キックボクシング
レポート

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2025/11/30 12:11

▼第6試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R
〇渡部 惺(KNOCK OUT クロスポイント大泉)
判定2-1 ※29-28×2、29-30
×彪羽(チーム小樽コンバット)


 2勝(2KO)1敗の渡部と、6勝(2KO)1敗の彪羽が対戦。彪羽は小樽在住。


 1R、彪羽は左インロー、渡部は足への前蹴りを多用する。両者ともスピードのあるパンチ&ロー。渡部はバックハンドブローを放つ。彪羽はジャブを主軸としたコンパクトなパンチでボクシングテクニックを見せる。渡部は右ロー、足への前蹴り。彪羽はパンチを見せておいての右カーフをヒットさせていく。


 2R、彪羽がワンツー、ジャブから右カーフ。渡部は右ローを蹴っていき、ワンキャッチからのヒザも繰り出す。圧をかけるのは渡部だが、彪羽のジャブと右カーフが多く当たる。渡部がいきなり飛びヒザ蹴りを発射し、彪羽をヒヤリとさせる。ジャブから右フックを打つ彪羽に渡部も右を返す。軽快なフットワークからパンチを回転させ、蹴りにつなぐ彪羽。


 3R、蹴りからパンチ、パンチから蹴りと軽快なリズムで攻撃を出す彪羽。渡部はスウェーでそのパンチをかわしていくが、攻められている印象。よく動く彪羽に渡部はワンキャッチからのヒザ。彪羽のパンチをよく見てかわし、右ストレートを返す。終盤の打ち合いで彪羽が右フックをクリーンヒット。渡部も打ち合いに行くが、ここで彪羽が右ストレートを当てて前へ出る。渡部が最後に放ったバックハンドブローは不発に。


 判定は2-1と割れ、空振りを誘う距離の支配をしていた渡部が勝利を収めた。

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