キックボクシング
レポート

【NJKF】吉田凜汰朗が切詰大貴との接戦に競り勝つ、山川敏弘が嵐にTKO勝ちで王座奪取、トーナメントは佐藤界聖と高橋幸光が勝ち上がり、健太ラストファイトは佐々木勝海が判定勝ち、真美はアヨンのヒジ・ヒザに敗れる、「進退を懸けていた」祖根亮麻がKO勝ち、武田幸三の愛弟子・竹田奏音の快勝から開幕

2025/11/30 17:11

▼第5試合 64kg契約 スーパーファイト 3分3R延長1R
×健太(E.S.G)=63.85kg
判定0-3 28-29、27-30×2
〇佐々木勝海(エスジム/NJKFスーパーライト級3位)=63.9kg


 2025年1月にプロデビューし、126戦目(68勝21KO49敗8分)を迎えた健太がラストマッチを迎えた。その相手を務める佐々木は9勝(2KO)2敗2分の空手をベースに持つ選手。1R、佐々木はジャブと左右ミドルで距離を支配し、健太のパンチと蹴りは空振りが多い。佐々木は縦ヒジも放つ。


 2R、健太は距離感をつかんできたか右の伸びるストレートが当たり始める。前へ出てパンチを狙う健太に、佐々木は左ミドルを蹴りながら右ストレート、ヒザ。健太の右フックに佐々木も右フック、ヒジを返した。オープンスコアは19-19、20-18×2で佐々木。


 3R、パンチを当てようと前に出る健太だが、佐々木が左ミドルで先制。健太は右ローを蹴り返すが、ならばと佐々木は日zを突き刺す。接近する健太に佐々木はヒジ、ジャブを出しては離れる。その足に追いつくことがなかなか出来ない健太。


 判定は3-0で佐々木の完勝といえる内容に。佐々木は「正直ビビってしまってまだまだだなと思いました。本当にめちゃめちゃ怖かったです。また機会があったらよろしくお願いします。来年、凛太郎選手、僕とお願いします」と勝利者インタビューに答えた。

 試合後には健太の引退セレモニーが行われ、現役に別れを告げた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年11月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント