MMA
インタビュー

【GRACHAN】バンタム級王座戦・伊藤空也「4年間のすべてを」×手塚基伸「4年前と同じで俺が倒して完結」。ウェルター級王座決定戦・林RICE陽太「越えないといけない試合を超えてきた」×山田哲也「強さを証明したい」=12月21日(日)『GRACHAN79×HELIOSⅡ』

2025/12/21 05:12

GRACHAN79 計量結果

開場12:40 /開始 13:30

▼第8試合 フライ級(57.15kg)5分2R・延長1R
能坂陸哉(クボジム/BRAVE)56.95kg
宮島夢都希(KRAZY BEE)57.00kg

 静岡県湖西出身、クボジムの新鋭――能坂陸哉。打撃を基盤にした攻撃的なスタイルで、持ち前のスピードとステップワークを生かしたテンポの速い試合運びが特徴だ。近年はリレイズ東京で打撃の技術を磨き、前に出続ける圧力とフィニッシュを狙う攻めの姿勢を身につけてきた。積極的に仕掛けるファイトスタイルは、フライ級の新しい波を象徴する存在となりつつある。

 対する宮島夢都希(KRAZY BEE)は、本大会がGRACHAN初参戦。4歳で伝統派空手を始め、中学では柔道部にも所属。打撃と組みの両面で基礎を培い、その後MMAへ転向してからも空手由来の間合いと柔道の重心コントロールを武器に戦ってきた。現在はKRAZY BEEで実戦的な総合技術を磨き、国内主要大会で経験を積み重ねてきた。

 能坂の武器は、常に前へ出る圧力とリズムを支配する攻撃性。宮島の強みは、空手と柔道を融合させた変化と対応力。打撃と組みがせめぎ合う、純度の高いMMA戦になることは間違いない。初参戦の宮島が存在感を示すのか。能坂が勢いのまま押し切るのか。フライ級の次世代を担う二人の激突が、年末を熱くする。

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