強敵サネーガームとの王座決定戦に臨む小林
2026年8月8日(土)大阪・タケダハムはびきのコロセアム『KNOCK OUT.67~KNOCK OUT SUMMER JAM in OSAKA~』(U-NEXT配信)の記者会見が、6月22日(月)都内にて行われた。
KNOCK OUT-RED女子ライトフライ級王座決定戦3分3R延長1Rで、小林愛理奈(FELLOW GYM)がサネーガーム・サックチャムニ(タイ)と王座を争う。

小林はフルコンタクト空手出身で強烈なパンチを武器に持つ。2023年11月にRISE QUEENミニフライ級タイトルマッチでerika(=名前の後ろにハートマーク)をKOで破り、RISE QUEENミニフライ級王座を奪取。2024年5月に小林愛三にOFGマッチで勝利し、10月にフライ級でビョン・ボギョンに勝利。破竹の8連勝を飾ったが、12月に同時2階級制覇を狙って挑戦したRISE QUEENフライ級タイトルマッチで王者テッサ・デ・コムに判定で敗れた。
2025年5月の初防衛戦で宮本芽依に延長戦で敗れタイトルを失うと、約1年間の休養を経てKNOCK OUTに電撃参戦。2026年5月、初のREDルールに挑みラジャダムナンスタジアム認定ミニマム級12位プードゥアンを1Rわずか23秒でKOした。戦績は14勝(5KO)5敗1分。

サネーガームはプロムエタイ協会2階級制覇、LWCチャイヨートーナメント優勝、東部地区ムエタイ女子ピン級王者、アジアンゲームムエタイ金メダリスト、IFMA世界大会2021~2024年金メダリスト、2020年ライジングスター賞などを獲得している選手。現在ラジャダムナンスタジアムの女子ミニマム級5位にランキングされており、2025年12月中旬に行われた『SEA GAMES Thailand 2025』では銀メダルを獲得。
2025年12月、KNOCK OUTに初参戦するとぱんちゃん璃奈と対戦し、判定勝ちでぱんちゃんに2つ目の黒星を付けた。2026年3月には7戦無敗だった堀田優月にも勝利。戦績は37勝(7KO)6敗1分。
KNOCK OUTそしてREDルール2戦目の小林が王座決定戦に抜擢されたのは、サネーガームから熱烈な参戦希望があり、小林との対戦を打診したところ「タイトルを獲って日本で定期的に試合をしたい。48kgでなく49kgでもいいし、オープンフィンガーグローブでもいい」とのことで、小林の実績を鑑みて王座決定戦にしたと山口元気KNOCK OUT代表は説明。

サネーガームからは「日本での試合が決まり、嬉しく思っています。今回の試合がタイトルマッチに決まったので、ドキドキしています。タイ女子選手として初めてKNOCK OUTのチャンピオンになり、ベルトをタイに持ち帰ります。応援してください」とのメッセージが読み上げられた。
会見に出席した小林は「今回2戦目でタイトルマッチが決まったんですけれど、サネーガーム選手の強い要望で逆にありがたいなという感じで。ムエタイ2戦目なので、サネーガーム選手に勝てる日本人がいないんじゃないかって思われてると思うんですけれど、逆にオープンフィンガーグローブを着けた自分に勝てる人はいないと思うので、当日はしっかりKOして圧勝したいと思います」と強い意気込み。

サネーガームについては「身長の高さを活かして、首相撲とヒザ蹴りを極めているのが賢い戦い方やなという感じで。でも試合映像を見てると、日本人の強い選手とやってるけれど、みんな戦い方がサネーガーム選手に合わせちゃってるというか。だからサネーガーム選手が余計に強く見えるみたいなところもあると思う。背の高い相手は得意やし、背が高い人なりにデメリットもあるので、そういうところを突いていけば簡単に倒せるんじゃないかなと思っています」と評した。
「前回の試合は試合自体が久しぶりで、試合感覚を取り戻したじゃないですけれど、気持ち的に試合感覚を取り戻せて。試合時間は短かったんですけれど、気持ち的に得たことはあったので。ムエタイ自体はやってないのでちょっと分からないですけれどって感じです」と、復帰戦で試合感覚は取り戻せたとする。

サネーガームはこれまでの試合を見ても、おそらく首相撲主体で来ることが予測されるが「自分も組まれる前に倒したいというのが一番あって。この前の試合も相手が組む前に距離を取って、そこから飛び込んでみたいな感じで倒したので。自分はじわじわ詰めるタイプなんですけれど、ムエタイにしてからはステップを踏むようになったというか素早くなったので。首相撲をされたくなさすぎて素早くなったので、いざ組まれてもしっかり対処できるようには準備はするんですけれど、理想は組ませず倒すって感じですね」と、組ませない戦い方で行くとした。
対処法は「なんでみんな同じ負け方するんやろ? って思っちゃうぐらい。自分は試合動画とか見て分析するタイプなので、サネーガーム選手はめっちゃワンパターンやし、徹底したら簡単かなっていう感じ。自分は分析がしっかり出来てるので、当日はもう簡単に倒せるんじゃないかなと思っています。ナメてるわけじゃないんですけれど、大丈夫だと思います」と攻略に自信を見せる。

関西出身(兵庫県)ということで「応援はたくさん来てくれると思うので、見せつける試合をするのが好きなので、しっかりいろんな人に見せつけたいなと思います」と話した。
もし戴冠すれば2025年5月以来のベルトとなるが「それは形になるので凄く嬉しい。自分はどっちかって言うとベルトっていうよりかは、しっかり勝つことの方を考えるので、しっかり魅せて勝ってベルトが付いてくる形になるみたいなのがいいです」という。
「昨日のKNOCK OUTで森岡選手と晃貴選手の試合が凄く自分に響いて。ダブルアップボーナスを自分も前の試合で狙ってたんですけれど、山口さんの心を動かすってこういうことかと思いました。なんか納得させられたというか。人の試合であまり感動することないんですけれど、ちょっと泣きそうになったぐらい喰らったので。本当はそんな試合をして打ち合ってやりたいんですけれど、サネーガーム選手が打ち合うことは絶対ないと思うので、今回はどっちかというとメインの龍聖選手のように圧倒的な差を見せてボコボコにして、何の心配もなくしっかりKNOCK OUTのベルトを巻きたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と、一方的なKOにすると語った。





