ムエタイ
レポート

【スックワンキントーン】カミシロがセーンアティットからダウンを奪い新王者に、バンタム級王者・星拓海がローマを圧倒TKO勝ち、ピラポンのヒジ凶弾で健太TKO負け、須藤誇太朗が判定勝ち、岩城悠介がヒジでTKO勝ち、赤土兄弟が揃って勝利

2025/10/13 17:10

▼セミファイナル(第11試合)スックワンキントーン認定バンタム級タイトルマッチ 3分5R
〇星 拓海(IDEAL GYM/王者)
TKO 2R 2分10秒 ※右ローキック
×ローマ・ルークスワン(タイ/挑戦者)
※星が初防衛に成功。


 WBCムエタイ日本統一バンタム級王者である星は、2022年3月にプロデビュー。RISEとスックワンキントーンを主戦場とし、2022年12月のRISEでは笠原直希に勝利。2024年11月に桂英慈を判定で破り王座に就いた。2025年2月にはRISEで上村雄音に判定勝ちで、戦績を7勝(1KO)2敗1分としている。


 1R、星は右の蹴りを上中下と蹴り分け、ローマは左ミドル中心。星の右ローが奥足に何度も決まり、早くも反応を見せるローマ。星は顔面への蹴り、パンチから右ローを蹴っていく。


 2R、ローマはローを蹴られまいとどんどん前へ出て左ミドルを蹴る。これに下がる星だがしっかりと攻撃を返し、右の三日月蹴りを放つとローマは明らかなダメージを負って大きく下がる。


 そこからは星の独壇場。ボディとローを交互に攻めて、顔面にもパンチを見舞う。ローマは思い切りヒジを振って逆転を狙うが空振り。最後は星の右ローが決まり、ローマが崩れたところでレフェリーがダウンを宣告し、そのまま試合終了となった。


 星はマイクを持つと「この試合のために最強のきついミットを乗り越えてきて良かったです。まだまだこんなもんじゃないのでもっともっと強くなって皆さんの前で試合をしたいと思います」と語った。

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