差してバック狙いの渡邉を再び中央に戻り、右で脇差し背中を着かせる森。渡邉が上体を立てても寝かせて、後転しての立ち際にパウンド。3者が10-9で森を支持。
3R、開始早々に走り込みシングルレッグでテイクダウンを奪う森。ハーフから右で脇も差され起き上がれない渡邉。森は左の細かいパウンド。腰を切りフルガードにする渡邉。三角絞めも狙うもが上体を立てる森は組ませず、ヒップスローもさせずに腰を抱き、背中を着かせる。
判定は3-0(30-27×3)のフルマークで森昴星(すばる)が勝利。ウェルター級優勝を決めた。
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【フェザー級】
▼第31試合 フェザー級一回戦 5分3R〇清水博人(DOBUITA)[1R 3分48秒 TKO]×長 佳輝(MSD護心道)
1R、オーソの清水の右に、サウスポー構えの長は左の蹴り。右ローの清水は、ダブルレッグからバッククリンチ、テイクダウン。すぐに立つ長は正対。
なおもボディロックテイクダウンの清水。長の立ち際にパンチを入れる。オーソに戻す長は右から左、清水も左右の強振で詰めるが、長が左を当てると清水がフラッシュダウン!
すぐに立つ清水に長は組んで崩すが深追いせず。スタンド、右を振って右ヒザ、さらに左右高速ラッシュにケージ背に長も打ち合うが、そこに清水は右を当ててダウンを奪いパウンド。すぐにレフェリーが間に入った。
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▼第30試合 フェザー級一回戦 5分3R〇目怒頑丈(T-BLOOD)[判定3-0] ※29-28×3×本多翔平(THE BLACKBELT JAPAN)
1R、開始早々にダブルレッグの目怒。受け止めた本多は四つに。本多が払い腰で投げるが、すぐに立つ目怒。互いに体を入れ替え、目怒がバッククリンチからリフトし投げ。
本多の立ち上がりにバックに。投げる目怒のパウンドに本多が下から蹴り上げもグラウンド状態で顔面に入り反則。再開。足関を狙いの目怒だが、本多起きてバックに回りチョーク狙い。3者10-9で目怒を支持。
2R、右を振って前に出る本多、四つの目怒は体を入れ替え押し込み。本多は頭を押さえてヒザ。さらにヒザもローブローに。目途は股間を押さえ座る。
中断から再開。詰める目怒は左差し、そこに本多はギロチンチョーク狙い。さらに首を抜いた目怒に払い腰テイクダウン! 立つ目怒にヒザを突き、右を当ててホーン。3者が本多を支持。
3R、本多を投げた目怒が上に。パウンドに立つ本多のバッククリンチの目怒。本多は前転で抜けようとするが、ついていく目怒は、本多の下からの腕十字をかついでバック。リアネイキドチョークへ。
まだ両足はかけさせない本多に目怒はシングルバックでパームトゥパームも、腰をずらして立つ本多、追う目怒がテイクダウンして上から拳、本多も下から打ってホーン。
判定3-0(29-28×3)で目怒がPANCRASE1年ぶりの勝利を挙げた。
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▼第29試合 フェザー級一回戦 5分3R〇福里凱亜(トイカツ道場)[3R 2分29秒 TKO]×山田浩平(ハイブリッドレスリング八戸)
1R、先に左右で詰める山田。右で差して押し込みも突き放す福里。サウスポー構えの福里はインローでバランスを崩させる。さらに追って右差しで押し込むが、福里はヒザを打って突き放す。
ともにオーソに、詰める福里は右を強振してダブルレッグへ。差し上げる山田。3者が10-9で福里を支持。
2R、圧力をかける福里にケージ背にシングルレッグに入る山田だが、切る福里は右ロー。左ジャブ。さらに右ストレート。スイッチして左ヒザの福里。山田はワンツーもまだ遠い。右ローを当てる福里はスイッチ。福里のローブローから再開。
右跳びヒザで詰める福里に右を返す山田。山田が右を強振するを福里は右で脇を差して押し込み、小外がけテイクダウン! 中腰から強いパウンドを放つ。3者が10-9で福里を支持。
3R、左インローの福里。オーソの山田はその入りに右を合わせる。さらに右を突いて前に。そこに組んでヒザは福里。ブレーク。
右フックの山田が前に。福里はダブルレッグテイクダウンで足を横に払いスラム! サイドからパウンドに行く福里だが、山田の意識が飛び、すぐにレフェリーが間に入った。
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▼第28試合 フェザー級一回戦 5分3R〇沢木純也(SUBMITMMA)[1R 3分22秒 TKO]×山中大門(BLUEHOUSE)
1R、オーソの沢木にサウスポー構えの山中はシングルレッグに入るが、切る沢木。左ハイを打つ山中。左ストレートも。
バックステップでかわす沢木は、山中のダブルレッグを切って左で差して組みに。ヒザを突く山中は体を入れ替え首投げ! しかし袈裟固めからすぐに立つ沢木。
沢木の2発目のストレートでダウンした山中。沢木のパウンドにレフェリーが間に入った。
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▼第27試合 フェザー級一回戦 5分3R×小野瑛大(和術慧舟會AKZA)[1R 3分49秒 TKO]〇星野柊哉(OOTA DOJO)
1R、ともにオーソドックス構え。小野は長い左ジャブ。組む星野は四つから回して投げに。右で腰を抱き左ヒジ!
亀になって立とうとする小野にバックから4の字ロック。背後からパウンド、さらにパウントに移行し、ヒジ!
送り手を掴んで左パウンド連打。被弾しながらも立ち上がった小野だが、連打を浴び、レフェリーが間に入った。
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▼第26試合 フェザー級一回戦 5分3R×柿原昇汰(MMA RANGERS GYM)[1R 2分11秒 三角絞め]〇矢野トミー(フリー)
矢野トミー(フリー)がネオブラ参戦。フライ級、バンタム級と並ぶ16名参加の激戦区のフェザー級で参戦。BLOOM FCなどMMA4連勝中の柿原昇太(MMA RANGERS GYM)と1回戦で対戦する。
矢野は、ABEMA『格闘代理戦争 THE MAX』フェザー級トーナメントで一本・TKOで決勝進出。MMAキャリアで勝る中村京一郎に決勝戦で敗れたものの、その決定力の高さから“次世代の関節技アーティスト”と呼ばれる黒帯柔術家。
1R、ともにオーソドックス構え。矢野は右の蹴りでスリップするがすぐに立て直す。右ローを当てる矢野は左フックから両足タックルで中央側に回して小外がけも合わせてテイクダウン!
フルガードの柿原は4の字で組むと下からヒジ打ち。ガードの中の矢野は、相手の頭を寝かせてガードを割ろうとする。金原正徳もMMAで見せる形、右腕で脇を差し頭をマットにつけてパスガードすると、すぐに柿原は腹ばいになりスクランブルで足を手繰りに行く。
そこに、左で柿原の右腕をオーバーフックして引き込み、最初は頸動脈に当てる右足のふくらはぎに左足をかけるクローズド(四角)で組むと、頭を押さえて左ヒザ裏に右足首をかけるように三角を左右組み直し。
絞められながらも上から左のパウンドを打とうとする柿原を左横に振ってから打撃をディフェンス。正面に戻して頭を引き寄せタイトに三角を絞めると、柿原がタップした。プロ4戦無敗だった柿原は初黒星。格闘代理戦争準優勝の矢野はプロ初陣を一本勝ちで飾った。
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▼第25試合 フェザー級一回戦 5分3R〇田口翔太(総合格闘技道場CROWN)[1R 2分47秒 TKO]×松藤冬馬(パラエストラ札幌)
1R、左右から組む松藤に、差し上げる田口。押し込む松藤は四つから互いにヒザも田口のヒザがローブローとなり中断。
再開、左から右を当てる田口が前に。左差して組む松藤が体を入れ替え押し込み。足をケージにかけて投げようとするが、レフェリーに外され、田口は残す。ブレーク。
永井ワンツーの右を当てる田口は、さらに右! ケージに詰まった松藤に左右を当てるとレフェリーが間に入った。総合格闘技道場CROWNのプロ選手田口が勝利。
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▼第24試合 フェザー級一回戦 5分3R〇雅也(和術慧舟會HEARTS)[2R 反則] ※前田が反則のグラウンド状態の蹴り×前田村生(UP START)
1R、ともにオーソドックス構え。ガード固め詰める雅也が組みに。切る前田は左ハイ。雅也のシングルレッグを差し上げた前田が体入れ替え、なおも回して押し込む雅也を切る。
ワンツーの前田に頭をガードで固めて掴みに行く。前田のガード上への左右にシングルレッグの雅也。ブレーク。
ヒザ着きのシングルレッグのの雅也を切る前田は左アッパー。なおも追う雅也はシングルレッグ。さらにボディロックを組むと投げ。すぐに立つ前田にバッククリンチの雅也は背後から足をかける。外す前田にさらに持ち上げてテイクダウンの雅也はサイドから鉄槌連打! ホーン。1者雅也も、2者が10-9で前田を支持。
2R、左ローから左右フックの前田。雅也の組みをスプロールし、組みに来る雅也の顔を剥がそうとする。しかし雅也はボディロックから小外がけテイクダウン。立つ前田は左右から反則のサッカーキックで中断。多量の鼻血の雅也は試合続行不可能で、「反則」勝ちとなった。
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【バンタム級】
▼第23試合 バンタム級一回戦 5分3R〇白井誠司(和心會)[判定3-0] ※30-27×2,29-28×平澤宏樹(フリー)
1R、サウスポー構えの白井に、オーソの平澤がシングルレッグも切る白井。左インローの白井に平澤も右インロー。なおもシングルレッグもスプロールする白井。
右ミドルを当てた平澤。その入りに右を当てる白井。再び右前手を当ててインローでバランスを崩す。平澤は詰めて組みに。シングルレッグから左ヒザ、その頭にこつこつパンチする白井。平澤のボディロックからの投げを残す白井は、グラウンド状態の平澤に反則の蹴り。中断。
再開。右ストレートから伸ばして前に出る平澤は右ハイも。ブロッキングの白井は左ストレートを返すと右ジャブも、しかしその打ち終わりにダブルレッグテイクダウンの平澤に、白井は尻は着くも左小手で立ち上がり。正対。クラッチを足で切って平澤の投げを残すと平澤はヒザ。ジャッジ3者が10-9で白井。
2R、右ジャブから左ハイに繋ぐ白井。ブロックする平澤はシングルレッグも切る白井は左インローで崩す。さらに左インローで前に。ワンツーで詰める平澤に左を当てる白井。平澤は右で詰めて右差しで押し込み。後方に投げを狙うが残す白井。金網背に防ぐとブレーク。
左ストレートを当てる白井。被弾しながらも右を返して詰める平澤。さらに入りに左アッパー。右で詰めて組みに行く平澤をがぶりヒザの白井。左差しの平澤に左で差し上げてがぶりヒザでホーン。ここも10-9×3で白井。
3R、左ジャブの平澤は右ミドルを当てて左右で前に、組みに行くが、ニンジャチョーク狙いの白井。平澤は仰向けになって防ぎ立ち上がり。右で差して押し込む平澤だが突き放す白井。
ワンツーの平澤に。右、さらに左アッパーを狙う白井。なおも押し込む平澤は引き込みクローズドに。腰を切って腕十字! 腕をクラッチして防ぐ白井にうつ伏せに極めに行く平澤だが白井は耐えてホーン。
判定は3-0(30-27×2,29-28)で打撃を当てた白井が勝利した。
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▼第22試合 バンタム級一回戦 5分3R〇貫井義規(OOTA DOJO)[2R 4分39秒 リアネイキドチョーク]×松元奏太(BLOWS)
1R、ともにオーソドックス構え。右カーフの松元。さらにもう1発。右カーフを打つ松本は貫井の入りに左前手フックを狙う。左インローも当てる松元は右アウトローも前足に突く。
左を当てて貫井を下がらせた松元。その詰めにダブルレッグの貫井は、ケージに詰めて大内刈テイクダウン! すぐに立つ松元は体を入れ替えヒザ蹴り。それがローブローとなり中断。
再開。右を突く貫井。松元は左ハイは空振り。シングルレッグの貫井に、片足立ちの松元。左に振って崩してバッククリンチの貫井に松元はクラッチをクムラで蓮増とするが、リフトしてテイクダウンの松元がパウンド連打もホーン。2者松元を支持。1者が貫井を支持。
2R、左ジャブの松元。スイッチを見せると、右ハイを見せた貫井がシングルレッグへ。切ってバックを奪ったのは松元! 4の字ロックからリアネイキドチョーク狙い。送り手を外した貫井は正対を狙うが、送り手を外さない松元はバックキープ。手首を外した貫井が中腰から松元を落としてトップに。
インサイドガードからパウンドし、松元の立ち際にバック。4の字ロックから背後からパウンド。右手でリアネイキドチョーク狙い。背後にパンチする松元に手を入れ替えてリアネイキドチョーク! 貫井が松元を失神させた。
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▼第21試合 バンタム級一回戦 5分3R笹崎健司(マッハ道場)水永将太(mma ranger gym)※笹崎が蜂窩織炎で欠場、水永が不戦勝
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▼第20試合 バンタム級一回戦 5分3R〇木本海人(CAVE)[判定3-0] 29-28×3]×増田怜央(KING CRAFT)
1R、シングルレッグの増田。木本は体を入れ替え左で差してヒザ。増田の投げを切り返して浴びせ倒して上に。木本は三角狙いから下に。足を組ませずトップを取りかけた増田をスイープした木本が上に。
増田の右差しを小手に巻いてヒジを落とす木本。しかし差し上げてスクランブルで立つ増田がボディロックで押し込み、引き出して持ち上げ、片足立ちした木本をさらに崩してテイクダウン。木本の立ち際にバックに引き込んだところでホーン。シーゾーゲームの初回は3者10-9で木本支持。
2R、オーソから左前手フックで飛び込む増田。差し返す木本が押し込み、金網背に増田の小外をさばいた木本がボディロックテイクダウン! ハーフから左で差す増田を右小手で押さえつけて左ヒジを打ち込む。増田が右差しにすると左小手の右パウンド。
増田は金網背に立ち上がり。左で差す木本が再びボディロックテイクダウン狙い。しかし、後半に増田が小外がけテイクダウン! ハーフからサイドにパスガード。右ヒジ、アームロック狙いからヒジでホーン。木本が10-9×3でラウンドを取った。
3R、左右フックでワンツーで極真出身の木本に打撃勝負をかけた増田。前に出るが、木本が右ヒジ狙い。さらに自らダブルレッグテイクダウン! 立ち際にバック狙いも落とした増田。スタンドに。押し込む木本が右ヒジ。さらにシングルレッグへ。ここは差し上げた増田が右ヒジ、左ストレート。右フック! 左の蹴りで応戦すり木本はスタミナ苦しいか。それでも押し込み。
突き放す増田が前に。左の蹴りを上下の木本は押し込みヒザ、左ョート。突き放した増田は右バックフィスト! 組む木本は押し込み。右から左で詰める増田。クリンチの木本はヒザ、さらに左。左ハイも。ブロッキングの増田はバックフィスも空振り。
左アッパーから右の増田に木本がここでシングルレッグテイクダウン! トップからパウンドでホーン。判定は組みの進化を見せた木本が29-28×3で勝利、3連敗から脱出した。
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▼第19試合 バンタム級一回戦 5分3R〇佐藤ゆうじ(ボンサイ柔術)[1R 2分47秒 内ヒールフック]×小間駿史(ストライプル取手)
1R、ストライカーの小間に、柔術の佐藤。サウスポー構えの佐藤は左の蹴りからダブルレッグも切る小間。左ミドルの佐藤はワンツー。
さらに左ミドル。右ボディストレートを見せる小間。左ジャブは遠い。右カーフを2度当てる佐藤。小間は右のダブルは空振り。
左を突いて組みに行く佐藤を切る小間。右ストレートからダブルレッグ、足を抜こうとする小間をシングルレッグでテイクダウンするとサドルを組んで内ヒールフック! 小間がタップ。立ち上がれず。
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▼第18試合 バンタム級一回戦 5分3R →キャッチウェイト×タカリンダマン(和術慧舟會HEARTS)※体重超過[判定0-3] ※27-30×2, 28-29〇木村耀人(UNITED GYM CHIBA)※タカリンダマンが再計量の結果62.85kgで、1.65kgのオーバー。木村が同意した為、試合はキャッチウェイトでワンマッチとして成立。トーナメントは木村が2回戦へ進出。
1R、右を当てる空手出身の木村。柔道ベースのタカリンダマンはサウスポー構えで組むが、左で差す木村が押し込み離れる。なおも追って組むタカリンダマンは右差し。
シングルレッグで引き出してテイクダウンもすぐに立つタカリンダマンは金網背に足を広げる。シングルレッグテイクダウンのタカリンダマンはサイドに出て、背中見せて立とうとする木村のバックに。両足フックしリアネイキドチョーク狙いも、後ろ手を剥がす木村が正対上に。
金網で上半身を立てるタカリンダマンの立ち際を引き出しパウンド、ヒジ。そのスペースで立ち上がるタカリンダマン。ジャッジは有効打で3者10-9で木村を支持。
2R、右ハイから入る木村に大きな首投げテイクダウンはタカリンダマン。スクランブルで立つ木村をがぶるもすぐに首を上げる木村。左で差して押し込み崩すタカリンダマンを突き放す木村は、スタンドで左ジャブ、右テンカオ!
被弾したタカリンダマンに右ストレートも突くが、右で差して組むタカリンダマンはケージに押し込み、大腰気味に投げ。残す木村にダブルレッグも差し上げる木村は右ヒジ! さらにヒザで突き放す。木村の右の打ち終わりに詰めるタカリンダマンだが、体を入れ替える木村は右ヒジ。そこに一本背負いのタカリンダマンだが、ここは押さえ込まれずすぐに立つ木村。
すぐに追うタカリンダマンを突き放す木村はワンツー! さらに右ハイもそれを肩口で受けたタカリンダマンがテイクダウン。亀の木村は両腕を巻き込み防御。3者10-9で打撃の木村のラウンドに。
3R、じりじり詰める木村に先に組む木村。それを首投げで切り返すタカリンダマンが上に。クローズドガードの木村は足を解いて金網背に立ち上がり。左小外がけのタカリンダマンに右足を抜く木村は右ヒザ。突き放すと右前蹴り、右ハイ。片足を引きずったところにタカリンダマンが詰めてボディロックテイクダウン!
ハーフの木村はフルガードに戻す。インサイドガードから細かいパウンドのタカリンダマンに、木村も下からヒジ、鉄槌。タカリンダマンのパウンドに、下からの鉄槌。タカリンダマンは足関節もそこで立ち上がる木村は右ストレートから右ヒザを顔面に届かせる。さらに左右で前に出てホーン。
判定3-0(29-28×2, 30-27)で体重超過のタカリンダマンに、木村が勝利。勝ち上がっての2回戦進出を決めた。
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▼第17試合 バンタム級一回戦 5分3R×小山敬司(パラエストラ八王子)[1R 0分37秒 TKO]〇水島和磨(香取道場)
1R、サウスポー構えから左の蹴りで詰める元RISEの水島に、小山はワンツーを返して戻す。しかし、さばく水島はケージに詰めて左ハイキック! 崩れた小山にパウンドでKO勝ちした。
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【フライ級】
▼第16試合 フライ級一回戦 5分3R〇本川ハルアキ(リバーサルジム横浜グランドスラム)[2R 2分26秒 ツイスター]×降旗健太郎(パラエストラ広島)
1R、右を振ってダブルレッグテイクダウンの本川。送り手を剥がしてすぐに立つ降旗は右差しで押し込み。離れる本川。左を突いて素早いダブルレッグテイクダウン! すぐにバックを奪い4の字ロック。左手で片手チョークも狙うと降旗はヒジを押し上げて外す。マウントに移行する本川にスクランブルに立つ降旗。
ここにギロチンチョークを狙う本川はアームインで絞めるが首を外して立つ降旗が右差し押し込み。左小手の本川は首相撲ヒザ。
離れた降旗を追い本川は首投げ! 立つ降旗の送り手を掴んでバッククリンチから後方に投げ。すぐに立つ降旗が押し込みホーン。3者、10-9で本川を支持。
2R、降旗の右ヒザの打ち終わりに組んだ本川は首投げテイクダウン。脇差し上げ上を取る降旗にスクランブルから巧みにバックを奪う本川は4の字ロック。脇を潜って落とそうとする降旗の正対際ににおたつロックでツイスターを極めた。
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▼第15試合 フライ級一回戦 5分3R〇齋藤楼貴(暁道場)[判定3-0] ※30-27×3×加藤和也(turning point MMA)
1R、ともにオーソドックス構え。加藤のワンツーの飛び込みを受け止めるも引き込む形になった齋藤。右で差す齋藤は立ち上がり押し込み。両差し。金網背にする加藤に齊藤はヒジ・ヒザ。加藤のヒザがローブローに。
再開、シングルレッグから押し込む齋藤に体を入れ替える加藤。四つに組む齋藤は体を入れ替え、内股でテイクダウン。しかし立つ加藤に首相撲ヒザは齋藤。一転足関節狙いも離れる加藤。3者10-9で齋藤を支持。
2R、左ミドルハイの加藤。レベルチェンジを見せるが、齋藤はシングルレッグからドライブしてケージまで押し込み。突き放そうとする加藤を放さず押し込み。左差しで右ヒザ。さらに足を踏みつけ。左でかち上げて頭を下げさせて右ヒザを狙う。右小手で体を入れ替えようとする加藤に右ヒザを突いて首相撲で崩す齋藤。立つ加藤は離れる。
右前蹴りで牽制の齋藤。加藤のワンツーの右はまだ遠い。ダブルレッグからシングルレッグに切り替えバッククリンチ。送り手を掴んで背後からヒザ。右大外狙いからスタンドで肩固めも、正対する加藤が小外がけで崩して鉄槌。すぐに立つ齋藤が押し込みホーン。ジャッジ3者10-9で齋藤を支持。
3R、右ローから組みに行く齋藤、ここは切る加藤が圧力。齋藤は左ハイで引き込み気味に下に。そこからレッスルアップで立ち上がり両差し押し込み。右小手から離れた加藤。詰めて右ハイは空振り。左フックで飛び込むが、これをかわした齋藤がカウンターで組んでスタンドバック。左足をかけてシングル4の字。
左手で首を狙うが、正対する加藤、すぐに左差しで押し込む齋藤に体を入れ替え離れる加藤が前に。その打ち気にシングルレッグの齋藤は両差しで押し込み。右小手の加藤をボディロックで後方に持ち上げテイクダウン!
ついに背中を着いた加藤に左枕でハーフからマウント。残り10秒で上体を立ててヒジ、パウンドラッシュでホーン。
判定3-0(30-27×3)のフルマークで齋藤が勝利。2回戦進出を決めた。
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▼第14試合 フライ級一回戦 5分3Rア×工藤星那(THE BLACKBELT JAPAN)[1R 2分49秒 腕十字]〇谷村泰和(空手道禅道会総本部)
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブの谷村に、工藤が組んでケージに押し込み。体を入れ替えた谷村がボディロックテイクダウン。後ろ手を掴んでパウンドもするに立つ工藤。互いに打ち合いあら工藤が押し込み。
離れた谷村は左から右ストレート。金網背にする工藤に離れ際の右も。しかし工藤が蹴り足つかんで軸足払いテイクダウン。下の谷村は左手を押し込み三角絞め! ヒザを立てる工藤に谷村は腕十字に切り替えタップを奪った。
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▼第13試合 フライ級一回戦 5分3R×萩島answerタクミ(T-BLOOD)[1R 0分37秒 後ろ三角十字]〇天坂匡孝(サツキジム横浜)
1R、オーソから左ハイの天坂に、シングルレッグテイクダウンの萩島。天坂は切ってバック、後ろ三角狙いからアームバーを極めた。
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▼第12試合 フライ級一回戦 5分3R〇田中亮祐(UNITED GYM CHIBA)[判定3-0] ※30-27×3×苫 侑我(パラエストラ札幌)
1R、いきなり右ローの苫。中央取る田中が圧力。サウスポー構えになる苫は左ローも。詰める田中はダブルレッグテイクダウン。フルガードの苫に田中は細かいパウンドで金網に押し込み左足をまたぐ。ハーフになる苫が上半身を上げようとするとアゴ下から押し込み横に寝かせて細かいパウンド。フルガードに戻す苫。ホーン。3者10-9で田中。
2R、左ハイから入る苫。田中は右から左の蹴りもすぐにダブルレッグテイクダウンは田中。ハーフから右で脇差し左で細かいパウンド。フルガードに戻す苫だが、すぐに片足をまたぐ田中。下の苫はハーフネルソン狙い。田中は左から右足ハーフに変えてトップからこつこつパウンド。3者10-9で田中のラウンドに。
3R、さきに詰めてワンツーからシングルレッグの田中。切ろうとした苫だが、尻を着かされる。その立ち際にボディロックテイクダウンの田中はニアマウントからパウンド! これまで同様右で脇差し左でパウンド。ニーシールドに変える苫だが金網に頭が詰まる。左枕で寝かせてハーフで寝かせて右ヒジ。再びニーシールドで突き放そうとするが、左枕で寝かせる田中。金網際で上体を立てた苫だが、再び寝かされ下に。残り10秒で金網使い立ち上がるがホーン。判定3-0(30-27×3)で田中が勝利。3連勝とした。
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【中止】▼第11試合 フライ級一回戦 5分3R今田六颯士(CAVE)前川 慧(HIDE OUT)※前川が再計量の結果、57.65kgで950gのオーバーの為、試合は中止。トーナメントは今田が2回戦進出。
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▼第10試合 フライ級一回戦 5分3R×鳴海秀哉(トイカツ道場/SZA)[2R 0分35秒 TKO] 〇高橋克佳(KINGCRAFT)
1R、空手ベースでサウスポー構えの鳴海は半身気味。オーソの高橋。ワンツーの右を伸ばす高橋。右を当てて鳴海に尻餅を着かせるとフルガードの鳴海。ヒジを落としてハーフの高橋に、潜り足関節狙いの鳴海は50/50も、回転して外してトップの高橋。
いったん体を上げる高橋に、鳴海はインバーテッドからヒザを抱えて立ち上がり。左ミドル。高橋の長い右を嫌った鳴海が下に。シングルレッグで手繰る鳴海にヒジ。鳴海が立ち上がりホーン。3者10-9で高橋を支持。
2R、中央取る鳴海は蹴りもスピードに欠ける。左回りの高橋はワンツーを当ててダウンを奪うとパウンド。TKO勝ちした。
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▼第9試合 フライ級一回戦 5分3R〇柴山鷹成(G-face)[判定3-0] ※30-27×3 ×藤野 武(パラエストラ八王子)
1R、右インローの柴山。長身の藤野は右ジャブもダブルレッグテイクダウンはレスリングベースの柴山がサイドに。バギーチョーク狙いの藤野は腰を切りフルガードに。オモプラッタの藤野は右はからまれるも左でパウンド。左足でフットチョークを狙う藤野。腕を抜いた柴山。手をマットに着くと足を巻きに来る藤野。
しかし後ろ手で藤野の手を掴んだ柴山は左のパウンド! 藤野の宇十字もかわしてトップから片足をまたぐ。ジャッジ3者が10-9で柴山を支持。
2R、藤野の跳びヒザをかわしてテイクダウンは柴山。押し込むもブレーク。右から左の長い蹴りも、その蹴り足を掴んだ柴山がテイクダウン。左足でまたいでハーフに。腰を出す柴山の頭に藤野はヒジ。
しかし、パスガードからサイドでパウンド。背中を見せる藤野のバックを奪いリアネイキドチョーク狙い。右腕を巻くが絞め切れず。正対しハーフに戻す藤野の送り手を掴んで右の強いパウンドの柴山! 残り5秒で腕を外して三角絞め狙う藤野だがホーン。3者10-9で柴山を支持。
3R、藤野の圧力にダブルレッグテイクダウンは柴山。ガードの中に入れる藤野は左足でラバーガードでフットチョーク狙い。足を顔にかけさせず、左足でまたいだ柴山はハーフに。フルガードに戻す藤野は下から跳ね上げるが、中央に戻る柴山は左足をまたいでハーフに。
みたび送り手を掴むとパウンド。亀になる藤野に右のパウンド連打! 仰向けになるも背中を着かされる藤野はやはりラバード、ニンジャチョーク狙い。インサイドガードの柴山は細かいボディ打ち連打でホーン。ドミネートされた藤野はすぐには立ち上がれずダメージが大きい。
判定は3-0(30-27×3)のフルマークで柴山が勝利した。
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【ストロー級】
▼第8試合 ストロー級一回戦 5分3R〇氏原魁星(ボンサイ柔術)[1R 3分05秒 リアネイキドチョーク]×森田祥平(キングダム立川コロッセオ)
1R、ともにオーソドックス構え。左右から右アッパーも突く氏原はシングルレッグから組む。体を入れ替える森田は突き放し。森田の詰めに右から左を突く氏原は細かいステップ。左インローの森田。
氏原は左ハイ。森田の右ストレートを潜ってバック、すぐに背中に乗ってスタンド4の字ロック。背後にパンチの森田に左腕を喉下に巻いてグラウンドに引きずり込んでパームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。
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▼第7試合 ストロー級一回戦 5分3R →キャッチウェイト〇田畑翔太(K-PLACE)[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×今井洋希(禅道会)※体重超過※今井が再計量の結果53.05kgで、850gのオーバー。田畑が同意した為、試合はキャッチウェイトでワンマッチとして成立。トーナメントは田畑が2回戦進出。
1R、右フックを当てる田畑、左右で打ち返しに出る今井にカウンターのダブルレッグテイクダウン! フルガードの今井は左オーバーフック。クローズドガードの今井は三角絞め狙いも組ませずパウンドを入れてサイドへ。スクランブルの今井をがぶりエビ固めで寝かせる。
下から外がけ外ヒールの今井にヒザを抜き立って組む田畑に長い手足でバックを取る今井。両足も巻いてリアネイキドチョークへ。4の字を組む今井は足を鼠径部に変えてから4の字を組み直し。アゴを守り背後にパンチする田畑。3者10-9で今井を支持。
2R、ワンツーを見せる田畑。右の飛び込み。ブロッキングの今井は左インロー。右オーバーハンドの田畑は前足にシングルレッグでケージまでドライブ。ギロチン狙う今井の足を引き出してトップに。クローズドガードの今井に細かいパウンド・鉄槌。
下の今井は三角狙いも足をかつでパスしてバックに回る田畑。背負って立つ今井に背中に乗る。前転して振る今井だが、ついていく田畑は両足フックのっまリアネイキドチョーク狙いの組み手争い。背後からのパウンドに、今井が上尾を取り返しにいきパンチ。3者10-9で田畑支持でイーブンに。
3R、詰めてシングルレッグで押し込み尻を着かせてテイクダウンの田畑に、下の今井はフットチョーク狙いもすぐに外す田畑が上から細かいパウンド。今井は下からのヒジで田畑を出血させる。
ラバーガードも狙う今井にガードの中に入り、中央でステイ。横腹にこつこつパウンドの田畑。残り1分、「手を出せ」とセコンドの声に、ヒジは下からの今井。三角狙いからオモプラッタ狙いも、田畑は中腰になって作らせず、ホーン。
判定は2-1(29-28×2, 28-29)に割れ、トップから攻めた田畑が、体重超過の今井を破り、2回戦進出。
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▼第6試合 ストロー級一回戦 5分3R〇渋井宏行(THE BLACKBELT JAPAN)[3R 1分10秒 ヴォンフルーチョーク]×髙橋梨王(FIGHTER'S FLOW)
1R、ともにオーソドックス構え。渋井が中央に。右を見せる高橋。レベルチェンジのフェイントの渋井に左前手フックで飛び込む高橋はそのまま両差しでケージに押し込み。しかし渋井がクラッチして回してテイクダウン。ともに立ち上がり。
右を伸ばす渋井。高橋のワンツーに渋井はダブルレッグテイクダウン。そのままサイドを奪い、マウントへ。亀になる高橋の送り手を掴んで正対させず。ニアマウントに、高橋は下からアームロック狙い。しかし完全マウントの渋井はアームロックを外してヒジ連打! 腕を掴んで立ち上がる高橋に右を打ち込みホーン。3者10-9で渋井を支持。
2R、勢いよく前に出る高橋。それをさばきダブルレッグでケージまでドライブする渋井。左差しで押し込む渋井に右は組ませない高橋は崩して上に。しかし、スクランブルする渋井が上に。手首を掴む高橋は腕十字狙いも肩を入れて外してパウンドの渋井。高橋も足を効かせるが左枕でパス、右ヒザをニーインでサイドからパウンド、マウントを奪う渋井がパウンド! 背中を見せる高橋に4の字バックに。背後からパウンドでホーン。3者が10-9で渋井を支持。
3R、先に打撃で圧力をかける高橋は左ジャブを当てる。右回りの渋井はジャブを突いてダブルレッグテイクダウン! そのまま右にパスしてギロチン狙いの高橋を上から枕で固めてヴォンフルーチョークを極めた。渋井は2試合連続一本勝ち。
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【ワンマッチ】
▼第5試合 バンタム級 5分3R〇宮城成歩滝(ストライプル新百合ヶ丘)4勝2敗[3R 1分26秒 TKO]×渡邉泰斗(サツキジム横浜)2勝3敗
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る宮城はジャブ、ロー。さらに左ミドルハイ。右の飛び込みも。長身の渡邉は遠間に。左の飛び込みを当てる。
右前蹴りの渡邉に、左ボディを打つ宮城。右ローも当てる。詰める宮城の距離に。渡邉の左を潜ってニータップを切ると右ロー。渡邉は左ジャブを見せて左フックをかすめる。右ハイをガード上に当てる宮城。渡邉も単発ながら右を返す。右の相打ちは渡邉。さらに左フックも、宮城は後ろ蹴りも見せる。3者10-9で宮城を支持。
2R、先に中央に出る宮城。その右を潜ってダブルレッグからボディロックテイクダウンの渡邉。金網使いすぐに立つ宮城は突き放す。
宮城はワンツー。かわす渡邉に右を当てる。渡邉は左ジャブから右を届かせる。さらに左フックから右! 構わず前に出る宮城は右の突き合い。右を当てると、渡邉も右を返すと左から右を当てて前に。
回る宮城は右の飛び込みも右をかぶせる渡邉。左ボディから右をヒット! 宮城のスーパーマンパンチをかわして長い左右を当てる。右カーフを突くと左ボディの宮城。渡邉は左ボディから右の顔面と対角に散らして前に。3者10-9で渡邉支持。
3R、1Rずつを取り合った勝負のラウンド。左ジャブを当てる宮城。渡邉は左の前蹴り。右ローから右アッパー、左の連打の宮城に、左右で押し戻す渡邉は左ジャブ。左フック! さらにダブルレッグも受け止める宮城に深追いせず。
右の打ち合いからヒザを突こうとした渡邉だが、そこに宮城は右ストレート! 後方に倒れた渡邉にパウンドでレフェリーが間に入った。
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▼第4試合 バンタム級 5分3R〇佐々木健吾(マッハ道場巣鴨)2勝2敗[1R 3分39秒 TKO]×天野雄太郎(和術慧舟會HEARTS)プロデュー戦
1R、ともにオーソドックス。リーチを活かしワンツースリーと連打で佐々木をケージに詰める天野。さらに右ヒザも。出血した佐々木はサウスポー構えになり左ロー。
オーソに戻すと、天野が右前蹴り。さらに右ロー。右ミドルを当てて右ストレートで前に。ケージ背にする佐々木は右ヒジで突き放す。
右ローの佐々木。天野は左ジャブ、右ローで佐々木の身体を流す。さらに右で佐々木を後退させるが、前に出る佐々木は右をヒット! 金網まで押し戻し右を当てると、さらに右を当てて左右ラッシュ!
鼻血を流しながらも天野をダウンさせてパウンド。逆転劇を決めた。
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▼第3試合 フライ級 5分3R×饒平名知靖(K太郎道場)3勝3敗[判定0-3] ※28-29×3〇大野友哉(THE BLACKBELT JAPAN)5勝3敗
1R、ともにオーソドックス構え。先に饒平名が頭を上下させて前に。饒平名の右をかわした大野が組んで左差しでケージに押し込み。ボディロックから引き込むが、浴びせ倒した饒平名が上に。
饒平名のパス狙いに下の大野は煽って小手巻き上に。フルガードの饒平名は両手首を掴み、蹴り上げから立ち上がり。
右前蹴りの大野を掴んだ饒平名の崩しにまたも引き込み、その際でバックを奪う大野。すぐに両足を巻いて4の字ロック。亀から腰を上げて横に落とそうとする饒平名。しかしおたつロックのため、正対際に大野はツイスター狙い。首を抜いた饒平名もパウンド。大野もヒジを打つ。ジャッジ3者とも10-9で大野支持。
2R、先に中央を取る饒平名は左右ラッシュでパンチをまとめる。クリンチから組んで左差しで押し込む大野。饒平名は金網背に四つでクラッチ。大野は押し込むが饒平名のヒザがローブローに。
再開。左前手フックを当てる饒平名はダブルレッグテイクダウン。左足を4の字で組んで伸ばす饒平名は送り手をつかんでパウンド狙い。スクランブルする大野の首を抱えて再び寝かせる。ハーフの大野は腰を切りフルガードに。左差しで小手の大野に対し立ち上がり。左差しのままケージに押し込みホーン。3者10-9で饒平名のラウンドに。
3R、左右で前に出る饒平名に組む大野。ケージに押し込む大野はボディロックテイクダウン。亀からと立とうとする大野にパウンドを入れながら押さえ込み。左手首をコントロールしながら右手で首に巻きに。手首を外して被弾しながら立つ大野は体を入れ替え、押し込み小内刈から崩してバック、おたつロックでパウンド。横に崩す饒平名は正対へ。そこに首を脇下に抱えてツイスター狙う大野に、頭を抜いて半身でトップの饒平名だが、おたつロックが外れず。
大野は下からパウンドも、手でおたつロックを外した饒平名が上からパウンド! ケージを蹴って後転しようとする大野を上四方で押さえてパウンドしホーン。判定は最終ラウンドの競り合いをおたつロックからの攻めでモノにした大野が3-0も29-28×3で辛勝。
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▼第2試合 フライ級 5分3R〇土谷wisdom勇斗(T-BLOOD)プロデュー戦 1勝[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×米泉乾太(Right Thing Academy)プロデュー戦 1敗
1R、ともにオーソドックス構え。右ローの米泉。土屋も左ジャブ&右カーフ。米泉も右カーフ。左ジャブ、右ローを当てる土屋。
ともに組みは無かった初回。大きな右フックをかすめた米泉。土屋もワンツーで押し戻すが米泉はステップバック。ジャッジ3者が10-9で土屋支持。
2R、右カーフを当てる米泉。さらに右から左を当てた米泉に土屋はクリンチも切る米泉が右差し。しかし崩した土屋ががぶり。米泉はレッスルアップでケージに押し込む。ブレーク。
右カーフを打つ米泉は右ストレートを当てて右差し組み。ケージ押し込み左ヒザを突く。クラッチ組んだ土屋が体を入れ替え左小外がけも外す米泉が右で差して体入れ替えブレーク。左ジャブの刺し合いでホーン。ジャッジ3者が10-9で米泉。
3R、右カーフ当てる米泉は左ジャブも。土屋はニータップからケージまで押し込みクラッチ。その横への崩しに四つで残す米泉を振ってバッククリンチ。しかし肩を内側に入れて正対する米泉。
なおも押し込みヒザを突く土屋。ケージ背から体を入れ替える米泉。をすぐに回して押し込む土屋。体を入れ替えた米泉がシングルレッグからハイックロッチでリフトも残す土屋ががぶり。しかし米泉はスイッチからバック狙いで両者立ち上がり、押し込むのは土屋。右ヒジを1発当ててホーン。3Rは微差で土屋だがインパクトはどうか。
判定2-1(29-28×2, 28-29)で1、3Rを取った土屋が勝利した。
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▼第1試合 女子フライ級 5分3R×ナギ(Hプロダクション/千葉市ねわざワールド)2敗[1R 1分40秒 リアネイキドチョーク]〇オノダマン(T-BLOOD)プロデュー戦 1勝
1R、サウスポー構えのナギ。前手の右を突いて小手巻き、オノダマンを投げる。下から左差しのオノダマンはバックに。右足をかけてリアネイキドチョークへ。タップを奪った。51歳オノダマンがプロデビュー戦を勝利した。