キックボクシング
レポート

【NJKF】吉田凜汰朗が切詰大貴との接戦に競り勝つ、山川敏弘が嵐にTKO勝ちで王座奪取、トーナメントは佐藤界聖と高橋幸光が勝ち上がり、健太ラストファイトは佐々木勝海が判定勝ち、真美はアヨンのヒジ・ヒザに敗れる、「進退を懸けていた」祖根亮麻がKO勝ち、武田幸三の愛弟子・竹田奏音の快勝から開幕

2025/11/30 17:11

▼第7試合 初代IBFムエタイ日本統一ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×亜維二(新興ムエタイ/NJKFウェルター級王者)=再計量
TKO 2R 0分36秒 ※レフェリーストップ
〇佐藤界聖(PCK連闘会/聖域統一スーパーウェルター級王者)=66.35kg
※佐藤が決勝へ進出。


 亜維二は19歳のNJKFウェルター級王者で、戦績は10勝(6KO)2敗1分。佐藤は仙台在住の23歳で、佐藤“魔王”応紀を母に持つ魔王の子。戦績は13勝(5KO)6敗1分。1R、亜維二は前蹴りから威力のある左ミドル、ワンツーを放って行き余裕の表情。佐藤は左右ローと、左のカウンターを狙う。


 2R、打ち合いが激しくなったところで佐藤の右ヒジで亜維二はカット、さらに佐藤が左フックをビッグヒットさせ亜維二をのけ反らせる。その直後、前に出た亜維二と佐藤が同体で倒れ、亜維二は右手をマットに着いて右肩が外れたか、右肩の異常を訴える。レフェリーがストップし、佐藤のTKO勝ちとなった。


 佐藤は「久しぶりのウェルター級で減量の方がうまくいくか不安だったんですが、しっかり仕上がっているなと思ったのでKO出来て嬉しいです。今日勝って2月に決勝戦があるとおもうんですけれど、今日みたいにKOするので応援よろしくお願いします」と勝利者インタビューに答える。



 すると先に決勝進出を決めていた高橋がリングに入り、「お前、一番いい勝ち方してるんじゃねえ、この野郎」と八つ当たりすると、「決勝盛り上げましょう」とメッセージを送った。

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