▼第2試合 ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング 3分3R
×エドゥアルド・マルカリアン
KO 2R 2分22秒 ※右ハイキック
〇政所仁(魁塾/RISEスーパーフライ級1位)

政所はバルカン砲とも称される回転の早い打撃と相手の意表をつく技を武器に多くの強豪を破りJ-NETWORKフライ級王座、WBKF世界スーパーフライ級王座を獲得。2021年9月のDoA-53kgトーナメント一回戦で田丸辰にリベンジを果たすも準決勝で風音に判定負け。2023年7月に風音にリベンジし、11月の「NEW WARRIORSトーナメント」の準決勝で花岡竜をKO、決勝で長谷川海翔を破って優勝。2024年6月に大﨑一貴とのタイトルマッチを実現させたが、判定で敗れた。

12月には花岡と第3代RISEスーパーフライ級王座決定戦を争うも、判定負けでまたも王座に手が届かず。2025年5月、フライ級からの挑戦者・数島大陸にスプリット判定で辛勝したのも束の間、8月に那須川龍心に判定で敗れた。12月の再起戦では酒寄珠璃を2RにKOしている。戦績は23勝(8KO)13敗1無効試合。

1R、マルカリアンは広いスタンスから前に出るが、政所が強い右ローを蹴る。ロープを背負う政所に圧をかけるマルカリアンは左右に動き、前後へのステップも使う。スイッチしての左ミドルを見せたかと思えば、後ろ廻し蹴りも繰り出す。

ジャブの突き合い、三日月の蹴り合いも。マルカリアンは後ろ蹴りも混ぜ、政所は左ミドルを蹴る。左ミドルから左ハイに切り替える政所。組んで足を引っかけて倒した政所に注意が与えられる。近付いていたマルカリアンに政所が強い右ローを蹴ると、マルカリアンはバランスを崩した。

2R、政所が前蹴りを連発。マルカリアンのワンツーに政所も強気に打ち合い、政所はいきなりの飛び蹴りも繰り出す。政所は右のフェイントから飛び込んでの左フックをヒットさせ、マルカリアンをダウンさせる。これで乗った政所は左右のハイキック、飛び込んでの左フック。マルカリアンが下がり始め、政所が追いかける。右ボディストレートを打った政所は右ハイキック。

これが頭部を斜め下からかするようにヒットし、一瞬遅れてマルカリアンがダウン。立ち上がるも完全に効いてしまいフラフラ。酔っぱらったようにリングをふらつくマルカリアンを見てレフェリーがストップ。政所が鮮やかなKO勝ちで初陣を飾った。

「ONEは気持ちのいい団体で強い人が集まっているリングでいい勝ち方が出来てとても嬉しいです。新たな一歩と言う感じでとても嬉しいし、僕はタイが大好きなのでとても気持ちいいです」と勝利者インタビューに答える政所には35万バーツ(約155万円)のボーナス。

「ボーナスは絶対にもらいたかったのでとても嬉しいです。また呼んでもらえたらまた面白い試合をするので、僕、ジャパニーズ・トップ・オブ・最高ファイターなので(笑)」と政所は笑顔でアピールした。



