▼第8試合 KNOCK OUT-UNLIMITED -66.0kg契約 3分3R
〇木村亮彦(KNOCK OUT クロスポイント大泉)
TKO 3R 0分42秒 ※右ストレート
×ヴィニシウス(ブラジル/クボジム/BRAVE GYM)



今大会唯一のUNLIMITEDルールの試合。ヴィニシウスは2勝1敗。木村はUNLIMITEDルールで3勝(2KO)1敗。

1R、右をフルスイングして前へ出るヴィニシウスがワンツーで勢いよく攻めていく。右ローの木村だがヴィニシウスがシングルレッグでテイクダウン、パウンドとヒジを落としていく。ブレイクとなり、木村は右ロー、右ストレート。ヴィニシウスはボディロックからテイクダウン、木村はすぐに立ち上がるがヴィニシウスは首相撲からのヒザ。

さらにニータップからテイクダウンを奪ったヴィニシウスがパウンド連打。ヴィニシウスがバックを奪ってバックマウントになるがこれはブレイク。木村が右ストレート、ヴィニシウスは左右フック。ヴィニシウスは後ろ廻し蹴りを放ち、ダブルレッグに行くが木村はロープを背に防ぐ。疲れが見えてきたヴィニシウスに右フックを見舞う木村だが、ヴィニシウスがダブルレッグでテイクダウン。

2R、木村の強い右ローが決まる。ヴィニシウスの蹴り足をつかんでの右フックも。ヴィニシウスはバックハンドブローを放つ。右ローをどんどん蹴っていく木村にヴィニシウスは左右のフックとヒザで反撃するが、テイクダウンは防がれる。離れると右ローを蹴っていく木村。

ヴィニシウスのヒザがローブローとなり、一時中断。再開すると右ローを蹴って右ヒザを突き刺す木村。右ストレート、左ボディと打撃で攻勢の木村が盛り返した。

3Rも木村が右ローを狙い撃ち、ヴィニシウスは右フック、タックルを合わせにいくが木村は防ぐ。右ローが強烈に決まり、ヴィニシウスが前に出てきたところへ木村が右ストレートを直撃。ヴィニシウスが仰向けに倒れてダウン。木村がパウンドで追撃したところでレフェリーがストップし、木村の逆転TKO勝ちとなった。

木村はマイクを持つと「本当にヴィニシウス、いろいろなところで凄いKOばかりしていて有名な選手だったので、けっこう精神ぎりぎりで。会長と一緒に対策を組んで練習してきました。こういうKO出来たので、来年ベルトに絡める選手になれるようにバチバチ行きたいと思うのでよろしくお願いします」と笑顔で語った。


