平良「次はジョシュアと。世界一を証明するために──」
一方、13日のケイプの試合前の時点で、平良は海外のアリエル・ヘルワニのインタビューを受けている。平良も試合後の会見で話していた通り、次戦は王座挑戦を望んでいる。
「次はジョシュアと戦う。それがもし日本ならベリーベリーベリー、ハッピー。でもどこへでも行ける。またT-モバイルにも行けるし、米国のどこでも。ヒューストン? 行きますよ、全然。それもすごくいいと思いますね。チャンピオンの町で僕が挑戦したらすごいワクワクします。ただ、僕がタイトルを獲りたい」と、アウェーに乗り込んでもいいと、早期の王座挑戦に意欲。
2000年生まれで25歳の平良は、2001年生まれで24歳の同世代の新王者について、「ジョシュア・ヴァンがほんとうにどれだけのものを持っているのかっていうのは、今回の試合もそうだったし、まだ分からないところがあるし、僕もまだモレノ戦でも見せてないのがあります。だから、ジョシュア・ヴァンってどんくらい強いんだろうっていうのが気になりますし、確かめたい。タイトルマッチは、5分5Rあるけどフィニッシュする自信はあります」と、互いに進化中であるとしながらも、ヴァンをフィニッシュできると自信を見せた。
また「仮にあなたがヴァンに勝って王者となった後、次の相手はパントージャと堀口恭司どちらになると思う?」と問われると、「パントージャが怪我から復帰したら、やっぱりパントージャとやることになるのかなと思いますし、その次にというか、そこでパントージャ相手に防衛したら堀口さんとやりたいです」と、フライ級のレジェンドである堀口恭司との対戦は、トップに立つ上で避けられない戦いであることも、あらためて語っている。
「平良vs.ヴァン、平良vs.恭司、どちらが盛り上がる?」と聞かれた平良は、「両方、盛り上がると思うけど、恭司さんは日本でとても有名なファイターです。UFCジャパンでとても燃え上がるカードだと思います。個人的に日本人とすごく戦いたいという気持ちはあまりないけど、やっぱり世界一を証明するために戦いたいので、その相手が堀口さんだったら、堀口さんと戦いたいですし、今後、ずっとトップで戦っていきたいというだけです」と、堀口の名前を挙げた理由を語った。




