▼第1試合 47.17kg契約 ムエタイ 3分3R
×カティ・モー・ラジャバット・コラット(タイ)
判定0-3
〇藤原乃愛(尚武会 フジワラムエタイジム/WBCムエタイ女子世界ミニフライ級王者)

藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。2023年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。

2024年6月にはタイ・カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、『BOM』『RWS JAPAN』『RWS』『ムエローク』で勝ち進み、2025年8月の『RWS』でシャダー・サイヤーンムエタイにTKO勝ちすると、10月の『BOM』でWBCムエタイ世界王座を獲得した。現在15連勝中。

ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級(-47.62kg)の1位にランキングされ、日本人女子初のラジャダムナン王者を目指していると思われていたが、今回ONEに電撃参戦する。初のオープンフィンガーグローブムエタイ、そして通常より5kg近く重い階級が試合でどのように影響するか。
カティはナコーン・ラーチャシーマ・ラチャパット大学の学生で、藤原とは女子大生対決となる。“カティ”のリングネームは「ココナッツミルク」の意。身長154cm(藤原は157cm)で通常は47kg前後で戦っており、藤原とほぼ同階級。『フェアテックスファイト:エクストリームムエタイ』を主戦場としており、2024年7月にはK-1での来日などで日本のファンにも知られるマフィア・ペットモンコンディーに勝利。
2025年2月12日にWBCムエタイ女子ライトフライ級(-48.98kg)世界王座に挑戦して判定で敗れたが、12月には2カ月前に藤原とWBCムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を争ったカイケム・シットパナンチューンを破りWBCムエタイ タイ国ライトフライ級王者になった。
年間を通じて5試合に勝利したため、女子ではラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級王者モンクットペットと並んでタイスポーツ庁(SAT)が制定し、タイの国民体育の日に授賞式が行われる2025年度最優秀選手賞にノミネートされていたなど、タイでも評価の高い選手。

1R、藤原が左ミドルの連打で先制するが、カティがワンツーで前へ出ていく。ワンツーの連打で藤原を下がらせるカティだが、藤原は組んでヒザを蹴る。カティは左ボディから左ヒザ、そしてカティが藤原のお株を奪うような顔面前蹴りだ。勢いよくワンツーで攻め込むカティに藤原もパンチで応戦し、右ストレート、ジャブを当て、左ミドルも蹴る。

蹴る藤原にパンチを合わせにいくカティ。左フック、右ストレートをもらう藤原だが、左ミドルと前蹴りで迎え撃つ。カティが組み付くとヒジを打つ藤原は、負けじと左右の連打でカティを下がらせる。藤原の連打に下がり続けるカティ。ラウンド終了のゴングが鳴ると、藤原は両手を上げてアピール。

2R、前に出る藤原が顔面前蹴り。カティのミドルをキャッチすると連打を見舞う。カティは下がって左ヒジを狙うが、藤原はワンツーの連打で前へ出る。カティの左フックはかわし、右ストレートを当てる藤原。さらに左ミドル。カティの顔が赤くなる。ジャブをどんどん出して当てていく藤原は右ストレートも。さらに顔面前蹴りで突き放す。

左右の連打から前蹴り、カティも右ストレートと左ミドルで応戦するが、藤原の圧をかけられ続けて疲労が見える。前蹴りを交えながらワンツーの連打で前へ出る藤原。特に強く打つジャブがよく当たる。ワンツーの連打、左ミドルで前へ出る藤原にカティは前蹴りで突き放そうとする。

3R、右ミドルを蹴って来るカティに藤原は左ミドル、左フック。ワンツーの連打と前蹴りで前へ出る藤原は、ボディに前蹴りを打つと左ボディも。さらに左の三日月を突き刺してカティを突き放す。藤原が左ミドル、カティは前蹴りで突き放そうとする。

藤原の左三日月、左ボディに下がるカティは藤原が前へ出てくると組み付くが、藤原はお構いなしにボディへ連打。さらに蹴りをキャッチして豪快にコカす。どんどん前へ出て攻撃を仕掛ける藤原にカティは前蹴りを出すのが精一杯だが、タイミングよく藤原に尻もちをつかせる。

しかしその直後、藤原の左三日月がクリーンヒットし、カティの身体がくの字に曲がる。それでもカティが左ストレートをヒットさせ、藤原がロープ際まで吹っ飛び尻もちをつきそうになった。




