キックボクシング
レポート

【NJKF】吉田凜汰朗が切詰大貴との接戦に競り勝つ、山川敏弘が嵐にTKO勝ちで王座奪取、トーナメントは佐藤界聖と高橋幸光が勝ち上がり、健太ラストファイトは佐々木勝海が判定勝ち、真美はアヨンのヒジ・ヒザに敗れる、「進退を懸けていた」祖根亮麻がKO勝ち、武田幸三の愛弟子・竹田奏音の快勝から開幕

2025/11/30 17:11

▼第6試合 初代IBFムエタイ日本統一ウェルター級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
〇高橋幸光(飯伏プロレス研究所)=66.45kg
判定3-0 ※30-26
×井原浩之(ハーデスワークアウトジム/MA日本ミドル級王者)=66.4kg
※高橋が決勝へ進出。


 高橋は元J-NETWORKライト級王者、元MA日本同級王者、元WMC日本スーパーライト級王者、元BOMウェルター級王者の四冠王。プロレスラーに転向後、2024年10月からキックボクサーとしての活動も再開している二刀流。戦績は43勝(15KO)25敗5分1無効試合。対する井原はトーナメント最年長の41歳で、28勝30敗2分の戦績を持つ。

 1R、両者ともかなり慎重。ほとんど攻防はなく、残り1分で高橋が左ローを2発、右フック。井原がインローを返した。


 2R、井原が左右インカーフを蹴り、高橋は前に出るが手は出ず。残り1分になるとまたも高橋が左ローを連発。ロープを背負った井原には右ストレートでのけ反らせた。


 3R、高橋は左ローを蹴って左ハイ、このラウンドはパンチを多く出す。井原の右ストレートには左ボディを返す。高橋が後ろ廻し蹴りを放つと、直後に前へ出た井原だがそこへ高橋が左フックでダウンを奪う。井原が立ち上がったところで試合終了。判定3-0で高橋の勝利となった。



 高橋はマイクを持つと「NJKFさんは10年ぶりくらいにリングに上がったんですけれど、倒して勝ったらプロレスやるつもりだったんですけど、前回も今回も判定勝ちでやめておいた方がいいと思ったんですけれど、空気が冷えてるじゃないですか。なのでプロレスをやろうと思います。盛り上がってないのは武田幸三プロデューサー、あなたのせいだと覆うんですよ。今日のカード組んだの全部あなたでしょう」と武田を挑発。




 武田もリングに上がり「おい、この空気どうすんだ?」と高橋のせいで冷え切った空気の中、高橋に怒りのタイキック(尻への蹴り)。高橋が悶絶し、会場は盛り上がった。

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