平本も「人の子」なんだなと、大目に見ていただけたら。ジョリーはまだエンタメ枠
──平本蓮選手と皇治選手の試合で、体重差があって平本連がリスクのない戦い方をしたと思うんですよ。ちょっと厳しい声もあるんですけど、それに関しては?
「きっと厳しい声はあると思いますけど、僕が平本だったとしても、完全復活が9月として、皇治のスタイル、戦うスタイルってやっぱりあのバッティング──皇治に倒されることはないっていう風に平本は思ってたのかもしれませんけど──やっぱりあの一番のリスクは多分バッティングとかが怖かったはずですね。それでカットしたりとか。だから、この試合で皇治をボッコボコに倒してっていうようなシチュエーションの試合ではきっとなかったし、それでも僕は平本のボクシングテクニックを持ってして、体重もあれだけ11kgも多いとなると、不倒の皇治をマットに沈めるのかなという風にも期待はしたところはあったんですけどね。
まあ、でも平本も“人の子”なんだなっていう感じですね。先(9月)を計算して考えると、あそこが今日、それとやっぱり1年8カ月ぶりか9カ月ぶりにあれだけ1万人のお客さんの前で戦うっていうストレスというか、プレッシャーとか、いろんなものもあったと思うんで、復帰戦としては、ちょっとファンの皆さんの期待が大きかった分、腹が立つと思いますけど、ちょっと次に向けてですね、大目に見ていただけたらいいなという風に、僕がそんなこと言っていてもしょうがないんですけど。9月に同じことをしたらボロクソ言いましょう」
──ジョリー選手、2試合連続で腕十字で勝って“俺はエンタメ枠じゃない”というようなことも言っていましたけど、榊原CEOとして見る目はどうでしょうか。
「もともと、アマ修斗でも実績のあった選手で、単純にBreakingDownから出てきた選手っていう風で、BreakingDownにもやっぱり格闘技をやり続けていて、BreakingDownを経由して、実績ということよりも知名度を上げて出てくる。RIZINに出てくる上で格闘家としていろんな有名になっていくための手段ってあると思うんですね。だから、こうやって2試合連続で早期決着で一本取って見せるってのは、エンタメ枠とも言いきれないんじゃないですかね……まあ、でもまだまだエンタメ枠ですけどね。人気先行だと思います。やっぱり話題性もあるし。だから本当にこっから、言っても(児玉)兼慎選手は初のMMAの挑戦ではあったんで、ジョリーにこんなこと言うと怒られるかもしれませんけど、あえて相手の土俵で戦って打撃で勝ってたら、太鼓判を押しますけど、結局引き込んで相手の弱いところで──勝負なんでいいんですよ。でも勝負に徹して勝とうと思うとああなるよねっていう予想通りの結果ですね。ジョリーが勝つんだったらあなるよねって。でもあえて相手の土俵で打撃でも勝負するって言ってたんだったら、総合の中で打撃で兼慎に勝ってたら、エンタメ枠卒業ですね」




