▼セミファイナル(第10試合)第9代RISEライト級(-62.5kg)王座決定戦 3分5R延長1R
×奥山雅仁(OISHI GYM/同級1位、CKC 2023 -63kgトーナメント優勝)=62.4kg
延長R 判定0-3 ※9-10×3
〇塩川琉斗(TOP STAR GYM/同級3位)=62.5kg
※塩川が新王座に就く。本戦の判定は47-48、47-47×2。

奥山は名古屋の名門OISHI GYMの新鋭で、柔道出身。2024年2月の『ONE Friday Fights』でロシアのテミルラン・ベクムルザエフに敗れるも、その後は6連勝。2025年8月のONE FFではモロッコのジェンギズ・ラーレにTKO勝ち。11月のRISEで当時1位の髙橋聖人を破った。戦績は16勝(6KO)4敗。

塩川はフルコンタクト空手をバックボーンに持ち、足技を得意とする。デビューから3連敗を喫したが、その後は格上の山畑雄摩、北井智大らに連戦連勝。2025年10月には伊藤澄哉をも破り、タイトル戦線に躍り出た。現在8連勝中で戦績は8勝(1KO)3敗。得意技は“マッハ蹴り”。

1R、サウスポーの塩川に前蹴りを連発していく奥山、塩川はジャブから左ミドル。塩川は距離を詰めてパンチを当てていき、ヒザを突き刺すが奥山もすぐにヒザを返す。塩川は顔面前蹴りで奥山をのけ反らせ、ワンツーから雨蹴り、左ストレートから前蹴りと長い距離で戦う。奥山は距離を潰してのヒザ、左スック、右インカーフも蹴る。奥山が右インカーフと左カーフ、さらに左右フックとヒザ。オープンスコアは10-9×2で奥山、10-9で塩川。

2R、塩川の前蹴りにも距離を詰める奥山が右ストレート。奥山の前蹴りはローブローとなって試合は中断。塩川は左ハイをブロックさせておいての左三日月、奥山は左右フックで入っていくがそこに塩川が顔面前蹴り。それでも左右フックを打ちに行く奥山に塩川が左フックからの右フックを打ったところで奥山が後ろによろめき、これがダウンとなる。

左右フックで前に出てヒザを突き刺す奥山に塩川は右フックのフルスイング、顔面前蹴り、さらに左ストレート。前に出てくる奥山に塩川が右フックをクリーンヒットさせてラウンド終了。OPスコアは10-8×3。

3R、前に出る奥山にワンツーを浴びせる塩川、さらに前蹴り、左ストレート。奥山は距離を詰めてパンチを打とうとするが、塩川に先手を取られる。それでも奥山が右ボディからワンキャッチのヒザ、さらに前蹴り。

徹底的にヒザと左右ボディで攻める奥山。塩川は回り込もうとするが、奥山のヒザと左右ボディをもらう。前蹴りを突き放す塩川のボディを攻める奥山。塩川も左を打ち返す。ラスト30秒、塩川が左右フックで打ち合い、奥山も左右フック。OPスコアは10-9×2奥山、10-9塩川。

4R、前に出る奥山に塩川も下がらず前蹴り、左右フック。奥山は右ボディストレート。塩川は回り込んで右の蹴り、奥山はヒザと前蹴りで塩川を下がらせる。塩川は右アッパー、奥山はヒザをボディへ突き刺し、塩川もヒザを返す。

塩川の顔面前蹴りが連続ヒットするが、奥山は下がらず前へ出て右ストレートとヒザ。塩川は首相撲に捕まると棒立ちとなってヒザをもらってしまう。

5R、互いにボディをヒザで蹴り合い、左右フックを打つ。塩川は回り込んで左の蹴り、奥山はつかんでのヒザ。塩川の右フックからの左ストレートが奥山を捉える。離れると顔面前蹴り、近付くとクリンチの塩川。奥山は左右フックからつかんでのヒザにつなぐ。最後にラッシュを見せる塩川。

本戦の判定はドロー、延長戦へ。互いにヒザを蹴り合い、ストレートの相打ちも。近付く奥山に塩川はワンツー、奥山はヒザ。ブレイク後、塩川の顔面前蹴りがヒット。さらに右フック。足を止めて近距離の打ち合いでも塩川の左ショートがヒットする。打ち合いになると塩川の右フックがビッグヒット。奥山も打ち合いに行くが、塩川の右フックで体勢が崩れる。

塩川はマイクを持つと「ここまで支えてくれた家族や仲間、今まで頑張ってくれた皆さんありがとうございます。全然思った通りに動けなかったんですが、RISEらしい試合は出来たのかなと思います。ここまで負けてばかりだったんですけれど、諦めないで信じてやってきて、やっとチャンピオンになることが出来ました。自分がやることやってたらいつか目標を達成できると思うので一緒に頑張りましょう」と、涙にむせびながら語った。




