(C)ONE Championship
ONE Friday Fights 144
2026年2月27日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信中
▼第8試合 ONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ 3分3R
〇レニー・ブラジ(イタリア)
判定3-0
×北野克樹(誠至会)

北野は関西の名門・誠至会のエースで、回転系の蹴り技を得意とし“竜巻旋風脚”の異名を持つ。2020年9月にベテランの健太から判定勝利を奪うと、11月にRISE初参戦で当時11戦無敗と勢いに乗る山田洸誓にプロ初黒星を付けた。これまでHOOST CUPウェルター級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座、NJKF同級王座、WPMFインターコンチネンタル同級王座、IOCインターコンチネンタル同級王座と五冠を獲得。
BOMで行われた「ROAD TO ONE ムエタイ」のウェルター級トーナメントで2023年4月に優勝し、10月の『ONE Friday Fights 38』に初出場。ハリル・キュトゥクチュからヒジ打ちでダウンを奪って判定勝ち。2025年3月の『ONE Fight Night 29』で待望の本戦出場もステファン・コロディに判定で敗れた。今回が再起戦。
ブラジは30勝8敗の戦績。タイのフェアテックストレーニングセンターでムエタイの修行を積んでいるという。
1R、北野はいきなり左の三日月を突き刺す。ブラジは左の前蹴りと左ボディ。北野は左の三日月から右ヒジを狙ったが空振り。するとブラジは右ストレートから左ボディ。ブラジは感触があったか、左ボディで畳み込む。離れると前蹴り。北野も左の三日月を蹴るが、ブラジも前蹴りを返す。北野が右ヒジを打とうとしたところにブラジがカウンターの右ヒジ。
ブラジはゆっくりとしたムエタイのリズムから、いきなりスピードのあるパンチコンビネーションを回転させる。さらに要所に前蹴りを混ぜる。北野は右カーフ、時折ヒジを狙う。
2R、ブラジのジャブに左ハイを合わせた北野。ブラジは左ボディストレート、北野は右ヒジ、ブラジも右ストレートを打ち返す。左右の前蹴りで突き放すブラジ。北野は右カーフからの左三日月、さらに踏み込んでの右ヒジ。ブラジは右ストレート、北野は左ボディに下がらされるが左三日月を蹴る。
ワンツーで前に出るブラジだが北野も負けじと右ストレート、ブラジは左ボディを返す。北野は右ハイを蹴るがブラジは下がらずパンチで前へ出ていく。ブラジは首相撲で投げるように北野を転倒させた。パンチのコンビネーションを回転させるブラジに、北野は左右のヒジで応戦し、カットに成功。さらに前へ出る北野にブラジもヒジ。場内熱狂の打ち合いが繰り広げられた。
3R、ブラジのジャブに北野が左三日月。右カーフを蹴るブラジにも北野は左三日月から左ハイ。ブラジは左ボディを打って来る。そこへ左ミドルも蹴るブラジ。左ボディを打つブラジに北野は左三日月と、タフな展開。北野の蹴りに右ストレートを合わせに来るブラジだが、北野は左ミドルを当てる。
ブラジの右ストレートがヒットすると、北野は『効いてないぞ』とばかりに声をあげる。ブラジは逃げ切り態勢でステップを踏みながらの前蹴り。北野は攻めあぐねたまま試合終了のゴング。
判定3-0でブラジが勝利。ONE FFの戦績を3勝2敗とした。



