キックボクシング
レポート

【NJKF】吉田凜汰朗が切詰大貴との接戦に競り勝つ、山川敏弘が嵐にTKO勝ちで王座奪取、トーナメントは佐藤界聖と高橋幸光が勝ち上がり、健太ラストファイトは佐々木勝海が判定勝ち、真美はアヨンのヒジ・ヒザに敗れる、「進退を懸けていた」祖根亮麻がKO勝ち、武田幸三の愛弟子・竹田奏音の快勝から開幕

2025/11/30 17:11

▼第4試合 日韓交流戦 NJKFフライ級 3分3R延長1R ※ヒジあり
×真美(team lmmortal/S-1女子世界ライトフライ級王者)=50.75kg
判定0-3 ※27-30×3
〇ジョン・アヨン(韓国)=50.35kg


 真美はONE Friday Fightsでも激闘を展開したが、4月大会では計量オーバー。判定で佐藤“魔王”応紀に敗れた。再起戦では167cm、17歳ながら11勝(4KO)1敗1無効試合の戦績を持つアヨンと対戦する。

 1R、アヨンはいきなり組み付くと首相撲からのヒザ蹴りを連打、隙あらば左右のヒジも打って来る。真美は右ストレートをヒットさせ、パンチで称するがアヨンにすぐ首相撲に持ち込まれてしまう。


 2Rもアヨンは首相撲に持ち込むが、離れるとワンツーも打って来る。パンチとヒジを織り交ぜてヒザに持ち込むアヨン。真美はパンチを繰り出そうとするも首相撲になってしまう。オープンスコアは20-18×3でアヨン。


 3R、唸り声をあげてガムシャラにパンチで攻める真美に、アヨンは離れるとミドルを蹴り、ワンツーの右を当て、至近距離では右ヒジ、そして組んでのヒザ。あらゆる距離を支配するアヨンに真美はガムシャラにパンチを出して抵抗した。


 判定はジャッジ3名とも30-27のフルマークでアヨンの完勝となった。


 アヨンは勝利者インタビューに「日本で試合したかったので関係者のおかげで試合が出来ました。相手が世界王者と言うことで緊張したんですが、練習してきたのでリングに上がる時に勝ちを確信しました。またNJKFで試合をしたいです」と笑顔で語った。

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