ムエタイ
レポート

【スックワンキントーン】カミシロがセーンアティットからダウンを奪い新王者に、バンタム級王者・星拓海がローマを圧倒TKO勝ち、ピラポンのヒジ凶弾で健太TKO負け、須藤誇太朗が判定勝ち、岩城悠介がヒジでTKO勝ち、赤土兄弟が揃って勝利

2025/10/13 17:10

▼第10試合 64.5kg契約 3分3R
×健太(E.S.G/元スックワンキントーン認定スーパーライト級王者)
TKO 3R 0分01秒 ※セコンドからのタオル投入
〇ピラポン・ギャットガムポン(タイ)


 健太は124戦ものキャリアを持つ大ベテランで、2008年と2014年にNJKFウェルター級王座、2010年に同スーパーウェルター級王座、2011年にKrushスーパー・ウェルター級王座、2014年と2016年にWBCムエタイ日本統一ウェルター級王座、2024年にスックワンキントーン認定スーパーライト級王座を獲得。同王座は2025年4月の初防衛戦でセーンアティットに敗れ失った。戦績は68勝48敗8分の38歳。


 2025年6月のNJKFで吉田凜汰朗とオープンフィンガーグローブマッチで引き分け、試合後マイクで「今までありがとうございました。もう僕はトップを目指せません。そしてもう目指してもいません。ですが、年齢に抗って今日みたいに若い選手と戦うのも面白いなと思って今日まで頑張ってきました。でも、もうそろそろ頃合いなのかもしれません。この試合が最後か分からないですけれど、この試合を引退試合にするのか年内引退なのか分かりませんが、今までありがとうございました」と話していたが、現役を続行するようだ。


 1R、健太は右インロー、ピラポンは左ミドルを蹴り合う中、健太がパンチを繰り出すとピラポンは明らかな左ヒジ狙い。健太のボディストレートに左ヒジを合わせ、危ない場面も。


 2R、健太が手数を増やしてパンチで攻め込んでいく。左ミドルを蹴られても構わず前へ出て細かいパンチの連打。健太のパンチが捉える場面もあるが、ピラポンは淡々と左ミドルを蹴る。しかし、ラウンド終了間際にピラポンの左ヒジがヒット。ゴング後に健太の右目付近から血が流れた。


 3R開始と同時に健太のセコンドからタオルが投入され、ピラポンのTKO勝ちとなった。

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