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【UFC】ガルシアがオナマを初回TKOで7連勝!「ホロウェイとのBMF王座戦を」、デル・ヴァイエがUFC2連続RNCでMMA10戦無敗に。アコスタがデリアのアイポーク直後に逆転TKO勝ち、ウェルズがゴリンボとの超スクランブルMMA制す、ナシメントがダーデンをアナコンダ葬で4連勝。RTU優勝イ・チャンホがクアンバに判定負け

2025/11/02 08:11

▼ヘビー級 5分3R
〇ワルド・コルテス・アコスタ(ドミニカ共和国)15勝2敗(UFC8勝2敗)
[1R 3分59秒 TKO] ※右フック

×アンテ・デリア(クロアチア)26勝7敗(UFC1勝1敗)※PFL 2022 ヘビー級王者

 1R、ともにオーソドックス構え。237.5ポンド(107.73kg)に絞ったデリアは鋭い左フックを見せる。263ポンド(119.30kg)で計量し、上で組むアコスタ。デリアは突き放し、速いジャブでケージに詰めると組むアコスタに体を入れ替え、左フック。

 ケージ背に右手でパーリングするアコスタだが、左手を広げて打ったデリアに、目を押さえてアイポークだと表すアコスタ。しかし、デリアは左右の6連打。レフェリーが間に入り、試合を止める。

 TKOと勘違いのデリアはセコンドと歓喜も、スローモーションでのプレイバック確認でアイポークと判断。

 アコスタに続行を確認し、試合再開。右ローのアコスタ。互いにジャブの刺し合い。デリアは左ジャブで入るもそれを頭に受けながらアコスタが右オーバーハンド! これをもらったデリアが後方に倒れ、パウンドにレフェリーが間に入った。

 TKO勝ち直後に、アコスタは左目を押さえて歓喜した。

 試合後、「20回も殴ってる。レフェリーが『ストップ』と言っているのに殴り続けるんだ。俺を突いて目を潰そうとした。でも俺は続けることに決めた。だって目を閉じて戦える気がしたから。いや、視力は20パーセントくらいだけど、どうでもいいんだ、クソッ。ああ、俺は怒ってる。ドミニカ人だ。この血が俺をそうさせるってな。生まれながらにしてこうなる運命だ。毎回必ず後からパンチが来るんだ。俺を追い詰めた奴ら全員を、ああいう風にぶっ潰すんだ。

 最後の5試合は興奮していたよ。身体に負担をかけすぎた。パブロヴィッチ戦は自分にプレッシャーをかけすぎた。あの野郎が俺の勝利を台無しにし、試合をめちゃくちゃにしたんだ。俺は戻りたい。戦わなきゃ、壁をぶち破ってあのクソ野郎もぶっ潰すんだ。トム・アスピナル、次はお前だ」とアスピナルを指名した。

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