キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】成尾拓輝が圧倒的攻撃力でインパクト大のKO勝ち、戦闘員1号強し!茂木からダウン奪う圧勝、木村亮彦が劣勢から豪快逆転TKO勝ち、女子スーパーホープの堀田優月が完勝、渡部惺が接戦を制す、SHIORINが激闘で山本“魂武羅”知美に勝つ、日菜太の愛弟子・大渕翼がKO勝ち、女子が熱闘・世愛と鈴木萌が勝利

2025/11/30 12:11

▼第3試合 KNOCK OUT-BLACK女子アトム級 3分3R
〇鈴木 萌(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 ※30-27×3
×KANA(Bombo Freely)


 KANAは43歳で戦績は2勝2敗、3児の母。鈴木は22歳で戦績は2勝1敗、JDファイター。


 1R、サウスポーの鈴木は左ストレートを中心に、左ミドルと左ミドルハイ。KANAも積極的にパンチを打って行く。前に出るKANAに対して、絶妙な距離で左ミドル、左ストレートを当てていく鈴木。KANAをロープに詰めて左右の連打も見舞う。積極的に前へ出ようとするKANAだが、鈴木の左ミドル、左ローをもらって左ストレートを浴びる。


 2Rも鈴木が伸びる左ミドルからの左ストレート。KANAは被弾しながらも右ストレート、右フックで前へ出るが、鈴木の左ストレートをもらって大きく後退。右ボディを打つKANAへ鈴木は前蹴り。鈴木がワンキャッチのヒザから左ストレート。さらに左の連打からワンキャッチのヒザ。それでも前に出て右を打つKANA。


 3R、鼻血を出したKANAにドクターチェック。再開後、鈴木は左ミドルを蹴っての左ストレート、KANAも右ミドルとワンツーで前へ出るが、鈴木はワンキャッチからのヒザ、さらに左ストレートの連打で前へ出る。それをヒザで迎え撃つKANA。鈴木が距離を支配して左ストレート、左ミドル、前蹴り。KANAも最後まで攻めていった。


 判定はジャッジ3者とも30-27のフルマークで鈴木が完勝を収めた。

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