MMA
インタビュー

【RIZIN】初回KOで王座奪取した新王者グスタボ「自分の人生は常に厳しいものだったので、自分の中で諦めるという言葉は存在しません」、敗れたノジモフ「ジャブを遠距離から放った時に右膝に痛みが走った」

2026/05/11 11:05
 2026年5月10日(日)GLION ARENA KOBEにて『RIZIN.53』が開催された。  第11試合のRIZINライト級(71kg)タイトルマッチ5分3Rは、王者イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)を挑戦者のルイス・グスタボ(ブラジル)が1R2分08秒、右フックでKOして新王座に就いた。  試合後、両者がインタビューに答え、グスタボは1階級下のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)の挑戦をいつでも受けるとし、ノジモフはダイレクトリマッチを要望した。 グスタボ「ベルトが欲しいなら来て」 「皆さん、ありがとうございます。皆さんがいなかったら実現できなかったことです。ここにいる皆さん1人1人に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます」 ――今の気持ちを教えてください。 「ナンバーワン、やっとチャンピオンになれたこと、とても嬉しいです。これは自分と自分の家族の夢でした。皆さんのおかげでそれを叶えることができて嬉しいです」 ――ノジモフ選手は戦ってみてどんなファイターだったか教えてください。 「ライバル同士ですけども、これが自分たちの仕事ですので。家族のために戦って食べ物を食卓に置くという目的で2人とも戦っています。非常にいい選手、プロフェッショナルな選手だと思いました」 ――グスタボ選手はライト級のワールドGPがあったり、コロナ禍で試合が出来ない時期もあって、1回目の王座戦も経験してこうやってベルトを巻きました。これまでの道のりにはどういった思いがありますか? 「自分はいつか絶対にチャンピオンになれると信じていました。人生では上手くいく時もあるし、上手くいかない時もある。最初のタイトルマッチで負けてしまったのは、ボールがゴールポストに当たって外れたみたいな感じでした。でも毎日練習を続けて、絶対に諦めないで今日チャンピオンになることを実現することができました」 ――新チャンピオンになって、今後どんな人と戦いたいか、どうやってベルトを守り抜いていきたいか教えてください。 「出来るだけ多く防衛して、RIZINを世界に広めたいと思います。自分がRIZINのチャンピオンで自分がRIZINの旗を背負って、世界中にRIZINを広めたいと思っています」 ――もうそのベルトはすに自分に馴染んでいると感じますか? 「このベルトはずっと自分のものになると思っていました。日本に初めて足を踏み入れた時から、このチャンピオンベルトは絶対に自分のものになると確信していました。その証拠に、自分の1番最初のインタビューを見てもらえれば分かるんですけど、いつか絶対日本でチャンピオンになると言っています」 ――最初にRIZINに来てからチャンピオンになるまで長い時間がかかったと思いますけど、その途中でチャンピオンになれないんじゃないかと心が弱くなるような時期はありましたか? 「諦めたりすることは1度もなかったです。自分の人生は常に厳しいものだったので、自分の中で諦めるという言葉は存在しません。100%このために尽くしてやってきてます」 ――そのベルトはどこに飾るか決めてますか? 「まだどこに飾るかは決めてないですけども、当分の間はこのベルトと一緒にお風呂に入ってどこへ行くにも連れてって、パンを買いに行くにもこれを付けていきます(笑)」 ――対戦相手の候補が色々いるとは思うんですけども、RIZINの1階級下のフェザー級で、シェイドゥラエフ選手が圧倒的な強さなので、ライト級も狙ってると話していました。階級を超えてシェイドゥラエフ選手との対戦に興味はありますか? 「ベルトはここにあるので欲しいなら来てください」 ――3月、5月と連戦でしたけれども、次はいつ頃ですか? 「いつでも準備は出来ています。RIZINがこの時にやれと言ったらやれます」 ――チャンピオンになって食べたいものとか日本でどこかに行きたいとかありますか? 「日本では磯丸水産に行きたいです。クリチバに帰ったらグリルというレストランに行きたいです。磯丸水産さん、もしよければスポンサーになってください」 ――チャンピオンになったファイターがよくファンイベントをしたいって言うんですけど、興味ありますか? 「やりたいです。いつも日本人のファンの方に温かく迎えていただいて嬉しいですし、エネルギーをもらうのも嬉しいですし、写真を一緒に撮るのもとても好きです。なので絶対にやりたいです」 [nextpage] ノジモフ「全部プラン通りに行っていた」 ――試合を終えた今の気持ちを教えてください。 「凄くショックです。本当に自分が試合に出たんだろうか、そこで負けたんだろうかというのがまだ実感が湧いていなくて、信じられないような、夢だったんじゃないかなと。そんな気持ちでいます。ただ、起きたことは起きたこと、事実は事実として実際にあったことなので、それは仕方ないと思っています。ただ本当に今心が痛い。それだけです」 ――試合をした記憶はあるんですか? 「どういった展開だったか、試合運びについてはよく覚えています。最初はうまく自分がコントロール出来ていたと思います。全部プラン通りに行っていました。ただ、大きく足を踏み込んで、ジャブを遠距離から放った時に右膝に痛みが走りました。実は怪我をしているんですが、その後ずっと膝のことが気になってしまって、正しい角度に膝を置かないとまずいぞということで、それで注意散漫になっていたと思います。そのせいであのパンチをもらってしまったと思っています」 ――グスタポ選手と実際に戦って、どんなファイターだったか印象を教えてください。 「印象は試合前に話した通り、特に何もありません。私が思っていた通りの選手でした。先ほども言いましたけれど、全てうまくプラン通りに最初はいっていました。ただその1つの打撃で全てが終わってしまう。そこがスポーツ、そしてそこがMMAの美しさというか魅力だと思っています。1つの小さなミスで全てが終わってしまう。今日はそういう結果になったと思います」 ――ベルトを失ってしまいましたが、今後の目標だったり展望を教えてください。 「自分のベルトを失ったというその実感はまだありません。それを自分の中で落とし込めてはいないんですけれども、なるべく早くリマッチをして欲しいと思います。出来れば明日にでもすぐにでもダイレクトリマッチをやって欲しい。その知らせがRIZINから来るのを待っています。リベンジをして、そしてあのベルトは私の元にあるべきだということを、もう一度証明したいと思います。  今日は本当にたった1つのミスでベルトを失うことになってしまった。それを挽回したいと思います。私はいろんな試合の前によく怪我をしてしまうんですね。それは本当に良くないことだと思います。前回のサトシ選手との試合の前は手を骨折していましたし、RIZIN.46の時は 左膝を怪我していました。そして今回も試合前に右膝の靭帯が切れてしまっていたので、それをしっかり治して、またリングに戻りたいと思っています」
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