吉田凜汰朗が獲得したベルトはムエタイ・スーパーライト級トーナメント『Road to Muay Thai』優勝ベルトに変更された
ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)が、2025年11月30日(日)東京・後楽園ホールで開催した『NJKF CHALLENGER 11』(U-NEXT配信)のメインイベントで行われた「IBFムエタイ日本統一スーパーライト級王座決定戦3分5R」吉田凜汰朗(VERTEX)vs.切詰大貴(武勇会)について「間違ったお知らせ」があったとして英文を投稿した。
これは2025年12月17日に、NJKFからIBFムエタイのジミー・チャイチョーチュアン事務局長に送られたレターの形式で、「タイトル誤発表のお詫び」と題されたもの。
その内容は「2025年11月30日開催試合のタイトル表記に誤りがありましたことをお詫び申し上げます。IBFムエタイは地域チャンピオンとして認定されておらず、吉田凜汰朗選手と切詰大貴選手の試合を誤ってIBFムエタイ日本タイトルマッチとして掲載いたしました。正式には、本試合はムエタイ・スーパーライト級トーナメント『Road to Muay Thai』の決勝戦となります。この件によりIBFムエタイ関係各位にご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。今後このようなことが二度と起こらないよう、万全を尽くすことをお約束いたします」というもの。
つまり、IBFムエタイはWBCムエタイのように地域チャンピオン(ナショナル王者=その国ごとのチャンピオン)を認定していないため、IBFムエタイ日本統一スーパーライト級王座との表記は間違っていた、とのこと。
【タイトル表記誤りに関するお詫び】
— NJKF (@NJKF_NEWS) December 17, 2025
2025年11月30日に開催いたしました『NJKF CHALLENGER 11』におきまして、試合タイトルの表記に誤りがございました。
関係各位ならびにファンの皆様に多大なるご迷惑と混乱をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。 pic.twitter.com/KcJDlfah3I
同試合で勝利し、IBFムエタイ日本統一スーパーライト級王者として12月15日の記者会見にて、2026年2月8日(日)東京・後楽園ホール『NJKF×CHALLENGER 12』でIBFムエタイ世界スーパーライト級王座決定戦に臨むことが発表されていた吉田。

【写真】2月にIBFムエタイ世界スーパーライト級王座決定戦を行うことが発表された吉田
この発表を受け、自身のSNSにて「朝ChatGPTに翻訳してもらってびっくりはしましたがNo problem!です。IBF日本統一チャンピオンではなくRoad to Muaythai Japanトーナメント優勝に変わったみたい! 11/30に全力で戦った事は何も変わらないしチームと応援してくれている方々全員で勝ち獲った自分にとって大切なベルトであの瞬間は宝物。これから先にやる事も何ひとつ変わらない。名前がちょっと変わっちゃっただけで全然of course!」と、気にしていないと投稿している。
同じく2月8日にトーナメント決勝戦が行われる「初代IBFムエタイ日本統一ウェルター級王座決定トーナメント」も、表記が変わる見込みだ。



