ボクシング
レポート

【ボクシング】井上尚弥が判定勝ちで世界戦史上最多27連勝、中谷潤人がスーパーバンタム級第一戦で辛勝、堤麗斗がTKO勝ち、今永虎雅がダウン奪われプロ初黒星

2025/12/27 19:12

▼スーパーフェザー級 3分8R
〇堤 麗斗(志成)
TKO 4R 1分14秒
×レオバルド・キンタナ(メキシコ)

 デビュー4戦目となる堤が初の8回戦、初のメキシカンとの対戦を迎える。


 1R、サウスポーの堤が右のジャブを顔面とボディへ、キンタナは堤の打ち終わりに左フックを狙う。サウスポーにもスイッチするキンタナへ堤が左ストレート、キンタナはロープ際へ吹っ飛ぶ。

 2R、右を顔面とボディへ打ち分ける堤。大柄なキンタナは身体で押していく。堤はジャブからの右アッパーを多用し、キンタナは左フックを振って来る。その左フックに左ボディを返す堤。ガードを下げて誘うキンタナは、堤が打って来ると左右アッパー。

 3R、サウスポーのキンタナは頭を押し付けるようにして左右ボディの連打。堤は回り込んで左ボディ、右フックを打つがキンタナはガードを固めて押し込むようにしてくる。低い体勢から左アッパーを突き上げるキンタナに堤は左右フック。堤の左右ボディに動きが鈍くなるキンタナ。


 4R、ボディの打ち合いとなり、前へ出てくるキンタナだが堤の右フックで大きくバランスを崩す。さらに左フックからの右フック2発で堤がダウンを奪う。立ち上がったキンタナだが様子を見てレフェリーがストップ。堤のTKO勝ちとなった。堤はこれで3連続KO勝ち。

■堤のリング上でのコメント
「サウスポーで来たので想定と違いましたが、いい経験になったと思います。スパーリングでいろいろなタイプと経験させてもらって、その経験が今日活きたかなと思います。まずは今日内容的にも自分の思っていた内容とかけ離れていたのでもっと強くならないといけない。自分のレベルアップを一番に次の試合ではさらに強くなった姿を見せたいと思います。本当だったら兄貴が一緒に出る予定だったんですが、怪我で出られなかったので、来年は兄弟で世界を目指して行くので兄弟の応援をよろしくお願いします」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年11月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント