シェイドゥラエフとノジモフのW王座戦、クレベルとの再戦の可能性は──
大晦日には、その次期挑戦者候補となりうるファイターが二人、勝ち名乗りを受けた。
一人は、ヴガール・ケラモフに競り勝った元王者クレベル・コイケ。そしてもう一人は、野村駿太欠場を受けて、急遽フェザー級からライト級王座戦に出場し、ホベルト・サトシ・ソウザを撃破したイルホム・ノジモフだ。
この両者について、榊原CEOは、「クレベルは(王座挑戦を)やりたがってました。今日の結果も踏まえて、救急にそういう判断になるわけではないですが──まあ本当べらぼうに(シェイドゥラエフ)が強いんでね。期せずしてというか、ノジモフがああいう形でライト級の王者になっちゃったってのも、タイミングとしては絶妙かもしれないんで、ほんとう階級を揃えて、その二人(シェイドゥラエフvs.ノジモフ)が王者同士がやるということもないことはないと思います」と、クレベルのリベンジ戦、ノジモフのW王座戦の可能性を言及する。
同時に「でも海外に目を向けると十分あの二人とまだ(対戦を)見てみたいっていう選手もいますし、やっぱりでも日本の中で“メイド・イン・ジャパン”のRIZINなので、日本の中にこれだけフェザー級の 素晴らしい選手がいるんで、その中から“我こそは”っていう思いを持ってシェイドゥラエフに挑んできてくれる選手を望みますし、そういう結果をきちっと積み上げて “もう〇〇がシェイドゥラエフとやるべきじゃないか”っていうような気運を作ってもらえたらいいなと思ってます」と、新たな強豪海外選手の発掘、日本勢の奮起に期待を寄せた。
「できれば毎月試合をしたい」という25歳のシェイドゥラエフに、次に挑戦するのは誰か。
盟友コレスニックがシェイドゥラエフに敗れた際に、敵討ちに名乗りを挙げていたノジモフは、新ライト級王座についたことで、心境に変化もあるようだ。
◆ノジモフ「サトシとのリマッチの方が好ましい。シェイドゥラエフ戦が避けられないのであれば話し合いたい」
「試合前のインタビューの時に『もしチャンピオンになったら』と言われて、『もし、じゃないです』って言ったんですが、その通りになりました。
映像にも撮られているけど、試合の直前までヒザ蹴りの練習をしていました。サトシ選手が打撃のやり取りをした後、必ずタックルに足に入ってくるというのは知っていましたので、もうそれは私の想定した通りでした。1回離れたらすぐにタックルに入ってくるという癖があることを読んでいたので、入ってくるタイミングが分かっていました。それに合わせることができました。
シェイドゥラエフと私はすごく親しい関係、いい関係による友人なのでできればやりたくないというのが 正直なところです。ただ、これはスポーツなのでそれは状況次第ということなんです。もし他に選択肢があれば、ほかの選手と戦うことができれば、それはサトシとのリマッチも含めて、そちらの方が自分としては好ましいかなと思います。ただ、シェイドゥラエフとの対戦が避けられないというのであればそれは、きちんと話し合って決めたいと思います」
リベンジに燃える前王者クレベルは26年、シェイドゥラエフと朝倉の両者と対戦したい、という。
◆クレベル「必ずチャンピオンの座にカムバックする」
「(ケラモフが疲れているのに気づいて、2R以降はペースを上げる戦略だった?)1Rは彼がとても強くて彼を少しコントロールする戦略だった。そして、彼がミスをし始めたら攻め始める。でも、正直に言うと最初は少し緊張していた。自分自身を見つめようとしていた。2R以降は緊張が無くなった。
また日本のチャンピオンに戻りたい。今日(メインで)勝った人と試合がしたいです。榊原さんはそう言っていた。『今日勝てば、また来年、チャンスがある』と。できるなら私すぐ行きたい。
(シェイドゥラエフと朝倉のどちらと試合をしたい?)両方。どっちが勝っても来年、2人と試合がしたい。この2人を自分は探している。僕は必ずチャンピオンの座にカムバックする」






